30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

朝摘みブルーベリーでジャムづくり

2011-09-14 | ジャム

きのう13日は、早起きしてブルーベリーを摘んできて、ジャムを作った。ジャムづくりは好きである。最近はジャムといわないで、コンフィチュールなんていう。なんのことかわからなかった。フランス語でジャムのことなんだそうな。

近くに「イイダベリーズファーム」がある。6月下旬に摘みに行ったことがあり、そのことは以前に書いた。ジャム用の摘み取りは8月に入ってからと聞いていたので楽しみにしていたが、時機を逸してしまいもう駄目かなの思いながら電話したところ、まだ摘み取りができるという。いそいで駆けつけた。

ブルーベリーはそろそろおしまいになる。これから行くなら前もって電話で尋ねたほうがいい。あけぼの山公園や布施弁天のすぐ近くだ。
「イイダベリーズファーム」 電話=04-7131-7302 場所=千葉県柏市布施下256

朝7時に現地に行く。客の夫婦2人がすでに待っていた。 そこに園主がやってきた。稲の刈り入れで忙しいときなので、こちらが恐縮する。

園内に入ると、6月と違ってこの時期になると一部の木にしか実がなっていない。ほかはすでに収穫を終えたようだ。
 

摘みながら味見をする。ウマイ!
ジャムにしてしまうのがもったいないくらい、ウマイ!

ジャム用だから、ナマ食にするのと違い、一粒一粒を選んで摘むことはなく、大ざっぱにどんどん摘んで行く。園主によると、ブルーベリーは甘いので、ジャムにするなら未熟の赤い実を2割ぐらい入れたほうがいいという。赤い実をためしに口に入れるとたしかに渋い。しかし、どうしても熟した真っ黒い実に手がいってしまう。

写真の手に持っている箱に8分ぐらい入れると1キロになる。けっこうあるもんだ。しかしジャムにするには少ないと思い2キロ買うことにした。

前回もそうだったが、摘むこと自体が楽しい。あっという間に1キロを摘んでしまったが、もう少し摘み取り自体を楽しんでもよかったかなと思う。

私は箱いっぱいに摘んでしまい計量したら1キロを200グラムぐらいオーバーしていた。おまけしてくれた。もう1キロは園主が摘んでくれた。

ジャムづくりに取りかかる前に材料を用意しておこう。

1、ブルーベリー=2キロ(実際は2.2キロだが、200グラムは冷やしてナマで食べた。やはりウマイ!)
2、レモン=2個。ブルーベリーは甘い。そのため、これは好みだからなんとも言えないのだが、かみさんのアドバイスでレモン多く入れることにした。
3、砂糖=グラニュー糖。たまたまあったものを使った。砂糖にはこだわらないが普段は三温糖を使っている。砂糖を入れなくともそうとう甘い。控えめにして結局は3.5割、700グラムを入れた。
4、ペクチン
5、瓶=熱湯消毒したもの

朝食後、すぐにジャムづくりに取り掛かる。
まずは水洗い。傷んだものやゴミや取り出す。


火にかける。



しばらくすると果汁が出てきた。強火で煮詰める。ブルーベリージャムは強火にしないととろみが出てこないとネットで読んだ。素直にそれに従った。
しかし果汁が多すぎるのかなかなかとろみが出てこない。ここまで火にかけてから30分以上が過ぎている。
砂糖を投入。
ふと、アクがあまり出てこないことに気がついた。とれたてのフレッシュだからだろうか。



なんとも煮詰まるまでに時間がかかるようだ。そこでペクチンを入れた。ペクチンの量は多めに入れた。どのくらい入れるかはジャムづくりの経験で身につけるしかない。

それでも「とろみがでてこないなあ」とつぶやきながら根気強くやっていると、突然、木べらの感触が違ってきた。とろみが出てきた。すぐに火を止めた。このタイミングも経験でしかわかないことなのだが、これ以上火にかけてはだめだという、神様のお告げがあったようだ。

熱々のジャムを熱湯消毒した瓶にすぐに詰める。2キロの果実から6個プラスアルファの瓶ジャムができた。 

 

6個の瓶は冷凍庫へ。プラスアルファ分は翌朝食べることにして冷蔵庫へ。冷凍庫はこれまで作ったがジャムがいっぱいある。だから、かみさんは私がジャムをこれ以上作るのを嫌う。しかしブルーベリーでジャムを作りたかったから、かみさんの愚痴は我慢して聞き流そう。

今朝、プラスアルファ分をトーストに塗って食べた。いい香りがする。それにジャムにふさわしいかたさにできている。うまくいった。いい出来だ。なんでもそうなんだろうが、ジャムづくりでも経験を重ねるとその勘所がわかる。

たびたび作るのはルバーブジャムだ。好みは酸味が強いものになるから、ルバーブのほかにウメやユズが好きだ。

ルバーブジャム 

梅ジャム

ユズジャム

ラズベリージャム

リンゴジャム

イチゴジャム

カリンジャム

ブルーベリー


  

    

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