不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

はじめての梅干しづくり(3)ー赤じそ漬け

2013-07-01 | 梅仕事



赤じそ漬けの梅干し

ことしは、はじめて梅干しづくりに挑戦している。そのレポートの3回目で、こんかいは赤じそ漬けを行った。

はじめての梅干しづくり(1)ー塩漬け
・6月21日=白加賀4㌔を塩漬け。

はじめての梅干しづくり(2)ー塩漬け
・6月23日=白加賀2㌔を追加して塩漬け。

あわせて6㌔の梅を塩漬けした。

そして梅酢が上がったところで、6月21日に漬けた梅4㌔のほうはジッパー付き保存袋から漬け込み容器の甕に移し、軽く重石をしている。残り2㌔のほうはこれまでどおりジッパー付き保存袋だ。どちらも梅酢は澄んでいてカビは生えていない。
ここまでの作業は意外とスムーズにいった。こんなにも簡単なのかとも思っている。この先に失敗が待っているかもしれないので、いまのところは順調だといっておこう。

↓4㌔の塩漬けのほうは、漬け込み容器の甕に移した。これを赤じそ漬けにする。



梅酢はきちんと上がり、澄んでいる。



↓2㌔のほうは、いまもジッパー付き保存袋に入れてある。こちらも梅酢がたっぷりと出ている。これは赤じそ漬けにしないで「白梅干し」にする。



・7月1日=赤じそ漬けを行った。
塩漬けの次は赤じそ漬けになる。畑で赤じそを育成している。早く大きくならないかと眺めているが、もう待てないので摘むことにした。もう少し待てばいいものを、せっかちだからどうにもならない。漬け込み容器に移した4㌔のほうに赤じそを入れることにした。残りの2㌔は赤じそを入れないで「白梅干し」にする。

はじめてだから常にレシピを忠実になぞる
2㌔の梅に対して赤じそ300㌘、塩は赤じその17%で51グラム。4㌔の梅だ赤じそ600㌘と塩102ぐら㌘ということになる。

まずは赤じその収穫だ。600グラムが目安だ。いっぱい摘んだつもりだが、家に帰って量ってみたら340グラムしかなかった。足りない。また畑に出向くのは面倒だし、赤じそは好みの量でいいというから、こんかいは様子を見て足りないようだとまた加えることにしよう。塩は葉340グラムの17%なので57グラム用意した。 

よく洗い水を切る。2回に分けてもんでアクを出す。1回目は用意した塩の半分28グラムでもむ。山ほどの量の赤じそがあっというまに小さくなった。思ったよりアクが出る。ぎゅっと絞ってアクを捨てる。さらに2回目も残りの塩でもんでアクを捨てる。アクの色がしだいに鮮やかになってきた。

力いっぱい絞るとこんなに小さくなってしまう。



これに漬け込み容器にある梅酢を入れて、まんべんなくほぐす。梅酢が鮮やかな澄んだ赤色になる。

これを塩漬けの梅の上に広げた。赤じその量はこれで十分かなと思うほどだ。

これまでのように軽く重石をして、これで赤じそ漬けは終了だ。
短時間で済んだ。先人の知恵はすごいもんだなあと感心しながらやっている。

次は土用干しになる。7月下旬から8月上旬の晴天の日にザルに並べて3日間干す。それまでには梅も赤く染まっているだろう。

⇒はじめての梅干しづくり(4)ー土用干し



2013年の読書

2013年6月の読書

・特捜部Q ―カルテ番号64― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2013年5月の読書
・山靴の画文ヤ 辻まことのこと(駒村吉重著・山川出版社)
・夢幻の山旅 (西木正明著・中央公論社)
・永遠の0(ゼロ)(百田尚樹著・太田出版)

2013年4月の読書
・火山のふもとで(松家仁之著・新潮社)
・陽子の一日(南木佳士 著・ 文藝春秋)
・戦後史の正体 (孫崎享著・創元社)

2013年3月の読書
・無罪 INNOCENT(スコット・トゥロー著・文藝春秋)
・談志が死んだ(立川談四楼著・新潮社)
・影法師 (百田尚樹著・講談社)

2013年2月の読書
・原発のコスト―エネルギー転換への視点(大島堅一著・岩波新書) 
・わたしがいなかった街で(柴崎友香著・新潮社)
・ウエストウイング(津村記久子著・朝日新聞出版)
・ホテルローヤル(桜木紫乃著・集英社)
・小さいおうち(中島京子著・文藝春秋)
・漂流記の魅力(吉村昭著・新潮新書)
・漂流(吉村昭著・新潮社)
・牛を屠る(佐川光晴著・解放出版社)

2013年1月の読書
・ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)(足立則夫著・岩波書店)
・大いなる眠り (レイモンド チャンドラー著、村上春樹訳・早川書房)
・父、断章(辻原 登著・新潮社)
・東電OL事件( 読売新聞社会部著・ 中央公論新社) 
・ポトスライムの舟(津村記久子著・講談社) 
・やりたいことは二度寝だけ(津村記久子著・講談社)
・エンジェルフライト 国際霊柩送還士(佐々 涼子著・集英社) 


 2012年の読書
2012年12月の読書
・カラマーゾフの兄弟2 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・湿地(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)  
・アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極(角幡唯介著・集英社)
・探検家、36歳の憂鬱(角幡唯介著・文藝春秋) 

2012年11月の読書
・カラマーゾフの兄弟1 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・中国と 茶碗と 日本と(彭 丹著・小学館)
・佐渡の三人(長嶋有著・講談社)

2012年10月の読書
・昭  田中角栄と生きた女(佐藤 あつ子著・講談社)
・砧をうつ女(李恢成著・集英社 戦争文学全集17 「帝国日本と朝鮮・樺太」)
・去年今年(木山捷平著・講談社)
・ノックの音が(星新一著・新潮文庫)
・横しぐれ(丸谷才一著・小学館昭和文学全集23)

2012年9月の読書
・特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・鍵のない夢を見る (辻村深月著・文藝春秋)

2012年8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

2012年7月の読書
・被差別のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

2012年6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

2012年5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

2012年4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2012年3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

2012年2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

2012年1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社)


   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする