6月8日に関東甲信地方が梅雨入り。これからは梅干しづくりとジャムづくりが楽しい時季だ。
6月7日に梅ジャム、6月8日にアンズジャムを作った。
好きなジャムづくりは以前ほど作ることが少なくなった。しかしこれまで作ってきた中で、好きなジャムはいまも作る。
ベスト3は、ラズベリージャム、アンズジャム、それに梅ジャム。ラズベリーは自家栽培している。アンズと完熟梅は知り合いの農家の庭から拾ってくる。アンズは不作が続き、ジャムに使う大粒種の〈豊後梅〉も不作続きで、残念ながらこの数年作る機会がない。
ことしは2020年以来3年ぶりに豊後梅とアンズが実をつけた。熟した実が多く落ちている。知り合いの農家は梅とアンズに見向きもしない。放ったらかしだ。なんとももったいない。
まずは梅ジャムづくりから。
豊後梅は大実でジャムに向いている。この農家の梅は病虫害の防除は一切していないから落ちている梅はかなり傷んで見た目が悪い。このため面倒でも一個一個皮をむく。豊後梅は大粒のため皮をむきやすい。この作業で見違えるようなきれいなジャムができる。
拾ってきてすぐにジャムづくりだ。3年ぶりでも手順は覚えている。作り方はいつも同じ。
1、一つひとつ皮をむく。完熟よりは半熟のほうがむきやすい。
2、たっぷりの水でゆでる。アクがどんどん出てくる。びっくりするほど出てくる。
3、アクがほとんどなくなったところで、濾し器で濾す。残ったタネは捨てる。
4、砂糖を加えて煮詰める。梅ジャムは煮詰め過ぎるとがちがちに固くなる。緩めで火を止めるのが肝心。
250mlのジャム瓶に3個と、プラス7分目のジャムができた。
3年ぶりの梅ジャム、せっかくだからもう1回ぐらい作ろうかと迷う。しかしアンズも手に入れることができてジャムができるから、このあたりでやめておこう。
ジャムは冷凍保存する。問題はわが家の冷凍庫の容量。この先、7月にはラズベリーとブラックベリーの収穫がある。とくにブラックベリーはかなり取れそうだ。これをジャムにして冷凍保存すれば、わが家の冷凍庫はジャム瓶に占領されてしまう。
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