くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

歯医者から帰って試食

2018年11月19日 | Weblog

■階下のレストランのメインの料理はアヒルの照り焼きだ。店舗の奥のほうに日本式に靴を脱いで上がってあぐらをかいて座れるようにひざの高さまで床を高くしてある。畳こそないがちゃぶ台のような机を囲んで車座になって男たちが飲み食いできるスペースになっている。夕方歯の治療を終えて帰ったのは6時前なのでまだ他の客はだれもいなかったが守衛のタウが家主のおばさんといっしょになって是非何か食べてみろという。

ブンのスープを食べた。名前は分からないが日本のラーメンのようなものだ。麺が材料によって3種類ある。ブンとミィエンとフォーだ。フォーはフォーガ—(鶏)フォーボー(牛)が定番で誰でも知っているがブンはこうしても食べるのかと思った。ブンは日本のソーメンみたいだから僕は自前で麺つゆとわさび醤油でソーメン風にして食べていたこともあるが、ニョーの店のメインだったブン・ダオは正直好きじゃなかった。これは茹でたブンを揚げた豆腐(ダオ)と肉野菜を一緒に食べるのだが、ようやく慣れたトックマム(エビの魚醤でヌックマムより濃厚)よりあのスライスした肉が嫌いだ。あの肉きっと内臓だと思う。トックマムと茹でたブンとの組み合わせもぼくにはかなり微妙。ブンダオはハノイだけのようだ。あのニャチャンのホアンも嫌いだといっていたのを思い出す。でもブンチャーはもちろん大好き。同じラーメン風でもブンチャーとこれはずいぶん違う。

ミィエン(これこそ「麺」に由来する言葉だ)は昨晩たべたが面が透明のやつだ。具の肉野菜が店特有の具材、つまりここではアヒル(ビット)ということになるらしい。味もまあまあいける。

日本の麺といえばラーメン、うどん、そば、ソーメン、、だがここではフォー、ミィエン、ブン、、ということになるらしい。あの世界に誇る日本の即席ラーメンもベトナムではぱっとしない。しかしベトナム製の即席ラーメンというのはすごい消費量なのだ。ベトナム人はなぜ日本のラーメンが口にあわないか?きっと醤油文化の塩味がベトナム人嫌いだからだと思う。僕がベトナム料理に慣れた原因はスープの味。唐辛子と酢とライム(チャイン)ニンニク、ショウガ、、、これは旨いなと思うようになったからだ。基本は酸味だ。逆に塩味中心の世界に誇る日本食こそ異端児。日本食は旨いから食べているのは日本人だけ。珍しいから食べているんだと思う。

でもここの店のチヤウ(おじや)は塩味がきいていて旨い。

今日は、エクスプレスのベトナム語教科書を読み返し、桜クリニックで歯の治療をした。土曜のクラス会出席予定は6名かな?

 

 

 

 

 

 

 

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