7月5日時点の生育状況、この時点で腰の高さまで育っていれば合格だ
6月19日時点の生育状況、ここからぐんぐんと大きくなった
夏野菜が自転車のカゴに毎日満載だ。今朝は、ピーマン、トマト、オクラ、万願寺トウガラシ、白ナス、千両ナス。ナスが絶好調だが、そろそろ切り戻して更新剪定する。
ことしのサトイモの種類は昨年と同じくタケノコイモ、ヤツガシラ、土垂、丸系ヤツガシラの4種類。種イモは無事に冬を越し、ことしはいずれも質がいい。
サトイモは今年からマルチ栽培に切り替えた。夏場の土寄せと除草が負担になってきたからで、そのための措置である。
もうひとつは少雨対策。夏場の渇水はサトイモにとっては死活問題。雨が降らないと不作になる。マルチをすることで少しでも乾燥を防げるのではないかという期待からである。
サトイモの栽培方法はこれまでに一番といっていいほど勉強してきた。おかげで素晴らしい結果を毎年享受しているが、さすがに夏の渇水のときは不作を覚悟しなければならない。
3月19日に畝を立て、種イモを植えつけてから黒マルチで覆った。植えつけは4月下旬にすればいいものを、せっかちだからどうしようもない。
サトイモのマルチ栽培は初めて。芽を出すとマルチを突き上げ、押し上げてくる。そこに穴をあけて地上に芽を出してやる、その方法を取った。
悩んだのは植え付ける深さ。いつもなら10センチほどの深さに植えつけ、土寄せしていくのだが、マルチだと土寄せは不要だから、最初から深く植えつけるのかどうか。深く植えつけることにして倍の20センチにした。
深く植えつけた分、やはり出芽は遅かった。周囲の菜園ではすでに出芽しているというのに。6月に入ってやっとマルチを突き上げてきた。いちいち穴をあけて日を浴びさせる。面白い。日増しに出芽が多くなってきた。
これを見てやっと胸をなでおろした。そんなことはないと思いながらも、最悪の場合は芽が出てこないのではないかと心配したものである。芽が出るまでに時間がかかったが、それからはぐんぐんと伸び、生育が早い。マルチの効果かなと思う。
7月上旬までに腰の高さまでに生育していれば合格だ。ことしはすでにこれを超えている。願わくば、夏にほどほどの雨が降ってくれれば豊作となる。だが、周囲の菜園を見るとたいがいは生育不足。これが結果に影響してくる。この生育不足で夏の渇水に遭えば不作になる。小さなイモばかり。食べようにも食べられない。
ここまでは豊作を予感させる生育ぶり。だがその期待を簡単に裏切るのがなんどいっている梅雨明け後の渇水。この夏が日照り続きで恵みの雨さえ降らないようなら、マルチ効果がどれほどかわかるというもの。乾燥に対するマルチの効果をもちろん期待したいのだが・・・。
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