30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

5月30、31の両日にお伊勢参り―今回で3度目、式年遷宮から10年ぶりーその3

2024-06-05 | 登山

5月30日の伊勢神宮ー外宮(上)と内宮(下)


5月31日の内宮早朝参拝

◆山行日程
5月29日(水)夜行バスで三重県近鉄四日市駅

5月30日(木)三重県の山[御在所岳]登山
        伊勢市に到着後、外宮と内宮のお参り
        18時から内宮前のホテルで宴会、宿泊
5月31日(金)ホテルの内宮早朝参拝に参加
        三重県の山[朝熊ケ岳]登山
        大阪に移動し、大阪梅田泊
6月 1日(土)兵庫県の山[六甲山]登山
        有馬温泉入浴
        帰京


<<6月4日の記事より続く

3度目のお伊勢参りになる。前回は式年遷宮のときだから約10年ぶりだ。あの時の正宮と別宮は建てたばかりだからなにもかもが真新しかった。檜の肌が白く輝き、その香りが満ちあふれていた。

10年を経て、その間に風雨にさらされ、渋く落ち着いたたただずまいを見せている。神殿にはどちらがふさわしいか。好みだが10年前の輝くばかりの神殿もわるくない。

山を長くやっていると、ついでに全国の神社仏閣をよくめぐる。いつの間にか、山の神から一ノ宮以上の社格の高い神社までかなりの数をお参りしている。神社仏閣を目的に旅することはない。たいがいは山歩きのついでに参るということになる。ただ伊勢参りだけは逆で、伊勢参りのついでに山を歩いた。今回もそうなった。

3度目の伊勢参り。新しいことを発見した。へえ、そうなんだと初めて知った。それなら楽しみだ。行くに越したことはない。それが朝熊ケ岳。

「お伊勢参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節に唄われていて、参宮を終えた人々は朝熊山の山上にある金剛證寺に参詣したのだという。外宮と内宮だけでは片参りで、朝熊山の金剛證寺にまで足を延ばしたということか。

さらにこれを知る前か後に、NHKの日本百低山が朝熊ケ岳を取り上げた。この番組をみて金剛證寺が、本尊は虚空蔵菩薩で、天照大御神も祀られている神仏習合のお寺だとわかった。

今回は伊勢参りだけでなく、金剛證寺をめぐる朝熊ケ岳登山がセットになった。


御在所岳を下山し、近鉄で伊勢市駅へ。夜6時からの同窓会までに時間がある。これなら外宮と内宮をお参りできる。

まずは順番どおり外宮から、そこからバスで内宮へ。たった2回しか来ていないのにかなり覚えている。迷うことなくすたすたとお参りを済ませた。

内宮に一番近いホテル。ここが同窓会の会場で、宿泊もここになる。

まっとうなホテルだった。サービスも部屋も食事もすべてがまっとうだ。これがいい。飲んべえだからあまり食事にはこだわらない。たいがいは夕食の献立が話題になるが、飲んべえのわたくしには朝食がよかった。すべてが酒の肴になる。この献立を夕食に回して、それを肴に酒を飲みたくなる。朝食がいい宿ではいつもそう思ってしまう。

翌31日はこのホテルの内宮早朝参拝に参加した。朝6時30分にロビーに集合。人気があるようで、40人ぐらいの宿泊者が集まった。2班に分かれて出発。ホテルの関係者が1時間30分かけて内宮を案内して各所で説明してくれる。この年になって知識を蓄えようにも、3歩あるけば忘れてしまう身。それでもこれまで素通りしていた建物がなんなのかを知ることができた。だが、果たしていつまで覚えているかしら。

8時に朝食を摂り、9時に朝熊ケ岳に出発。


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