30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

クウシンサイを作るわけ

2013-07-29 | その他

菜園の雑草取りにいまも追われている。迷惑をかけないよう菜園まわりの通路の雑草までまめに取り除いている。それでも取っても取ってもすぐに生えてくる。8月になると雑草の勢いは衰えてくる。それまでもう少しの辛抱だ。まわりの菜園を見ると、自分の菜園の中の雑草はきちんと取っているのだが、菜園と接する通路の雑草には無関心な人がいて、通路は雑草が伸び放題になっているところがある。菜園に接する「通路の雑草までもきちんと取ってほしい」と内心思っているのだが、その思いを直接伝えると角が立つ。妙案はないものかと、雑草伸び放題の通路を通るたびに気になって仕方ない。

夏の葉ものはいずれもうまくない。そう思う。それでもまったく葉ものがないというのも困るから、わが菜園では2つの葉ものをつくっている。前回取り上げたモロヘイヤと、今回のクウシンサイだ。

クウシンサイは、エスニック料理では炒めるが、わが家ではこれをおひたしにする。これがうまいのかまずいのか、じつはよくわからない。そう思うこと自体、あまりうまくないと感じているということだが、おひたしのクウシンサイがうまいかまずいかというよりも、そもそもクウシンサイそのものがうまいのかという問題になる。

テレビでのエスニック料理でクウシンサイを炒めたのをうまそうに食べているのをよく見る。本当にそう感じているのかと疑ってしまう。テレビで、まずい!という言葉は聞いたことがない。わが家だっていつもおひたしばかりではない。たまには豚肉との炒めものも出る。これもたいしてうまいとは思わない。かみさんの料理の腕前はたしかだが、クウシンサイのレシピには慣れてないから、あまりうまいと感じないのかと思ってしまう。わが家のクウシンサイのおかずにかぎってあまりはうまくない、といったほうがいいのかもしれない。しかし、そう割り引いてみても、クウシンサイはたいしてうまいとは思わない。

クウシンサイの悪口になってしまった。それでも作っているのは、重宝するときがあるからだ。出番があるのである。8月中旬にもなると夏野菜はほとんど姿を消す。秋冬野菜の端境期になり食べる野菜が極端に少なくなる。そんなときに活躍する。というよりも暑さに強いクウシンサイだけが残っている。これを食べるしかないのである。我慢しながらも、ありがたいことだなと感謝しながら。


   


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