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ナウマンとフォッサマグナ

 何気なく本屋の前を歩いていたら山積みのブルーバックスが目を引いた。「フォッサマグナ」。ちょっとのつもりで立ち読みしたら止められなくなった。

フォッサマグナ

 ナウマンゾウを発見したドイツの地質学者ナウマンが、150年ほど前に来日し、東京から軽井沢、野辺山、韮崎、甲府を回って東京に帰る地質調査をし、世界に二つと無い地形に驚いたというのだ。

 そのあたりは頻繁に車で通っていたところであったが、風景の特殊性など気づきもしなかった。立ち読みを止めてレジに向かった。

 家に帰り一気に読み終えたが、地質への興味が一気に高まり、本屋へ行くとこんなものを買ったり、



 
 道を歩いているとこんなものを拾ったりすることになった。



 車で移動しているときは馴染みの風景を全く違う視点から見るようになった。これは伊豆半島がぶつかってきたときにできたシワが雨で侵食された地形に違いないなどとつぶやく。

 それにしても日本列島の地質学的特殊性には今更ながら驚かされる。地震の巣窟であることに納得したのである。
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