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@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

デジャヴ

2007年08月21日 | ○○な話

「デジャヴ」

2006年公開 主演:デンゼル・ワシントン

「デジャヴ」とは、
「一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること」


    


乗客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場でひとりの女性の死体が発見されるが、捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、どこか見覚えのある顔に思えてならなかった。

―「私は、彼女を知っている・・・」。

ダグはクレアというその女性と会うのは初めてだったが、彼女の部屋を調べるとダグの指紋をはじめ、さまざまな彼の痕跡(こんせき)が残されていた。

やがて、彼は特別捜査班の一員として、政府が極秘に開発した【タイム・ウィンドウ】と呼ばれる映像装置を見せられる。

その正体は、現在時間から《4日と6時間前》の映像を自由に見ることができる、驚くべき監視システムだった!

やがて、過去と現在をめぐる驚愕の真実が明かされる

果たして、彼は“すでに殺されている女性”を救い出し、“すでに起こってしまった爆破事件”を防ぐことができるのか?


SF風味のサスペンス映画

現実、過去、未来が激しく交錯するストーリー!

余計な事は考えずに映画を楽しみましょう!!



この映画のお勧め度:☆☆☆☆
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さだまさし

2007年08月20日 | ○○な話


「さだまさし」
の小説を紹介します。


「解 夏」

「解夏(げげ)」というのは仏教用語の一つ。
古来、禅宗の修行僧は夏の90日間は庵(いおり)に集まり修行をした。
その始まりの日を「結夏(けつげ)」、終わる日を「解夏(げげ)」と言ったそうです

物語の中では、「苦しみから解き放たれ新たな出発をする日」と位置付けています。

  

東京の小学校教員の隆之は体の異常を感じ、検査を受ける。

視力を徐々に失うベーチェット病と診断された彼は、婚約者・陽子の負担になりたくないと別れることを決意し、母が住む故郷の長崎に帰える。

しかし、隆之の病気を知った
陽子は、東京から長崎へ追いかけてた。

この先の人生を思い悩む隆之。

彼を笑顔で支えようとする陽子。

日を追うごとに曇っていく隆之の視界。

光を失う恐怖のなか、やがて隆之に「解夏」の時がやってくる…


突然の病(失明)の恐怖を前に、一度は別れることになりながら、一緒に生きることを誓った恋人達の心温まる物語。


希望を見失った人へ、温かいメッセージを伝えてくれる作品です。


2003年映画化 出演:大沢たかお、石田ゆり子、冨司純子他



「眉 山」

徳島市の中心に位置し自然がそのまま残る徳島市のシンボル。 どの方向から見ても「」の格好をしていることから「眉山」(びざん)と呼ばれ、古く万葉の昔から人々に親しまれ現在に至っています。


  

東京の旅行代理店で働く咲子は、故郷の徳島で一人で暮らす母・龍子が末期癌であと数ヶ月の命と知らされる。

ちゃきちゃきの江戸っ子で、気風のいい母は、「神田のお龍」として、沢山の人々から慕われてきた。

徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は、母が自分に言わずに「献体」を申し込んでいたことを知る。

医学の研究用(主に学生の解剖実習)に遺体を提供することを「献体」といいます。

それはなぜなのか?

やがて咲子は、母が残した箱から、まだ会ったことのない父のことと、母の想いを知っていく―。 


優しさとは何か?愛するとは何か?家族とは何か?

徳島を舞台に、母と子の深い愛情を描いた感動のストーリー。

2007年映画化 出演:松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子他


両作品共に心に染みる物語です。

 

 

 

 

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それでもボクはやってない

2007年08月19日 | ○○な話

「それでもボクはやってない」

2007年公開

監督・脚本:周防正行

出演:加瀬亮・瀬戸朝香・山本耕史・もたいまさこ・役所広司

  
 

フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。

まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。

しかし、「ボクはやってない!という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。

その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子は一貫して無実を訴えるが・・・。



日本の裁判制度がどう言うものか、ある痴漢事件を通してリアルに見せてくれます。


裁判に関して知らなかった事が数多く出てきます。

たとえば、

容疑を否認し続けていれば三ヶ月間は留置所暮らしであること。


起訴された場合に有罪となる確率は99.9%である(1000件に1件しか無罪とならない)という現実


疑わしき者は有罪」という警察や検察側の姿勢


無罪判決を下すことは国家権力の負けを認めることであり、裁判官自身のマイナス評価になるという裁判所の体質



最後に、主人公が、

ボクは”日本の裁判が真実を追究する場ではないことが今わかった。

”裁判とは<<とりあえず>>有罪か無罪かを決める場
にすぎないのだ・・・。」

と呟きます。


映画を観れば、この意味がリアルに胸に響きます。

明日は我が身に降りかからないとは言えない・・・。

この映画、観ておいて損はないですよ!


