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貫井徳郎

2007年07月29日 | ○○な話


「貫井徳郎」
の本を紹介をします。


「慟哭」




幼児を狙った通り魔的な事件、新興宗教、警察の不祥事、マスコミによるバッシングや過激な報道など、現代社会の問題点を多く盛り込んだ、社会派本格推理小説。

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。

異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。

こうした緊張下で事態は新しい方向へと発展する!

この小説では、幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材にしながら、人間の内奥の痛切な叫びを聞くことになります。

衝撃のラストが待ち構えています!!


貫井徳郎の

「読ませる文章」


してやられる!!



失踪症候群」

 



警視庁警務部人事二課で一見窓際族のようなポジションにいる環(たまき)

しかし、彼は通常の刑事機構では扱えない犯罪性の曖昧な事件を調査する特殊班のリーダーだった。

普段は工事現場で働いている倉持、托鉢僧の武藤、身元調査などの探偵で生計を立てている原田の3人を部下として特別な任務にあたっている。

警察が表立って動けない仕事を秘密裏にこなす『仕事人』シリーズの第一作目。

続発する若者たちの失踪事件を追う物語。
リストアップされた失踪者たちの痕跡を追う、四人の男たち。
調査を進めて行くうちに意外な事実が浮かびあがってくる。
彼らは住民票を転々とさせていた。

やがて浮かび上がる、ある失踪者の背後に隠された真相とは?

やがて失踪事件は別の事件と関わり合い、殺人にまで発展する・・・


だれも、生ある限り自分の人生からは逃げられない。




「誘拐症候群」




名前も素性も知られずに、身代金500万円前後の”小口”誘拐を続けて成功させ、ネット上で「ジーニアス」と名乗る謎の人物。

 一方、貧しい絵本作家の生まれて間もない息子が誘拐され身代金1億円が要求される。
犯人から身代金の運搬に指名される武藤。

無事子どもを救出できるのか。

すべてが同一犯の連続誘拐なのか。

武藤とは別に環たちが動き出す。

最初から最後まで読者をぐいぐいひきつけて離さない、途中では止められない一冊です!



「殺人症候群」



人を殺しておきながら、何ら反省することなく再び社会に放出される未成年犯罪者達。

未成年と言うだけでさほど思い罪を背負うことなく、むしろ 「運が悪かった」 程度の感情しか抱いていない。

そんな彼らがことごとく殺害されていた。

背後にちらつく「職業殺人者」の影。

この作品は、「不起訴処分になった殺人犯に復讐することは許されるか、否か?」という大きな問いを軸に話が展開していきます。

症候群シリーズの完結作!!


その他の著書:天使の屍・修羅の終わり・鬼流殺生祭・プリズムなど

コメント
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