くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

熊谷姓のことII

2007年09月07日 | Weblog
■早速友人Uより反応あり、彼も姓の由来を調べる自分探しの旅にでたとか、、。

死んだ親父が相当な歳になって当時はやった祖先探しをやってみようかと言っていたことがあったことを思い出した。他人の相続関係調査が専門の仕事だった割には自分のことは調べていなかったようだ。他の友人も似たようなことを調べているところを見ると、それなりの年齢になり子供のことも手が離れると自分探しをしたくなるのかもしれない。

康心という名は他にないと思う。祖父は哲心、親父は令心、叔父は誠心、2人の従兄弟が堅心、純心ということになるともうわがファミリーの専売特許と思ったが、熊谷次郎直実の20代目を名乗った熊谷直心というのがいるらしい。鳩居堂の創業者でいまの東京鳩居堂は地価日本一で有名らしい。

もしかすると我が祖先の一人は次郎直実にちなんで、と名前をパクったのかもしれない。

子供の頃はなんでこんな変な名前と親を呪ったものだが、だんだん個性的な名前に親しみを感じてきた。日本人の名前は必ず母音で終わるのだが、子音で終わるコーシンと言う名前はなにかシーク教徒みたいでもある。

NYのアフリカ人の友人によると、僕の名前はアフリカ人の名前だそうだ。彼はケニアのキクユ族だがクマガイとかアサガイというのは典型的なキクユの名前だそうだ。国際的にはコーシンという名は少なくない。なぜ僕がアフリカ人とすぐ仲良くなれるのかというなぞが解けた。

特にキリスト教文化では名前は重要である。アダムは神がつけた名だがイブはアダムが名づけたのだ。誰が名前をつけるかは支配関係を決める手順なのかもしれない。名前の発音や綴りを間違うことは大変危険なことだと知った。アメリカではクマギと発音されることが多いことも知った。名前をめぐる薀蓄を語るとキリがないのでもうやめよう。
コメント
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