この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆

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ジンギスカン・ビアガーデン

2007年08月18日 | ○○な話

まだ、まだ暑いですね。

夏休みはどこか涼しい所へ出かけましたか?

どこにも出かけられなかった方へ

涼しくはないですけれど、楽しくて、美味しい所を紹介しましょう。


それは、

ジンギスカン・ビアガーデン!!

場所はなんと銀座!! 



  

天気が良いと屋上ビアガーデンは最高です。

暑い中で、生ビールがうまい!!

おまけにジンギスカンもうまい!!

開放感があります!!

東京にもこんな所があったんですね!!



ここで、ジンギスカンについてのお勉強を・・・

ジンギスカンは、日本で発生した羊肉料理で、マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)を用いた焼肉料理の一種です。

成吉思汗」という漢字名で表記されることもあります。

私は北海道出身なので、小さい頃より身近な料理としてジンギスカンを食べてました。

人が集まる時には必ずと言って良い程、ジンギスカン・パーティーでした。

俗に「盆・暮れ・正月・花見にジンギスカン!」とまで言われています。


昔の北海道では、どこの家庭にも下の写真のようなジンギスカン鍋がありました。

  


この鍋の特徴は鍋の頂上から周辺に向かって星形に溝が彫られている事です。

これは肉から出る余分な脂や肉汁を溝から下の平らな部分に落とす為です。

こうする事によって、なるべく煙が出るのを防ぐ効果もあります。

また、下の平らな部分(汁溜り)に野菜を乗せることによって、焼く段階で、肉汁や脂肪分を野菜に染み込ませる効果もあります。

なかなか良く考えられていますよね。

北海道では、2つのタイプのジンギスカンがあります。

あらかじめタレに漬け込んで下味を付けた味付けジンギスカン」と、生肉を焼き後からタレを付けて食べる生ジンギスカン」です。

生と言っても冷凍してある生肉の事で、それを肉屋さんが売る時に薄くスライスしてくれます。

肉も1才を超えた成羊肉を「
マトン」、1才以下の仔羊肉を「ラム」と呼びます。

ラム肉のほうが柔らかくて、焼いた
時にも羊肉独特の臭いが少ないです。


肉と同様に、ジンギスカン用のつけダレも色々メーカーから出されています。

北海道で代表的なタレと言えば「ベル食品から出ている通称「ベルのタレではないかと思います。

この「ベルのタレ」は前は東京近郊ではなかなか置いてある店がなかったのですが、最近のジンギスカンブームのおかげでしょうか、私の近所のスーパーでも陳列されるよう
になりました。



最近、羊肉に含まれるL(エル)-
カルニチンという物質によって食べても脂肪がつきにくいというダイエット効果があるという評判によって、ジンギスカンの人気が非常に高まっています


  


夏バテ解消と夕涼みを兼ねて

屋上ビアガーデンで

ジンギスカン・パーティー!!

あなたもいかがですか。



詳しくは

銀座 松坂屋 屋上ビアガーデン」のHPへどうぞ


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山田宗樹

2007年08月17日 | ○○な話


「山田宗樹」
(やまだ むねき)の本を紹介します。

「黒い春」




覚醒剤中毒死を疑われ監察医務院に運び込まれた遺体から未知の黒色胞子が発見された。

そして翌年の五月、口から黒い粉を撤き散らしながら絶命する黒手病の犠牲者が全国各地で続出する。

厚生省で急遽研究チームが召集され監察医・飯守俊樹もその一員に加わるが、彼らでさえすぐに打つ手はなかった。

飯守たちは黒手病で亡くなった人々が滋賀県に多いことに着目し、一人の歴史研究家にたどりつく―。

黒手病感染者がでる来年五月までの究明に向け、飯守たちは再び動きはじめた。

いま、愛する者のために男たちの不屈の闘いがはじまる。

歴史から消された一人の異邦人と、

黒手病の謎に迫る傑作。



2007年映画化 出演:牧瀬里穂、高嶋政伸、宮崎将 他




「嫌われ松子の一生」

  

30年前、美人教師だった松子は、ある事がきっかけで教師を馘首され泣きながら故郷を捨てた。

その後の松子には残酷な運命が待っていた・・・。


社会の底辺を這いずるかのような道を歩んでいた波乱に満ちた松子の一生とは・・・・



運命の波に翻弄され続けた女の

波乱の生涯を描き、

むき出しの人間愛溢れる

感動の作品!



