30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

筑波山のスプリングエフェメラルに、胸キュンー男の川、女の川、護摩壇の各コースを歩く

2024-04-20 | 登山

筑波山のスプリングエフェメラル(春の妖精)4月19日
上からキクザキイチゲ、ニリンソウ、カタクリ


<わたくしの好きな山登り

山行日 2024年4月19日(金)日帰り
天気 晴れ
山域 筑波山
メンバー 単独
コース&タイム
◆我孫子駅6:40(常磐線)=6:46柏駅(東武アーバンパークライン)6:52=6:58流山おおたかの森(つくばエクスプレス)7:08=7:34つくば駅8:00(筑波山シャトルバス)=8:55つつじケ丘
9:10つつじが丘スタートー9:40弁慶茶屋ー[護摩壇コースを往復]ー10:50女体山ー11:00[女の川コースを下る]12:00ー[男の川コースを登る]ー自然研究路南コースー13:40男体山ー(休憩)14:30女体山ー弁慶茶屋15:10ー15:40つつじケ丘16:00(シャトルバス)=16:50つくば駅17:02=17:28流山おおたかの森17:38=17:43柏駅17:52)=17:57我孫子駅


前回の4月10日の山歩きは、9カ月ぶりだというのにさすがに頑張りすぎた。無理をしたなという思いである。久しぶりとはいえ、自分が思っている以上に急速に体力が衰えてきたと実感させられた。1週間ほど体調が悪かった。後悔先に立たずだが、これほどまでにダメージが大きいとは思わなかった。わが人生、山歩きができなくなるのは近いとわかっているが、それでもできるだけ山を楽しみたいとう思いは変わらない。

体調が戻ると、また性懲りもなく山歩きだ。早春は居ても立ってもいられず恋人に逢いに行きたくなる。それがスプリングエフェメラル(春の妖精)。

身近にスプリングエフェメラルを楽しめ山がある。それが筑波山。いまの時期はカタクリ、ニリンソウ、キクザキイチゲなどが花盛りとなる。この年になっても可憐な花に出合うとわくわくする。ときめく。こころがおどる。同意語をいくら並べても足りないくらいに。肉体は急速に衰えているが、素直に感動できる心がいまもなお健在なのはうれしい。

スプリングエフェメラルを楽しむために、全国の山、特に東北の山に足繫く通ったものだが、最近はもっぱら筑波山となっている。筑波山のスプリングエフェメラルのすばらしさは、2022年4月22日2021年4月11日の山行記録に詳述した。とくにおすすめの女の川、男の川、護摩壇の各コースを、これ以上加えることはないほどに。

カタクリとニリンソウの観賞時期は微妙にずれる。順番からいえばカタクリが咲いてニリンソウの順となる。両方を楽しめる時期はわずかにある。この重なる時期を求めて、ネット情報を連日のようにチェックする。両方が楽しめるどんぴしゃりのタイミングで、それに天気が良ければ文句なしの山行となる。

今回は2年ぶりに4月19日(金)に歩いた。週末は混雑するから避けた。この先あまり天気が良くないようで、待っていると時機を逸してしまう。

この春は桜の開花が遅かっただけに、筑波山のスプリングエフェメラルも遅いはずと思い込んでいたのだ、どうもはっきりしない。とにかく遅きに失したという事態にならぬように出かけることにした。

わたくしが一番好きなのはキクザキイチゲ。全国のどこの山であろうが、早春の山で出合うと、そわそわしてしまう。中学生のころ好きなひとを身近に見かけたときとか、廊下ですれちがったときとかのあのドキドキ感である。


筑波山はいつも2回ほど登りと下りを繰り返す。登山にはそれぐらいでちょうどいい。こんかいも無理を承知で歩いた。案の定、最後は足の踏ん張りがきかないほどになった。

体に鞭打ちながら、この日も大いに楽しむことができた。花たちに向き合うと心が優しくなっているのがよくわかる。全般にはカタクリは見ごろを過ぎた。ニリンソウはいまが花盛りの群落が続く。キクザキイチゲは後半で見ごたえのある群落に出合えた。やっとあなたに逢えました。

ことしの各コースの状況
護摩壇コース=今回は屏風岩の手前から往復した。最初に迎えてくれたのがキクザキイチゲ。幸先がいい。ここのお花畑は、元気のいいカタクリと、密生するニリンソウ。キクザキイチゲが少ないのが残念だった。この秘密の花園はいまや秘密ではなくなった。登山者がかなり入り込んでいる。

女の川コース=今回は下った。2年ぶりだが、すっかり道型がはっきりしてきた。ここを最初に歩いたときは感激したものだが、ことしは少しばかり不満だった。カタクリは終盤で生彩がなく、ニリンソウの花付きが以前ほどでもなかった。いい年ばかりではない。

男の川コース=今回は登った。ことしはここがよかった。いい年だったようである。ここまでキクザキイチゲの群生に出合っていない。がっかりしていたのだが、コースの後半でやっと。小躍りするほどうれしかった。

キクザキイチゲ。白、ブルー、紫までいろいろ



ニリンソウ。群落が続く



カタクリ。生きのいい群落


スプリングエフェメラル、早春のわずかな時間にしか見ることができない世界を今年も楽しめた。
この山行を記録している20日午前。すでに階段の下りがきびしい状態だ。疲れは翌々日に出てくる。明日が心配になる。


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