くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

なんでそんなこと、、

2009年11月23日 | Weblog
■大阪入管研究会の研修に出たというO女史に電話して聞いてみた。入管法が変わり申請書式も新しくなったがこちらは仕事がないから、、。そのうち僕の懲戒処分の話になり「なんでそんなことしたの?」と例のように聞かれた。皆が皆同じ聞き方をするが、条件反射でいらっとしてまともに説明する気力が失せてしまう。説明すれば30分1時間になってしまい、それでも理解されないこともある。質問はその理由や過程を聞いているのではなく、行政書士の倫理面から非難する意向が感じられる。

まあ、そういう非難を甘んじるという妥協を受け入れて自分で幕を引く決心をしたのだからやむを得ないのだが、近い人からもなかなかわかってもらえないのはつらい。誰だって兄弟から頼まれれば仕事抜きで助けるだろうし、税務署から納税協力を頼まれれば従うだろう。それが親友におきたので助けたつもりがとんでもない勘違いで兄弟げんかのとばっちりを受けてしまっただけのことだ。相手弁護士や県はすぐに理解したが、相手が振り上げた手をおろさない限りこうなることは必然で止める方法がないと知って愕然としたものだ。弁護士の誤解で間違いを信じ込みその指示ではじめた請求を相手本人が嘘と認めて翻すはずがない。

結局、依頼者、相手方、弁護士全員の裏切り、嘘、勘違いの結果が全て僕に集まった。もし、僕が行政書士でないなら全く何の問題もないが、仕事を離れた親切でも資格者だということで至った処分。税理士法違反といっても税務署の要望に答えようとし、非税理士の関与と勘ぐられないように注意した結果がこれだ。全く起こるはずのない事がおこり、考えられない展開の結果だった。

同じことがあれば僕はまた同じことをするはず。しかし、行政書士会の理事会では自分の不注意で法令違反をしましたと頭をさげてこの問題を終わりにすることにした。他人から倫理感の希薄な行政書士だと思われるのはいやなのだが、それだけのためにどれだけ続くかわからない行政訴訟をはじめるほど意固地にはなりたくない。

相談にのってくれたI先生、M先生にも言われた。他人にどう思われようといい
じゃあないか、それよりこの一件、もしちょっとでも間違ったらそれこそ大変だったよ、これ以上の結果は望めないよ、と。訴訟専門家としての意見だ。

納得はしていても「どうしてそんなことしたの?」ときかれるたびに、いらっと来る。どう答えたらいいものか?

最近、行政書士の仕事に対するモチベーションがかなり低下している。






コメント
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