くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

つきあい

2018年11月10日 | Weblog

■僕のミニマンションの反対側はSOSという孤児施設で世界的な活動をしているようだが詳細は知らない。いつものように夕食後マンション前の屋台でチャンリャオを飲みながらボーとしているとSOSで働いている兄ちゃんが飲み会してるから来いという。普段は必ず数人の客がいるがニョーが入院後客数は減り、営業してないので、今日はここに僕と守衛のタン以外だれもいないので兄ちゃんに飲んでいるチャンリャオをひったくられ仕方なくついていった。

この施設に入るのは初めてだがとてもきれいなところだ。広い中庭の木々は手入れが行き届いていてテニスコートもある。2階の部屋のベランダに2人の男がテーブルを出して飲み食いしている。椅子を持ってきてくれて少し話しかけられて適当に答えるが聞き取りができないので話題にはついていけない。ただ、どんどんすすめてくるペットボトルの強い地酒を飲んでつまみの鳥の皮やら、骨やらをしゃぶる。ちっともうまくないのだが油揚げの煮付け風なのがあった。ああーわさびじょうゆで食いたい、、。発音もダオフで豆腐に近い、ブンダオのダオはこの豆腐のことだ。脇に携帯をおいてネットで民謡を流している。ベトナムではハットクアンホーのような民族衣装を着た祭りの歌のような伝統的民謡の流れを汲む演歌のようなものを年配の男女は好きなようだ。韓国民謡や日本の民謡にもつながるメロディだ。ベトナム人は日本のロマン演歌のような曲風がすきなようだ。

確かにこういう環境だと生のベトナム語の勉強になると言えばそれまでだが、こちらでどんどん話を引っ張らない限りなにもわからない。ずいぶん慣れたので、まるで十数年来の付き合いのように一緒に飲み食いしてニコニコしているが、話は全然わからないのだ。日本だと飲め飲めとやたらにからむ風が多いが、こちらは飲め飲めといってもこちらがあまり飲んでないと少ししか注がなかったりする気遣いがあるようでだらしなく酔って絡むようなことは全然ない。いつまでこれが続くのかわからないが適当に切り上げることにして別れを告げて帰ったがここの地酒焼酎のショットはきつくて、、いつの間にか寝込んでいた。

 

 

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