2キロの白皮カボチャを煮物にする
毎晩煮物のカボチャを食べている。菜園をやっていると同じ野菜が毎晩のように続くことがよくある。収穫時はどの野菜でもたいがいこのような状態になる。
9月3日に収穫したカボチャは、白皮(たぶん雪化粧)と坊ちゃんの2種類。坊ちゃんはすでに食べている。白皮のほうは収穫後約ひと月がたったので食べることにした。
重さは約2キロ。これを煮物にするとかなりの量がある。半分はあとで、なんてできないのでいちどに調理することにする。
この白皮、とにかく皮が硬い。かなかな切れない。力をこめて刃の先を入れるのだが跳ね返される。ゆっくりと慎重に徐々に切れ込みを入れてやっと半分に切れた。包丁を使うのが怖くなるほど硬い。硬いカボチャはうまいというから期待しよう。
カボチャを煮るときは重ならないようにしている。ところが今回は量が多い。わが家で一番底が広い鍋を用意しても、1段では収まらず2段重ねとなった。煮えるまで時間がかかりそう。
醤油と砂糖と清酒だけで煮る。この白皮は煮るのに時間がかかった。蓋をして30分。味見してみるとやや歯ごたえがある程度の硬さがあるが、煮崩れするよりはいいかと、ここで火を止める。
さて肝心の味である。醤油と砂糖の量を控えたから味が薄く感じられるのはしょうがない。ホクホク感があってパクパク食べられる。まずいカボチャだと一口食べただけでわかる。これなら合格だ。
さすがに多かった。食べきれないから結局は半分を冷凍した。
うまいカボチャを求めて、毎年ちがう品種を作ってきた。来年は、あたらしい中型カボチャに加えてバターナッツとコリンキーを作ってみようかと思っている。狭い菜園をなんとかやりくりして3株を育ててみるつもりだ。
2キロのカボチャを煮るとかなりの量があるというのを知った。