今年6月に自家採種したソラマメ
これを2昼夜水につけて戻す
ソラマメのタネをまいた。例年より1週間ほど早い。早まきの理由はとくにないのだが、周囲がすでにまいたと聞いたので、それなら私もと、まったくの気まぐれだ。
昨年も今年もソラマメはアブラムシにやられた。アブラムシはやっかいだ。その駆除に手間がかかる。ちょっとでも目を離しているとえらい目に遭う。いつもタネをまくときに今年は作ろうかどうか迷う。しかし、5月のソラマメはビールのつまみになくてはならない。やっぱり作ろうかとなる。
タネは今年の6月に自家採種したものだ。採種してからは、カビないようにこれでかとうほどに乾燥させてある。
これを戻す。私は水に2昼夜漬けておく。シワがなくなり、ふっくらと元の大きさになってくる。ポットまきでも直まきでもいいが、直まきは欠株が出るとその補充が面倒なので、すべてポットか大きめのセルトレイを利用して、本葉が2枚出たくらいのときに定植する。
30個のタネをまいた。これで足りるのか。多すぎるのか。タネはまだ倍以上残っている。もったいないからといって苗を作っても、狭い菜園では植えるスペースがない。もうほとんどが秋冬野菜で埋まり、空きスペースがない。ちょうどラッカセイを収穫したばかりなので、その後作にすることにした。スペースを確保したというものの、その広さはどう見ても30本ぐらいでいっぱいなってしまう。
ソラマメをまいたついでに、サヤエンドウとスナップエンドウもまいた。
9月になってからというもの、タネまきと植えつけに追われたが、いつのまにか作業は残り少なくなってきた。このあとは11月になってタマネギの植えつけが残るぐらいになった。季節を追いながら作業を続けていると、いつものことながら月日が過ぎるのは速いと感じるのだが、最近はますますのその思いが強くなった。秋の深まりを感じながら、そんな感慨にひたっている。