2006年映画化 



出演:中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 香川照之  柄本明 木村カエラ 蒼井そら 柴咲コウ 片平なぎさ 他

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善き人のためのソナタ

2007年08月16日 | ○○な話

「善き人のためのソナタ」


2006年 製作 ドイツ映画
2007年 アカデミー賞外国語映画賞受賞

     


舞台は1984年、東西の壁が崩壊する5年前の東ベルリン。

戦後の東西冷戦下、東ドイツでは国民を統制するため、国家保安省(シュタージ)が徹底して国民を監視していた。

共産主義体制の下、個人の自由な政治思想は許されず、反体制的であるとされた者は逮捕され禁固刑が課される。

東ドイツは、そんな暗く歪んだ独裁国家でした。

そんな時代の中、国家保安局のヴィースラー大尉は、劇作家・ドライマンとその恋人で舞台女優のクリスタが反体制的であるという証拠を掴むため監視を始めます。

「国の裏切り者の正体をあばいてやる」との使命感を持ち、ドライマンのアパートを無感情に盗聴するヴィースラー。

しかし毎日盗聴を続けていくうちに、ドライマンとクリスタの人間らしい自由な思想、芸術、愛に溢れた生活に影響を受け、冷徹なはずのヴィースラーの内面に変化が生じ始めます。

あるとき盗聴器から流れてきた美しいピアノの音色。

それは、ドライマンが友人から

この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない

という言葉と共に贈られた、

善き人のためのソナタ”という曲でした。


愛し合っているはずの恋人同士、信じ合っているはずの家族や友人をも相互不信に陥れ、絆を引き裂いてしまう監視国家の理不尽さ、非情さ。それらに気づき始めるヴィースラーの心に、美しいソナタの音色が深く響きます。


そして彼は、人間らしい人間へと少しずつ変化していく・・・・。



監視される人間の気持ち、

監視する人間の抑圧された感情。

そして腐敗した体制。

そのどうしようもない渦の中でも、

人は変わる事ができる。

その事実がまるでドキュメンタリーのように

リアルに迫ってきます



良い映画を観たいと思った時に

この映画をお勧めします。



この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆ 
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人を呼ぶ古時計

2007年08月15日 | ○○な話

毎日、暑いですね。

こんな暑いのに、まさか仕事なんかしてませんよね?

アメリカじゃあ、1ヶ月のサマーホリディー期間ですよ。

イタリアじゃあ、昼食食べてから夕方まで昼寝してますよ。

中国じゃあ、ダンボール入り肉まん食べて、お腹壊したと言ってズル休みですよ。

日本人、働き過ぎですね。

と、言いながら、私のブログ毎日続いてます。

我ながら、よくやってますね。

継続は力なり!とか?  

脳トレと一緒か!!




では、好評?につき、怖い話の第2弾です。



この話は私が子供の頃の話です。


当時、私は人口300人程の小さな村に住んでおりました。


その村のはずれに、一軒の廃屋がありました。


そこは、ガラスも割れ、壁にも穴があいている程に朽ち果てた一軒屋でした。


なんでも、そこには、昔、農家の老夫婦と働き者の一人息子が住んで居たそうです。


一人息子は、やがて村の資産家の娘さんと恋に落ちたのですが、先方の両親の反対に合い、娘さんは泣く泣く別な町の資産家の家へと嫁がされました。

息子はその事がきっかけで、将来を悲観するようになり、やがて裏山で首を吊って死んでしまったのです。

老夫婦は嘆き悲しみましたが、息子が生き返る訳もなく、ひっそりと生活していました。

そのうち、おばあさんの方がボケだしてきて、小さな男の子がその家の前と通ると自分の息子を思い出すのでしょう、だれ彼となく家にあげてはあたかも自分の息子が生きているかのように振舞ったのでした。

