観光総合サイトを開設した情報発信
日高広域観光振興協議会(会長・金崎昭仁日高町観光協会長)が、9月に観光総合サイト(ホームページ)を開設する。滞在費用別に松・竹・梅の3種類に分けた観光モデルコース、地元の餅まき情報を紹介する「もちもちカレンダー」、今年度から導入した「ひだかブランド」推奨品をはじめ食事処、観光スポット、特産品、宿泊施設、各種体験など当面1000件の情報を目標に「日高地方の魅力が詰まった情報満載」のサイトにする。
サイト名は「紀中を巡る~Hidaka History」で、管内7市町を網羅する広域的な観光総合情報を全国に発信し、日高地方への誘客、周遊促進に努める。観光モデルコースは、2人1組の日帰り客を想定し、昼食込みでの滞在費用別に松・竹・梅の3コースを設定する。松はクエ料理などを入れた3万円コース、竹は観梅など1万円コース、梅は手軽な値段で楽しめる5000円コースとし、それぞれ複数のモデルコースを推奨して日高地方を周遊してもらう。
もちもちカレンダーは地元の文化といえる「餅まき」の日時、場所をカレンダーに掲載して紹介する。基本的に提供してもらった情報を掲載する。
ひだかブランドは、11月のねんりんピックに向け、日高地方の特産品を売り込もうと、日高地方で初めて生み出された特産品などを「日高発祥ブランド」「日高新星ブランド」として認定する制度。すでに募集、審査を終え、14日に認定12品目のお披露目会を開く。この12品目を掲載するとともにパンフレットも1万2000部作成し、県内外に売り出す。
メディアライブラリーは1日から始めたインスタグラムを使った「みんながカメラマン」で投稿された写真や動画を掲載する。
食事処(和洋食、中華、カフェ、パン屋、ラーメン、スイーツ)特産品(和洋菓子、海・川・山の幸、民芸品、道の駅、直売所など)宿泊施設(旅館、ホテル、民宿)各種体験(マリン体験、食体験、農業体験、ウオーキング、フルーツ狩りなど)は、掲載情報を募集する。掲載は無料。締め切りは28日。問い合わせは日高振興局企画産業課(電話24・2911)へ。
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