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御坊市長選 現職三浦源吾氏、新人山本譲一氏、一騎打ち 〈2024年5月17日〉

2024年05月17日 08時30分00秒 | 記事

 御坊市長選(6月10日任期満了)は19日に告示され、再選をめざす現職の三浦源吾氏(64)=無所属、島=と、新人で和歌山環境保全団体代表の山本譲一氏(62)=同、薗=の一騎打ちが予想される。両陣営とも立候補の届け出を済ませたあと第一声を上げ、市内全域を街宣する。盤石の態勢で圧勝をめざす現職に、新人がどこまで迫れるか。26日に投票を行い、即日開票される。

 三浦氏は、4年前の市長選で「オール御坊」「保守一本化」を象徴する候補者として立候補し、無投票で初当選を飾った。3月6日の議会一般質問で再選出馬を表明し、今回も無投票ムードが漂っていたが、4月17日の立候補予定者説明会に山本氏が出席し、22日に出馬表明。無風から一転して8年ぶりの選挙戦突入が確実となった。
 三浦陣営は、19日午前8時30分過ぎから島645の1(18メートル道路沿い)の後援会事務所前で出陣式を行い、岸本周平知事や世耕弘成、鶴保庸介両参議院議員、二階俊樹・二階俊博代議士秘書、中村裕一県議らが応援に駆けつけ、三浦氏が第一声を上げる。54の各種団体から推薦を受け、盤石の態勢で圧勝をめざす。1期目と同じく「健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくり」をスローガンに5本柱を掲げ、第5次総合計画の実現へ全力を尽くす。
 山本陣営は、19日午前11時からロマンシティ御坊店前の国道交差点周辺で街頭演説を行い、第一声を上げたあと、市内全域を街宣し、数カ所で街頭演説を行う。公共工事入札などの問題点を指摘し「市政を正す。市民のための御坊市にしたい」などと訴え、草の根運動で支持拡大を目指す。公約に(1)今までの公共工事の発注精査(2)箱物の建設入札の是正(3)市民税、事業税の減税(4)市長給料の半額(5)市長退職金ゼロ――を掲げる。後援会事務所は薗467の自宅(市役所南)。
 告示日の19日は、午前8時30分から午後5時まで市役所1階で立候補の届け出を受け付ける。期日前投票は20日から25日までの午前8時30分から午後8時まで市役所1階で行う。投票日の26日は午前7時から午後6時まで市内30カ所の投票所で投票を行う。午後7時30分から市役所1階で開票作業を行い、8時40分ごろ大勢が判明する。14日現在の選挙人名簿登録者数は1万8443人(男8714・女9729)。


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