村人たちも過去のいきさつを知っていますので、その事でとやかく言う人は誰もいませんでした。

やがておばあさんが亡くなり、後を追う様におじいさんも亡くなりました。

その後、誰も住む事がなく、その家は荒れていったのでした。

そして、年月が過ぎ、その廃屋に関して、村人の間である噂が立つようになりました。


その噂とは・・・・

その家の前を通ると誰も居ないはずの家の中から呼ぶ声がすると言うものでした。

真偽の程は不明でしたが、私達が子供の頃は、大人から子供は絶対にその家に近づいてはいけないときつく言われてました。



でも、子供の事ですから近づくなと言われると、ますます行ってみたくなります。



そして、夏休みも終わりの頃、


私達は肝試しと称して、友達と3人である夜その家に向かったのでした。



村はずれまで行くとそこから先は両側に雑草が生い茂る狭い一本道です。



当時、懐中電灯もあったのですが、子供達は空き缶の底に釘で穴を開け、その中にロウソクを立てて、針金で吊るす取っ手を付けた手作りの提灯を持ち歩いてました。


「ロウソク出せ、出せよ。出さなきゃ、かっちゃくぞ~」


夜も更けて、聞こえるのは虫の音ばかり・・・・。



そんな小道を風に揺らめくロウソクの明かりを頼りに廃屋へと目指しました。



と、
遠くに見える廃屋にうすぼんやりと灯りが・・・




ちょうどお盆休みの頃でしたので、誰かが先に来ているのでしょうか・・・



恐る恐る私達は廃屋に近づいて行きました。



そして玄関の朽ち果てた引き戸を何とか開けて中に入りましたが・・・


やはり、そこには誰もいません。


なぜか一本のロウソクの炎だけが

風に揺らめていました。


すると、奥に居間の方から

かすかにその声が聞こえてきたのです



それは・・・・

こっち・・・・

こっち・・・・

こっち・・・・





ますます、怖くなった私達ですが少しずつ居間の方へ近づいて行きました。

そして居間の襖を少しだけ開けて中の様子を見ますが暗くて見えません。

だだ人はいる気配はなく、だだ声だけが・・・・


こっち・・・・

こっち・・・・

こっち・・・・




私達は勇気を振り起して襖を開けて中に入りました。



そしてロウソク提灯のほの暗い灯りの中に見た物は・・・・



柱に掛かっていた

おじいさんの古時計でした・・・・

その古時計が動いていました・・・・


こっち・・・・


こっち・・・・


こっち・・・・



先に来た誰かが時計のネジを回したのでしょうか・・・・




こっち・・・・


こっち・・・・


こっち・・・・


昔の時計って

結構壊れないもんですね!




以上、「人を呼ぶ古時計でした。



最後まで読んで頂き有難う御座いました・・・・。


多少涼しくなりましたか?

なる訳ないか!!

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屋形船

2007年08月14日 | ○○な話

屋形船に乗って来ました。

屋形船とは、
和船の一種で、主に船上で宴会や食事をして楽しむ、屋根と座敷が備えられた船のことで楼船(ろうせん)ともいます。

平安時代からその原形はあり、貴族の遊びなどに使用されていました。

河川整備が進んだ江戸時代に栄え、大名や豪商などに花見や月見、花火などの遊びに愛用されてきたとの事。


屋形船は何度か乗ってますが、やっぱり、夏の屋形船はいいですね。

今回は東京は品川の「船清」で1艘貸切の屋形船宴会でした。

 

ある仕事の打ち上げ会でしたが、気心知れた仲間と限られた空間で、限られた時間を共有する。

屋形船には、通常の飲み屋さんで行う宴会とは、違った雰囲気があり、周囲に気を使う必要もないので、非常に盛り上がりました。

この時期、花火大会などもあり、屋形船は大賑わいです。

海上は沢山の屋形船が出ていて、その灯りが水面に反射してそれだけでもきれいです。

 

また、宴会の途中でお台場やレインボーブリッジなどの夜景を観るのも一興です。

 

料理は刺身の舟盛りはもちろん、なんといっても、その場で揚げる江戸前の天ぷらですね。

これでもか、と言う位出てきますので、一年分の天ぷらを食べたような気がします。

私たちが乗った船は、某ビール会社のTVCMであの俳優の佐藤浩市が天ぷらでビールを飲むと言う撮影に使われたとか。

夏の風物詩 

屋形船+天ぷら+ビール+花火(あれば最高!) なんて

日本人でよかった!

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亀の呪い

2007年08月13日 | ○○な話

怖い話は好きですか?

