くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

再度ウズベキスタン -8-

2016年03月28日 | Weblog

■3/28
朝はゆっくり旅の整理(この記録をつけること)をしてバザールへカザフのクッキーを買いに行く。チェックアウトしてから今晩6時に空港行きのタクシー手配してもらってそれまで荷物を預けて出かけることにした。

まずTVタワーに向かった。途中メトロの中からどうも下の様子がおかしい、少し下痢ぎみなのかなと感じ始めていた。特に旅先で様子が悪くなることは今までなかったが、そういう話はよく聞くから、、、。タワーについて入場券を買おうとすると15ドルだという。宿泊費以上じゃあないか、これじゃあスムでとっても払えないやと思い、受付のにいちゃんの悔しそうな顔を尻目にTV塔を後にして日本センターに向かった。TV塔の目鼻の先にあるのだが最初だからよくわからず、ほとんど警官に聞きまくってようやくたどり着く。

   どでかいビジネスセンターの 6階にあり、ホテルのように立派なレセプションがある。入るなりトイレの場所を聞いて飛び込む。もうギリギリの瞬間に間に合った。特におかしなものは何も食べてないんだがもう水みたいになって使い捨てのパンツが汚れていた。とにかくこれでスッキリしてもう大丈夫。使い捨てパンツは常備しておくべきだなと思った。

日本センターには日本語教育に関する書籍、文献、ビデオなど全部揃っていて、日本文化を紹介する最適な環境にある。ちょうどこちらにご夫婦で滞在して日本語教育にあたっているという女性の方に詳しい話をお聞きする機会があった。

ウズベクの人は非常に親日的であるが日本に来ることは簡単ではない。ここで教育を受けている人は高所得の家庭の子女で日本語は趣味でやっているのが実態のようだ。彼女はベトナムでも教えていてベトナム学生は発言に壁があることを指摘していた。ウズベクは日本語の助詞と似た使い方があるので上達も早く、こちらの学生は大変にレベルが高いと言っていた。

ホテルでは6時にタクシーを呼んでくれているので、それまでゆっくり戻ればいい。もう最後だからミラバド通りの戸外の席で食べてみたかった。イスラム社会なのに、ここにはなぜかBARがあり、客が入っているタバコはブカブカ吸うし灰皿はどこにもある。これが田舎に行くともっとすごくてブハラでは豚肉が普通にかえる とか、、。 今日は時間が早いこともあって戸外の席は客もいなくて風が強かったがビールとラグマンを注文した。700円ぐらいだがうまい。今回自分でうまそうなものを注文して食べたのは始めてかな。もっとプロフなども食べてみたかった。ホテルに戻る。

このホテルは大変気にいっている。いろいろな出会いがあり、マヘンドラのような旅の達人に会ったりして情報交換できるのがうれしい。中庭でゆったりしてお茶を飲んでいるとBGMに矢沢永吉の「トワイライトにひとり」がかかっている。ABAのマンマミーアに続いて流れたA Quit Conversation という曲がここ風で気に入ったのでダウンロードすることにした。

時間になってタクシー来たのでホテルのスタッフに別れを告げ出発。駅までメーターで8000スムぐらいだった。搭乗手続きではイミグレーションにたどり着くまで3回くらいセキュリティーを通される。税関申告書は出国の際も書かされる。中には日本人と見るとひどく愛想のいい係官がいたりする。日本のツアー客も同じ便のはずなのにゲートにいないし機内にもいないと思ったら遅れて便を待たしてしまったらしい。成田に着いた時にようやく機内でであえた。

■3/29

妹のいる佐倉の家でゆっくりして夜、東京駅の鍛冶橋駐車場に出て夜行バスを待つ。待合所はスマホ等の充電用電源が備わっているのがいい。いつもどの席も混んでいるが僕は複数コンセント用タップを持ち歩いているので頼んで一緒に使わせてもらっている。11時15分発の中日本エクスプレスで福井へ帰る。4400円。今回は2日間のフェルガナで200ドル使っただけでずっとタシケントにいて一週間安宿で過ごしたのでとても安くついた。総額150000円以内で収まったと思う。その割には充実した出会いがあって楽しめた。騙されたり、ものを取られたり、、もなかった。めでたしめでたし、、。

おわり、、、。



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