↑紫蘇梅干し
↓白梅干し
梅は、7月12日~14日までの3日間の「土用干し」で干し上がった。一応出来上がりだ。さっそく食べてみる。はじめてにしてはうまくできたかなと思っている。かみさんもそういう。そう言われるとその気になる。塩角が強く感じられてうまいとはいえない。まろやかになってうま味が出てくるのは早くて半年先だという。それまで保存だ。
これまでの工程
・はじめての梅干しづくり(1)ー塩漬け
・6月21日=白加賀4㌔を塩漬け。
・はじめての梅干しづくり(2)ー塩漬け
・6月23日=白加賀2㌔を追加して塩漬け。
・はじめての梅干しづくり(3)ー赤じそ漬け
・7月1日=梅4㌔に赤じそを入れる。梅2㌔は赤じそを入れない。
・はじめての梅干しづくり(4)ー土用干し
・7月12日から3日間干す。
・はじめての梅干しづくり(5)ー梅干しができた
・7月14日に土用干し終了
・はじめての梅干しづくり(最終回)ー保存
・7月15日
干し上がった梅干しの保存は次の通りにした。
1、紫蘇梅干しは、梅酢に戻して保存とそのまま保存の2通り。
2、白梅干しはすべてそのまま保存。
紫蘇梅干しの大半は、カメの梅酢に戻して、ひたひた状態で保存。3日目に干し上げた赤紫蘇もカメに戻す。
紫蘇梅干しの一部は、そのまま容器に入れて保存。冷蔵庫へ。
白梅干しはすべてそのまま保存。冷蔵庫へ。2㌔の梅は、梅干しにすると2㍑入りの保存容器にぴったり入った。紫蘇梅干しにした4㌔の梅なら、4㍑の容器を用意すればいい。こんなことはやってみてはじめてわかること。
赤い梅酢と白い梅酢がこれだけできた。この酸っぱさが夏にいい。これがほしかった。梅干しをつくらないと得られないものだ。
これで梅干しづくりは完了した。
梅の収穫、塩漬け、赤じそ漬け、土用干し、保存という作業を6回に分けて連載してきた。作業は失敗もなくむずかしいところもないのだが、気になることが一つだけあった。これは第4回の土用干しでも触れたが、ザルに並べて干し、表裏を返すとき皮が張りついて、すんなりとひっくり返すことができない。無理すると皮が破れてしまう。無理をしないで翌朝まで待てばいいことがわかった。朝なら抵抗なくひっくり返すことができた。
梅干しづくりがこんなに楽しめて、面白いとは思わなかった。それに意外と簡単につくれた。ということで来年も作りたい。梅干しづくりは男の仕事といわれるのがよくわかる。これは趣味になるなと思う。
6月と7月は梅酒、梅シロップ、青梅ジャム、完熟梅ジャム、そして梅干しづくりと梅仕事が続いた。こんなにも楽しめるものである。