くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

ミラクルボディ

2008年05月05日 | Weblog
■NHKのこの番組はハイテクの目でみたアスリートの分析で面白い。昨晩のテーマは「JUDO」だ。日本のお家芸である1本をとる「柔道」ではないヨーロッパ「JUDO」の強さの秘密を探るもの。

この前気になってブログした全日本柔道選手権の実態が出ていて引き込まれてしまった。優勝した石井はあの顔のわりにはシャープな柔道哲学があって感心した。一本をとる柔道に徹した井上の凋落と若いフランスのなんとかというヨーロッパ柔道家の活躍を対比して、やっぱり日本の柔道はあかんかった、という内容だ。

日本の柔道家がオリンピックの金より全日本の優勝のほうに燃えるということ自体、柔道とJUDOが違うスポーツになってしまったからだろう。「柔道家」という言葉は僕の昔にはなかった。井上時代に1本とる柔道ということで使い始めたのじゃあないだろうか。K1ができたり武術家がでてきたりで一種のブームだったんだな。

JUDOには相手との「間合い」がないという分析は興味深い。各国の伝統武術が柔道に取り込まれて日本武術固有のノウハウでは全く対応できなくなったのだ。つまり「柔道」がどんどん進化しているという点ですばらしいことではないか。これこそ加納治五郎の精神に一致するものだ。

三十六計逃げるにしかずという孫子の言葉にもあるように武術は勝ちにこだわることもないが、オリンピックは勝ちにこだわるのだから仕方ないかな。石井みたいな選手が出てくることはまだ日本柔道がんばっているぞ!という気持ちになれる。この番組はちょっとそんなアプローチが見える。

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1 コメント

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羞!恥!心! (金太郎)
2008-05-07 09:17:34
まさか家のエレベーターでフ ェ ラされるなんて思ってなかったよ。。ww
「ここでフ ェ ラさせてくれたらもっと報 酬あげるよ♪」
って言葉に負けましたwww
途中で扉が開いた時は焦ったけど、おかげでもっとオッキしたwww
http://b-key.net/fesarinko/6Spfzhmb
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