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御坊市長選 きょう(22日)中日 〈2024年5月22日〉

2024年05月22日 08時30分00秒 | 記事


手をふり有権者にアピールする三浦(右)山本両候補


 19日に告示した御坊市長選は、早くもきょう22日が中日。再選をめざす現職の三浦源吾氏(64)=無所属、島=と、新人で和歌山環境保全団体代表の山本譲一氏(62)=無所属、薗=の両陣営とも連日、選挙カーで市内を街宣し、各所で街頭演説を行い、有権者と握手しながら公約をアピール。ビラや電話等も使い、投票日の26日に向け、支持拡大に全力を上げている。

 三浦陣営 街頭演説で応援弁士の市議が「市議会保守系議員12人全員が三浦候補を支援している。三浦候補をリーダーに一人ひとりが力を合わせ、マニフェスト実現に全力を上げる。投票に行っていただき、圧倒的な得票で勝利を」と。
 三浦候補は、東洋経済新報社が発表した「全国都市データパック」2023年版の全国住みよさランキングで御坊市が全国で30位、近畿で2位に入ったことをアピールし「近畿の地方都市では御坊市が事実上トップ。市民の皆さんには自分たちのふるさとに自信、誇り、愛着を持ち、子や孫たちが都会に出ても帰って来たいと思ってもらえるまちにしたい」と訴える。
 公約は1期目と同じ「健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくり」をスローガンに(1)災害による犠牲者ゼロをめざし市民の生命と財産を守るまち(2)子どもと大人が集い、明るく楽しく学べるまち(3)健康でいきいきと安全に、ここに住みたいまち――などを5本柱に掲げている。
 山本陣営 街頭演説で応援弁士の堂村慎太郎・地球環境問題会議議長は公共工事入札の問題点を指摘し「相手は大きな組織。山本候補は単独一人で立ち上がった。市民の皆さまと一緒に腐敗した御坊市を掃除したい。誰がなっても同じと投票に行かない人たちに訴え、投票所に足を運んでいただきたい」と。
 山本候補は「不透明な入札や契約が行われている実態が明るみになった。市長に何度面会を申し込んでも受けてくれない。市民の声が届かない。今回の選挙は、市長と議会の持ちつ持たれつの馴れ合いの三浦市政か、腐敗政治を打破し、市民目線を取り戻す山本市政かが問われる選挙」と訴えている。
 公約には「市政を正す。大勢の優秀な職員と一緒に市民目線の行政を実現したい」とし(1)公共工事の見直し是正(2)子育てしやすいまちづくり(3)福祉の充実したまちづくり(4)地元業者の育成(5)市民税・事業税の減額(6)市長給料半額、退職金ゼロ円――を挙げている。

 


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