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香納諒一/孤独なき地―K・S・P

2013年01月12日 | 小説


香納諒一 著 孤独なき地―K・S・P」 を読みました。



新署長赴任の朝。

署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。

目の前で事件に遭遇した歌舞伎町特別分署の沖幹次郎刑事は射殺犯を追う。

銃撃戦の末、犯人のひとりを仕留めるが、残るひとりは逃亡した。

金を生む街、新宿歌舞伎町で暴力組織が抗争を開始したのだ・・・。


新宿歌舞伎町を舞台に、警察・暴力団・中国マフィア・汚職企業が絡む連続殺人事件を描く。

この作家の作品を読むのは今回が初めてです。

ストーリがかなり入り組んでいましたが、疾走感がありなかなか面白く読めました。


事件自体は複雑で、状況が2転3転!

最後の最後まで真相が見えてこない・・・。

さらに、ラストのオチは切ないです。

納得のハードボイルド作品でした。


この小説の満足度:☆☆☆☆

コメント
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