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誉田 哲也/主よ、永遠の休息を

2013年03月02日 | 小説

誉田 哲也 著 主よ、永遠の休息をを読みました。




通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。

コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員の芳賀桐江と知り合う。

逮捕に協力して立ち去った現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、

調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像"がネット配信されていたことを知る。

犯人は精神鑑定で無罪とされていた……。


代表作「ストロベリーナイト」のプロローグとも言える内容です。

出だしは誉田作品には珍しくフリーター娘と若い新聞記者の二人が織りなすラブストーリー的な感じで

ちょっと読むのがかったるかったのですが、
娘の過去が明らかになるにつれて

徐々に様相が変わり、「ストロベリーナイト」なみのダークな展開になってゆきます。


実際にあった事件をモチーフにしたミステリー小説の良作でした。

この小説の満足度:☆☆☆☆ 

コメント
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