お盆なので、いつもと違った話題を・・・


この話は私が子供の頃の話です。


当時、私は人口300人程の小さな村に住んでおりました。


その村のはずれには、祠(ほこら)があり、その祠の裏手に小さな沼があったのです。


そこは、鬱蒼とした木が生い茂っており、昼間でもあまり日が差さない薄暗い場所でした

 

大人からは、子供は絶対に近づいてはいけないときつく言われてる所でした。



でも、子供の事ですから近づくなと言われると、ますます行ってみたくなります。



そして、夏休みも終わりの頃、


私達は肝試しと称して、友達と3人である夜その沼に向かったのでした。



村はずれまで行くとそこから先は両側に雑草が生い茂る狭い一本道です。



当時、懐中電灯もあったのですが、子供達は空き缶の底に釘で穴を開け、その中にロウソクを立てて、針金で吊るす取っ手を付けた手作りの提灯を持ち歩いてました。


「ロウソク出せ、出せよ。出さなきゃ、かっちゃくぞ~」


こんな唄を歌いながら、暮れ行く道を村はずれで歩いて行きました。



徐々に夜も更けて、聞こえるのは虫の音ばかり・・・・。



両側を雑草で覆われた山道を風に揺らめくロウソクの明かりを頼りに祠へと目指しました。



と、遠くに見える祠にうすぼんやりと灯りが・・・




ちょうどお盆の頃でしたので、誰かがお参りに来て、ロウソクを消し忘れて帰ったのでしょうか・・・



恐る恐る私達は祠に近づいて行きました。





やはり、そこには誰もいません。




ロウソクの炎だけが風に揺らめていました。




すると、裏手の沼の方からかすかに音が聞こえてきたのです。






ちょうど、地面に落ちている



枯れた小枝が



ペキッ・・・、ペキッ・・・と



折れる音のようです






ますます、怖くなった私達ですが3人寄り添いながら沼の方へ少しずつ近づいて行きました。




藪の中から音がする沼の方をロウソク提灯の灯りで照らしますがもちろん遠くまで照らす事はできません。





目を凝らしながら音のする方をジ~ッと見ますが暗くて見えません。





今度は



ズリッ・・・、ズリッ・・・と



何か地面を引きずる音がしました。




 



私達は恐怖で足が震え、そこを動く事が出来なくなりました。




 


ズリッ・・・、ズリッ・・・




 

 



ズリッ・・・、ズリッ・・・



 

 


少しづつですが、確実に何かが近づいてきます・・・


 

 



ズリッ・・・、ズリッ・・・


 

 

 



ズリッ・・・、ズリッ・・・







それから、小一時間も経ったでしょうか・・・・




ようやく音の正体が見えてきました・・・・





ロウソクの灯りに手照らし出されたものは・・・・・






甲羅の大きさが50cm程の・・・

 

 



亀だったのです・・・



 

 

 



亀・・・ の、のろい・・・・





 

 

 


以上、


亀ののろい


でした・・・・。





最後まで読んで頂き有難う御座いました・・・・。


楽しい夏休みを・・・。  














 

 




 

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トランスフォーマー

2007年08月12日 | ○○な話


「トランスフォーマー」

公開中


未知なる地球外生命体と人間との攻防を描いたSFアクショ ン超大作。

製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、監督:マイケル・ベイ




高校生のサムは父親と約束した念願の車探しに中古車屋へ。

そこで不思議な魅力を放つ黄色いレーシングカーを発見し一目で気に入るが、何故か車が生きているような感覚を味わう。

同じ頃、中東のカタールではヘリと思われた物体が突然凶悪なロボットに変身(トランスフォーム)し、アメリカ軍基地を破壊。

同時に軍事機密データを盗まれていた……。

未知の惑星から、あらゆる機械に変形できる金属生命体が地球に侵入。

彼らはジェット機や車、デジカメ、携帯電話などに姿を変え潜伏し、やがてロボット状の体型にトランスフォームして、人類への攻撃を開始する。

人類はこの攻撃を防ぐ事が出来るのか!


なんといってもVFXの変身シーンが凄い!

高速道路で車が突然ロボットに
変身し、他の車両を破壊、また車に戻るという信じられない映像は大スクリーンで細かい所まで何度も見たくなる!

これだけで見る価値あり!?


逆も真なり・・・

ロボット同士の戦いは

アニメの方が感情移入しやすいかも・・・

映像だけに目を奪われて

ストーリーに入り込めないのは私だけ?


この映画のお勧め度:☆☆☆☆






 

 

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