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三浦御坊市長30日に初登庁、2期目へ決意新た 〈2024年5月29日〉

2024年05月29日 08時30分00秒 | 記事


当選証書が届き、笑顔の上西副会長、吉田会長、
三浦市長、古田選対本部長(右から)


 6月10日の任期満了に伴う御坊市長選挙は、26日に投開票が行われ、現職の三浦源吾市長(64)=島=が得票率89%を獲得する圧勝で再選を飾った。当選から一夜明けた27日朝、島の後援会事務所で三浦市長は「市民の皆さんとともに健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくりに向け、マニフェスト(第5次総合計画)の実現に全力を尽くしたい」と決意を新たにした。

 26日夜は当選祝いのメールや電話に対応し、午前0時ごろ就寝。27日は普段通り午前5時に起床。日課のステキ体操GO!GO!GOBO、ラジオ体操で体を動かし、電話やメールに対応したあと、事務所に顔を出した。市選管で当選証書を受け取った吉田擴・後援会長や上西一永・同副会長、古田謹章・同選対本部長らと和やかに歓談した。
 圧勝での再選に三浦市長は「こんなに多くの皆さんに投票していただき、これほどうれしいことはない。市民の皆さんの思いをしっかり受け止め、皆さんと一緒に健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくりに向け、マニフェストの優先順位を決め、ひとつひとつ実現できるよう全力を尽くしたい」と改めて決意を述べた。
 前回は無投票のため、今回が初めての選挙戦。1週間を振り返り「市民の皆さんと直接ふれあうことができたことが楽しく、あっという間の1週間だった。できるだけ精一杯、私の思いや考えをお話することができたし、何十年ぶりにあった人も多く、選挙をやって良かった」と。得票数には「投票率は過去最低だったが、吉田会長をはじめスタッフの皆さんが一生懸命頑張ってくれ、これ以上ない得票をいただき、感激、感謝しかない」と述べた。
 1期目から掲げている「公約の1丁目1番地」の「災害による犠牲者ゼロをめざし、市民の生命と財産を守るまち」に向け「ハード整備は終わったので今後はソフト対策に力を入れ、家具の固定、個別避難計画の策定などに取り組みたい」。人口減対策には「元気なシニア世代を増やすため、健康寿命を伸ばすことに力を入れたい。若い人が都会に出ても帰って来たいと思ってもらえるまちづくりにも努めたい」と話した。
 30日午前9時に市役所に初登庁し、2期目をスタートさせる。「私の信条である『明るく楽しく前向きに仕事をすること』をポリシーに使命感と責任感、そして正義感を常に忘れず『一生ただ一度、だから精一杯』。何があっても逃げない、引かない、驚かない冷静な頭と熱い心で頑張りたい」と述べた。

市選管が当選証書付与 
 吉田後援会長受け取る
 市選管は27日、市役所で市長選で再選した三浦市長の代理、吉田後援会長に当選証書を付与した。
 髙垣信廣委員長が「当選おめでとうございます。市民の期待に応えるため、ご活躍を」とあいさつ。吉田会長は「三浦市長なら市民の皆さんと一緒に明るく住みよい御坊をつくってくれると確信しています」と話した。


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