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寄り合い酒

 寄り合い酒という落語がある。久しぶりに集まった男どもが、色々食べ物を持ち寄って酒を飲もうと言う話である。落語に出てくる男たちは能天気と決まっているが、これが半端ではない。

 その中に子供をだまくらかして、鰹節を持ってきたのがいた。鰹節を削って湯の中に放り込みダシをとるのであるが、悲しいかな男の料理、酒の肴として並んだのはダシがら。ダシはどうしたかってーと、捨てるのはもったいないので、手をあらって、足を洗って最後にはふんどしを洗った、と言う話である。

 こんな落語みたいな話が実際に起ころうとしていて、対策に頭を痛めているのである。

 去年、不作とはいえ庭の梅の木に実が沢山なった。ご近所に差し上げたりしたが、残りを梅干にしたり梅酒にした。実際、梅酒は麦焼酎を買ってきて一升瓶を3本も漬けてしまったのである。

 最近やっと飲み頃になり、しわしわになった梅を引き上げ、自家製梅酒の完成である。黄金色の液体をグラスにとり、氷をいれ、水で割って飲むと酔いが一気に回る。そう、自慢じゃないが酒はからっきし弱いのである。

 ところが冷蔵庫に入れてあった、しわしわの梅漬けは一週間もかからずに完売した。家族にも評判が良く、自分で食べても甘くて非常においしいのである。今年は梅酒というよりも梅漬けを沢山作ろうかと考えている。

 そこで問題は漬ける為の容器、このままでは6月までに空になる可能はゼロなのである。だれか梅酒を引き取ってくれる人はいませんかねえ。そのときは大きなビンを持ってきてくださいね。梅酒か梅漬けか、それが問題である。


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