くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

深夜の狂態

2009年11月08日 | Weblog
■目が覚めて驚いた。もう深夜の2時を過ぎている。9時のサルサパーティに出かける前にちょっと一休みのつもりが、、、。疲れているのか、まだ時々咳がでるので本調子じゃあないのだろう。もうパーティーはとっくに終わっている、、、。

がっかりしたが、すこし腹が減ったので何か食べてビデオでも見るか、と冷蔵庫を開くとガランとしている。ふっとホットケーキが作りたくなった。ホットケーキミックスはない。薄力粉で作れないかな?ベーキングパウダーなくてもなんとかなるだろう。吉村センセならそのへんの何かで間に合わせるだろうなぁ。そうだネットで調べながらやってみよう。

まさのり先生のサルサCDセレクションをかけながら台所でステップを踏み始める。この中にセリーヌディオンのパワーオブラブが入っているのにはびっくりした。NYのYMCAでリラクゼーションに使っていた曲だ。それからディオンのパワーに圧倒されて、、。彼女のスペイン語バージョンも聞いたことがあるが、このラテン歌手のサルサバージョンもいい。だんだん踊りが激しくなる。

砂糖を忘れた。ベーキングパウダーなしでも蜂蜜かけてなんとか食べれる。ベーキングパウダーのかわりに掃除用の重曹で間に合わせられないか?どうも工業用では炭酸ガスがうまく出ないらしく、あまりものは入浴剤ぐらいにするのがいいらしい。どうしてケーキにこういうもの使うんだろう?パンの酵母も同じだ。そういえばパンは作れないかな?

パンもケーキも同じで中に小さい空洞をたくさん作って膨らませることで食感を創っていくんだ。炭酸ガスを発生して小さい空洞を作る方法に化学的に重曹(炭酸水素ナトリウム)を使ったり微生物の発酵を使ったりする方法がある。パンの作り方も調べてみた。酵母菌ってすごいな!誰が見つけたんだろう?

狭いキッチンのスペースをすべるように回転して速いリズムに足を合わせていくのは相当練習しているのでうまくいく。段々乗ってきたぞ!ちょっとバンディラを叩きながら、、ウオッ、ウオッ、、、。

なんと酵母菌を最初に培養したのはかのパスツール先生だ。現代医学の最大の功労者だと個人的には思っている。発酵と言うのは呼吸のことだそうだ。呼吸は酸素を取り入れ炭酸ガスを排出する生物の活動だが、この無酸素状態での呼吸が発酵で微生物の活動エネルギーを創り出すのだ。。。。深い!

あっという間に朝になってしまった。シャワーで汗をながして、一眠りしようか。
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ウオール街のモンスター

2009年11月04日 | Weblog
■テレビ番組のNHKスペシャル「マネー資本主義」を興味深く見た。9.11の後僕が帰国して数年の間の事だと知って以外だった。サブプライムローン問題って結構最近のことなんだ。

サブタイトル「マンハッタン計画」はロスアラモスでの原爆開発コードネームとウオール街の金融バブルをつなぐうまいネーミングだ。ベトナムが終わり冷戦がなくなって職を失った数学者がNYの金融界で仕事を求めていく時代背景を描いている。

僕がシティカレッジに出かけて取ったクラスでやっていたのがブラックショールズ式の証明。発表されたのが1973年。ブラックの死後ショールズはノーベル賞受賞。僕のクラスではテキストのページ数よりノートの方が多かった。結局解らなかったが、、、。

でも、デリバティブのリスクを沈殿させて分割するとか説明されるサブプライムローン膨張の筋書きを根拠付ける理論と言うやつはどうも僕の知らない数学理論のようだ。企業破綻の確立統計はあるが個人破産の有効データは少なすぎて理論上成立しないにもかかわらず、大衆の欲望が暴走してしまった、というような事らしい。よくある話だ。あたかもありそうな話はまるで真実であるかのように大衆は作ってしまうようだ。たとえば、、うがいは風邪の予防に効果があるという話(これは日本だけで正しいと信じられている全くの誤りであることは先日知ったばかりだ)。

