30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

新そばならぬ、新そばスプラウト

2010-10-18 | その他

女子アナが新そばをうまそうに食べていた。週末のテレビで信州の新そばのそば打ちをやっていた。なんともうまそうだ。それを見て、ごくっとつばを飲み込んでいる自分がアホくさくなるのだが、そば好きの私にはうらやましい光景だ。山あいの栽培地ではとうに新そばの収穫が終わっているはずだから、たしかに新そばの季節だ。私の住む町にもうまいそば屋が3、4軒ある。すでに新そばを出しているからやっぱり食べに行かないとね。

新そばはまだ食べてはいないものの、新そばのスプラウトはすでに食べている。そばのスプラウト? 初めて耳にするかもしれないが、一度お試しあれ。スプラウトといっても私の場合は畑で育てる。ネットで見ると栄養価に富んだ高級?食材である。私は主にサラダにして食べる。まず色がいい。浅い緑色でさわやかだ。ほかの野菜と比べると段違いにいい色をしている。もうそれだけで感心してしまう。上品といっていいかもしれない。味はそこはかとなくやさしい。大きくなると少し香りにクセが出てくる。

玄そば(そばのタネ)を畑に条まきする。そばは発芽力があるから、タネをまいて大ざっぱに土をかけておくだけで芽が出てくる。すぐに子葉が出てくる。茎は赤いというか、茶色というか。この配色も素晴らしい。ここで収穫する。なんと1週間で収穫できる。このまま育てると白い花が咲き、実を結ぶのだが、スプラウトはもったいないと思いながらも、この小さなかよわげな葉と茎をいただく。口に入れると、しなやかな茎にはかすかだが、やさしい歯ごたえがあり、それをたしかめるように食べる。そばのスプラウトが好きなのは、色、かたち、食感の繊細さにあり、それを味わうことができるからだと思っている。


(参考)2008年のそばづくり(種まきから粉ひきまで)


 

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