ジャムの瓶を買うことにした。さっそく「ジャム瓶」でネット検索するとすぐに出てきた。最初に出てきた「お店」を見る。いろいろな瓶がある。どれを買うか迷うのだが特価品にした。自家用だからこれで十分だ。今回は2ダースだ。たったのそれだけ? これだけあれば当分は使える。注文したのは、丸瓶。容量:250ml(満量)、 直径:69mm、高さ:93mm。手ごろな大きさである。
ジャムの瓶はずっと前のことだが、浅草のかっぱ橋で4ダースぐらい買った。いつのまにか人様に上げたりしてほとんど残っていない。いまはあり合わせの空き瓶を使っている。だから大きさはまちまちだ。フタに海苔やふりかけの文字が印刷された瓶もある。自家用なら外見はまったく問題にしない。
作るジャムの量は気分しだいだ。作っている最中に大小の瓶を取り出す。この量だとたぶんこれぐらいの瓶があればいいだろうと。ジャムを瓶詰めすると、用意した大小の瓶にぴたりとおさまる。経験をつむというのはたいしたものである。われながら感心してしまう。
宅配便で送られてきたジャム瓶を見て、かみさんはあいかわらずいい顔をしない。保存のためにまた冷凍庫が占領されて迷惑このうえないといった顔である。
その気持ちはわかる。それだからこそ大きさをそろえることで、きちんと冷凍庫に収納できるようにという思いで買ったのに、どうも私の気持ちが伝わらない。そんなもんだよ。ひとりごちるほかないのである。
季節が巡ってくると以下のようなジャムを作る。毎年作るから定番になりつつある。これらに加えて新しいジャムに挑戦するのは楽しい。こんご作りたいジャムはプルーンと洋梨だ。プルーンは季節外れだから、いまなら洋梨か。そうなると洋梨ジャムが新しい瓶に詰められる筆頭候補になる。野菜・果物の売り場も見て洋梨を買ってこよう。