30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ネズミが我が家にやってきたー駆除に頭を悩ます毎日(1)

2023-12-12 | その他


8月、物置に貯蔵していたジャガイモが食害された

非常事態となった。我が家にネズミがやってきて物置の農作物が食害に遭った。しばらくしてこんどは我が家の1階と2階の天井裏に侵入してきた。これには参った。手をこまねてはいられない事態となった。

ネズミとの接近遭遇は人生初めて。どう駆除すればいいのか。対応が後手に回った。ネズミに先手を取られる毎日。このヤロウと思いながら、ネズミの賢さに感心してしまうのだが、悠長にそんなことは言っていられない。一日も早く駆除しなければならない。

毎日が日曜日の身の上だから、まずは自分で駆除してみようと思った。それで駆除できないようなら駆除専門の業者に頼むつもりだ。

8月に食害の発見
6月に収穫したジャガイモを物置に貯蔵していた。8月になってかなりの数のジャガイモが食害されているのを発見。食害されたことはこれまで一度もなかっただけに、原因がまったく見当つかなかった。ネットで調べてみると、この食べ方はどうやらネズミらしい。当初は猫かと思ったが、野良猫が生のジャガイモを食べることはなく、やはりネズミ。

駆除方法
次の順番で駆除しようときめた。
まずは忌避剤、2番目は毒餌、3番目は捕獲だが生け捕りは気がすすまない。1番目と2番目で駆除できないなら駆除専門の業者に頼むことにしよう。

まずは忌避剤。結論から先に書くとこれは全く効果がなかった。
すぐにホームセンターに行って買ってきた。そこで驚いたのがネズミ駆除の忌避剤、毒餌、生け捕りする粘着シートが多く売られていたこと。そのための専門の売り場がかなり目立つ場所にあったのだからネズミ被害で困っている人が予想以上?にいるということだ。

忌避剤がダメならつぎは殺鼠剤、すなわち毒餌。
毒餌は赤い顆粒状。これも食べない。殺さないかぎり解決しないのにちっとも食べてくれない。メーカーが異なる2種類の毒餌を用意したがどちらも食べない。困った・・・。どうしたらいいんだ。

これが有名なメーカーの殺鼠剤。顆粒状の毒餌だ。ちっとも食べてくれない

右往左往しているその間にもネズミは活発に食害に励む。やられっぱなしだ。
そこで、むき出しにして貯蔵していたジャガイモはすべて布袋に入れ、そのうえ物置に侵入できないようにした。ところがこれが間の抜けた話になる。物置に侵入できないようすき間はすべて封じたつもりでいたのだが、翌朝にはやっぱり食害されていた。布袋も食いちぎられていた。どこからか侵入してくる。それがわからない。わずかのすき間でもあれば侵入できるというから、物置の封鎖はあきらめることにした。

被害はジャガイモだけではなかった。物置にはラッカセイ、それにサツマイモの一部を置いていた。やはり両方とも食害に遭った。とくに目を見張ったのがラッカセイ。来年のタネにとネットに入れて物置の天井から
吊るしておいた。これは大丈夫だろと高を括っていたのだが、ある日見ると全滅だった。ネットを食いちぎり、そこから取り出し、硬い殻を破って食べてしまっていた。器用なもんだなと感心してしまうほどのワザだ。ラッカセイが好物と見た。

毒餌を食べてくれない。被害が続く。ネズミに翻弄されている。こうなると真剣に対策を講じないといけない。のんびり構えてはいられなくなった。

10月。
まずは保管を厳重にした。こんどはプラスチックの容器に入れてふたをした。硬い容器を食い破ることはないだろう。

次はネズミに毒餌を食べてもらう工夫。毒餌を食べてくれないと殺せない。どうしたら食べてくれるか。ジャガイモが好物なら、これに毒餌と混ぜたらどうか。生のジャガイモではなく茹でたものがいいだろう。そこで毎朝食べるポテサラに使う茹でたジャガイモを使ってみた。これと顆粒状の毒餌を混ぜて、直径1センチほどの団子状にしたもの置いたところ、ジャガイモだけを食べて肝心の顆粒状の毒餌をきれいによけて食べるしまつ。

やっぱり業者に頼むほかないのか。ネズミとの戦いの日々はきょうも続いている。今日のところはここまで。
毒餌の工夫、それに天井裏に侵入してきた話は次回に。


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