30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

腕が鳴るニンジンの夏まき

2013-07-24 | ニンジン

ニンジンの芽が出てきた。黒マルチのほぼすべての穴から一様に細い芽を出してきた。芽出しがうまくいくとニンジンはほぼ成功したようなものだから、芽が出てきたのを見てほっとしている。ニンジンは芽出しを揃えるのがむずかしい。何年やっても苦手意識があり、いまもそうだ。そんな経験があるから、まず失敗することはなくなった。それだけにニンジンの芽出しを揃えるのは腕の見せ所なのである。

ニンジンは年に2回作る。今回のはいわゆる「夏まき」になる。約150本の収穫予定だ。いままくと秋から冬に食べることができる。この夏まきとは別に、寒中まきというか早春まきというか2月にタネをまいている。それを6月から食べている。わが家でみるとニンジンは煮物が多くなる秋から冬によく食べる。いまの時期はなかなか減らない。せっかく作ったのに食べないなんてもったいない。そこで毎朝ジュースにして飲んでいる。うまいなあ、手間ひまかけて作っただけのことはある、と納得しながら飲んでいる。

今回の夏まきは、7月18日にタネをまいた。私は穴開き黒マルチを使う。畝に敷いてタネをまいていく。150本収穫予定だから150の穴にタネをまいていく。うすく土をかけて鎮圧する。芽が出るまで乾燥させてはいけないから、水をまいて、黒い寒冷紗をベタ掛けする。これまでいろいろ試行錯誤してきた。黒い寒冷紗の下に新聞紙を敷いたりしたものだ。これはこれでうまく行く。今回は黒い寒冷紗の上に一部段ボールをかぶせて見た。



タネをまいて1週間たったきょう7月24日、黒い寒冷紗を取り除くと芽が出てきている。段ボールをかぶせた方がより発芽が早いようだ。ほぼすべての穴から一様に芽が出ている。芽が出揃うというのが肝心のところ。それだけにうれしくなって、うまいもんだねとつい自分の腕に感心してしまう。ほんと。

 



ここで安心してはいけない。黒い寒冷紗を取り除いてすぐに強い日差しに当てると細い芽は傷む。せっかくの苦労が台無しになるから、ここは慎重に、芽が落ち着くまでいま少しのあいだ、黒い寒冷紗をこんどはトンネル掛けしておく。



秋冬野菜はここまで下仁田ネギ、九条太ネギ、キャベツ、ブロッコリー、そしてニンジンと順調だが、サトイモだけがこの少雨で心配だ。


   


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