世の中はそんなものかもしれない。思いがけない真実は結局大衆によってどうでもいいようなものに作り変えられてしまう、、、。

掛け金をどんどん倍にしていくというとんでもない戦略がばくちの世界では一番勝率が高いというマルチンゲール理論は同時に不幸の連鎖もまたしかりで損の確率も最大であることを示している。それは投機の手法であって投資はそうじゃあないんだ、というのが大衆の声。そんな投機をしかけるなんて悪い人たち、、、みたいな流れになってしまう。

投機というのは社会のいろいろな局面で安定を維持する重要な機能を果たしており、前例のない未知の世界にランダムな現象は不可避。そのための理論が投資に応用されたがために理論自体が否定されるような事態に陥っている。なにか原爆禁止と原子力平和利用と似たような問題だ。

バブル崩壊で居場所を失くした技術者が未曾有の災害を保障するための保険の世界(まさにここがランダムな世界で従来の統計理論の入り込めない聖域だ)に入ったり、一転して「投資」と縁のない世界で生き方を模索している最後は印象的だった。

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太鼓練習

2009年11月03日 | Weblog
■昨日は出勤したがまだ咳や鼻水が心配でマスクをしていた。労働統計の結果は土曜の日経、朝日、毎日、福井、日刊福井の各紙に掲載され福井の失業率が全国平均よりよかったといって県は喜んでると聞かされた。回収率もいいという。そうだろうぜ!
苦労してるんだから、、。

最近ようやくこの調査スケジュールの詳細を含めて先の見通しが読めるようになってきたが、我がパートナー氏はまだ抽出方法が覚えられないようだ。いつになったら任せられるようになるか?、、、、。

急に寒くなり、家でゆっくりといえば最近はバンデイロの練習、、。といってもきちんとした方法などわからないから、ただ闇雲にタタいてみる。ネットで調べるのが一番。いくつかUTubeからダウンロードしたデモビデオを見ながら、、、。

おれのはすこしでかいな。10インチよりもっと大きい。リムに普通5つ見えるジングルが8つもあり、めちゃ重い。左手で持つとすぐ疲れるので右手に持ち替え左手の練習。これはきっと脳の活動維持に効果があるぞ。

佐々木先生に来週月曜にビストロ後藤でなんやらあると聞いたので楽しみ。少しはリズムくらい叩けるようになりたいもんだ。

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サルサラバーズ

2009年11月01日 | Weblog
■先週のサルサタイムには病をおして出て行ってしまった、というよりもう風邪は治ったと思ったから、、。その日はほんとにゆっくりしてたのだが熱もないのにいつまでもゆるゆるでは退屈だ。

その日は相手になってくれる女子がいない。やむなく「散髪屋さん」とペアの女役。するとサルサカリエンテの一団が登場、異様な雰囲気に包まれる。この人たち考え方によると皆変だ。

Sちゃんは普通の男では燃えないタイプで自分ではSでなくMだと言うが、、大きな娘がいるくせに妻子あるアフリカ人との恋を楽しんでいる。金髪のYさんも駅前を歩けば不良女子高生として必ず補導されそうないでたちだが、県内外を飛び回っておいしいパンの販売をしている自営業者とは思えない。

彼女たちは自分たちをラティーノと信じて疑わず、その日も僕が始めて会うペルワーノ(ペルーの男)となんかうさんくさい男女1組をつれてきた。他に、踊りはベテランのIさんが黒シャツで決めて来ていて、いつになく酔っ払って軽快に踊っている。警察官だとは誰も思わないだろう。どこのパーティーでも大抵の女の子から嫌がられ、問題にされるMさんは来ていない。しかし、ちょっとKYで何をして生活をしているかわからない彼も実はまじめな勉強家なのだ。

かくいうこの僕もこのメンバーの1人だが、、、。くだんのあやしい女性はカリエンテ3姉妹の下の妹だと名乗った。Sちゃん、Yさんの他にまだいたって、、知らんかった。僕は去年からはじめたばかりだから、、、。

サルサラボオーナーのヒロさんが自分の船で釣ってきた魚料理がはじまった。サルサタイムなのに、、、。Sちゃんが刺身におろし、他は煮魚に、、、。ワイン飲んでるかーっ!

サルサ同好者の中でも、いつでもお勉強会みたいなジャパニーズサルサに反旗を翻すこのサルサカリエンテ、貴重な存在です。
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