30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

11月27日に信州・霧訪山ー美しい響きに魅せられ展望の山へ

2022-12-01 | 登山


霧訪山(1305m)

山頂から360度のパノラマといいたいのだが、
この日は北アルプスだけが厚い雲に隠れて視界ゼロ

↓左から美ケ原、霧ケ峰、八ケ岳



↓八ケ岳=蓼科山から編笠山まで横一線に並ぶ
(画像左クリック⇒拡大)

↓南アルプス=甲斐駒から光岳まで全山が見える
(画像左クリック⇒拡大)

↓中央アルプスの経ケ岳方面


山行日 2022年11月27(日) 日帰り
天気 晴れ
山域 中央アルプス
メンバー 単独
コース&タイム
11月27日(日) 我孫子駅5:31=6:04上野6:22(かがやき501)=7:37長野7:45(特急・しなの4号)=8:46塩尻9:00=9:10みどり湖駅9:20ー10:00善知鳥峠ー10:42大芝山ノ肩ー10:49大芝山ー11:20北小野新道分岐点ー11:30ブナの分岐ー11:45霧訪山12:45ー12:53ブナの分岐1ー13:15安曇幹線2号線No.34鉄塔ー13:33霧訪山登山口ー13:47山ノ神自然園駐車場ー14:45みどり湖駅15:44=15:47塩尻15:55=16:56長野17:09=18:46上野19:02=19:34我孫子駅


<わたくしの好きな山登り

11月27日から30日までの4日間、山と酒と温泉の旅に出た。旅のスタイルは、いつも登山があり、そこに温泉と酒がつく。

まずは11月27日に信州の霧訪山を歩いてきた。「きりとうやま」と読む。長野県の塩尻市と辰野町の境にある。
標高は1305メートル。山の名前がなんともロマンチックではないか。

これまで歩いてきた山で、いちばんのお気に入りの名前の山は、1998年の岩手の七時雨山になるだろうか。なんとも心惹かれる山名だ。

霧訪山も負けていない。そのうえ展望の山だというから、展望大好きのわたくしは長いこと歩こうと思い続けてきた山である。北アルプス、中央アルプス、南アルプスが一望千里という。

だが、これまで実現しなかった。要は腰が重かった。いま、明日をも知れない老年になり、どうにも気になるので意を決して歩くことにした。

この霧訪山の近くに守屋山がある。諏訪大社のご神体といわれ、こちらも展望の山である。2005年2月12日に守屋山を歩いた。霧訪山を意識したのはこのときからになる。

霧が訪れる山だが、登山では霧は厄介者だ。ガスが出れば展望をあきらめざるを得ない。霧訪山であっても、この日ばかりは霧が出ないことを祈り、展望を楽しみたい。

一般的には小野駅からのアクセスが多い。中央本線の「あずさ」で時刻検索したところ到着は9時45分ぐらいになる。長野新幹線を利用してもそうなる。ネットで山行報告を見ると、みどり湖駅からの記録があった。みどり湖駅着は9:04で、40分ほど早く着く。日帰りだから早く着くに越したことはない。これでコース取りは決まった。小野コースを取ると短時間で山頂に着くが、せっかくここまで来てこれではもの足りない。できるだけ長いコースを取ることにした。

そこで、みどり湖駅を起点に周回する。登りは中央分水嶺コースをとり、下りは下西条コースを歩いてみどり湖駅に戻る。

みどり湖駅から善知鳥峠を目指し、そこから大芝山を経て霧訪山に至る。下山は山ノ神自然園に、そこからみどり湖駅の戻るという周回コースだ。


11月にソールを張り替えたばかりの登山靴。ルンルンとまではいかないがやはり真新しい靴は気分がいい。

ルートは道標が整備されて迷うことなく山頂へ導いてくれる。とくに注意する点はない。あとは山頂からの展望を期待するだけだ。

それだけに天気が気になった。前日まで快晴の予報だった。よーし、これでだいじょうぶだと思っていたのだが、長野駅に着く前から雲行きがおかしい。北に厚い雲が広がっている。寒気が降りてきたというから雪雲か。そこで天気を確認してみるとやはり変わっていた、午前11時ごろまで曇りとなっている。

正直のところ落胆した。みどり湖駅も曇り空だった。晴れてくれよと、やきもきしながら歩く。しだいに晴れ間がみえてきた。しかし快晴とはならない。

下山してくる人に尋ねると、眺めがいいですよ、というばかり。しかし晴れ間が広がらないのを見て、その言葉がどうにも信じられないまま、2時間25分で山頂に着いた。

なんと晴れていた。美ヶ原、霧ヶ峰、八ヶ岳、南アルプスは行列したかのように横一線に並んで見える。そしてその右手に中央アルプスの経ケ岳方面。北東から南方面は晴れていた。見ごたえのある、じつに見事な風景だ。前述の守屋山も八ケ岳と南アルプスの間に確認できた。たしかにあの位置にあれば展望がいいはずだと納得。

しかし北アルプスの北西方面は厚い雲に隠れていた。うーん、残念。北アルプスの眺めはこの9月に十分楽しんだのではないか、欲張らずにそう思うことにした。

人気の山で、この日は日曜日。グループ登山者が多かった。山頂には1時間いた。飽きもせずに眺めていられる。時間はまたたく間に過ぎた。もう少し眺めていたかったが、予定時間をかなり越えていた。下山後は上諏訪温泉の〈片倉館〉で立ち寄る湯を楽しむつもりでいたがパスせざるを得なかった。

いったん家に戻り、明日から3日間、東北地方を歩くための準備。こちらは登山ではなく、酒と温泉になる。


霧訪山コース案内は塩尻市観光協会に詳しい。参考に転載する。

小野コース=霧訪山の南にあたる小野から登ります。「かっとり城跡」や「御嶽大権現の石碑」など歴史を感じる登山道です。所要時間は駐車場からおよそ1時間10分程ですが、3コースの中では一番勾配がきついです。

中央分水嶺コース=善知鳥峠の分水嶺公園から少し塩尻側に下ったところに登り口があり、大柴山を経て霧訪山に登るルートです。所要時間はおよそ2時間半。霧訪山山頂までに景色や起伏がみるみる変化しバラエティー豊かな山道です。

下西条コース=霧訪山の北にあたる下西条から登ります。山ノ神自然園駐車場から1時間45分。駐車場から山ノ神自然園の森の中の遊歩道やたまらずの池を眺めながら登山口まで歩きます。程よく足を慣らして登山に挑めます。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋冬野菜が続々とー11月2... | トップ | 11月28日は秋田市の〈永... »
最新の画像もっと見る

登山」カテゴリの最新記事