正月3カ日は惨事が続いた。元日に能登半島地震、2日は羽田空港での航空機同士の衝突、3日は北九州市小倉区での火事。正月気分は吹っ飛んだ。ふと気が付いた。阪神淡路大震災、東日本大震災、今回の能登半島地震。大震災はいずれも冬だ。言葉がない。
のんきにブログを書く気にはなれないのだが、これが習慣になっている。書かないとストレスになるほど。というのも書き始めてから満18年になった。更新回数は3400回。3400ものヘタな雑文を書いてきたことになる。ほとんどが菜園の記録だが登山記録も一部ある。ネタに困らないからここまで継続できた。年を取ってこの年になるとボケがすすむ。雑文を書くことがすこしでも耄碌防止になるかと、毎年そんな思いを抱いて続けている。支離滅裂といわれたら即やめる。そんな日が近いかなという予感もある。
初詣の願い事は、昨年から持ち越したことが解決するようにと手を合わせた。それはネズミの駆除とわが身のひざ痛が治ること。いつもは家内安全と無病息災なのだが、ことしの願い事はあまりに身近なことで具体的だ。
今回買い求めたネズミ駆除の毒餌
まずはネズミ。昨年10月から駆除に励んでいる。
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よもや、よもやである。いまの家に住んで40年近くなる。物置の農作物がネズミに食害されようとは思ってもみなかった。初めてだっただけに当初は犯人がわからなかった。食害に遭ったのはジャガイモ、ラッカセイ、それに一部のサツマイモとカボチャ。タマネギは好きでないようで口にしなかった。
それだけではなかった。いつの間に家の天井裏にまで侵入してきたのだから、これにはまいった。天井裏での運動会は睡眠を妨げる。生け捕りは気がすすまない。毒餌にして消えてもらうことにした。ところがこの毒餌を食べてくれない。工夫した。食べてくれるようになった。これはいいいぞと得意になった。これで消えてくれるだろう。しかしこの毒餌はワルファリンという蓄積毒で、継続してやらないと効き目が出ない。まいにち辛抱強くやらないといけない。とうとうフラフラしたネズミを一匹見かけた。毒餌の効果を実感できた時だ。
正月の2日あたりから天井裏の足音もその気配も消えて静かになった。それに毒餌も3日からもう4日間ほど食べない日が続いている。すべてが毒餌で死に絶えたと思いたい。あまり毒、毒と書くのもなんだけど、気分が晴れやかになった。
気になったのは毒餌を食べたネズミの末路である。毒餌を食べたネズミはどこで死ぬか? 毒餌を作るメーカのHPをみるとこんな説明があった。
ー薬餌を食べたネズミは内出血を起こし、徐々に目が見えにくくなりますので、光を求めて明るいところへ出ていきます。100%とはいえませんが、屋外へ出て行って死ぬと考えられておりますー
前述のように日中にフラフラしたネズミを見ているので、そんなものかと得心できた。
長い戦いだった。しかしまだ安心はできない。気のせいかその気配を感じるときがある。念のため、ここ数日間は毒餌をやりを続ける。翌朝見たら毒餌がなくなっていたなんていう事態が再来しないことを願うばかりである。
>次回はひざ痛の話。
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