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御坊市魅力発信事業、サポーター獲得や体験メニュー開発 〈2018年2月24日〉

2018年02月24日 08時30分00秒 | 記事

初会合を開いたGO!GOBOプロジェクト協議会


 御坊市は「わがまち魅力発信事業」の母体となる「GO!GOBOプロジェクト協議会」(会長・龍神康宏副市長)初会合を22日に市役所で開き、事業概要や今後の取り組みを説明。「1万人が100回来る御坊へ」をコンセプトに花や寺内町、紀州鉄道、宮子姫など地域資源を活用したオリジナルストーリーに基づき、体験プログラム・メニューの開発や試験実施、プロモーション活動、交流拠点の整備などを行い、御坊の魅力を全国に情報発信する。

 協議会は市や市観光協会、御坊商工会議所、同青年部、同地域活性化・観光推進委員会、JA紀州、紀州日高漁協、JR御坊駅、紀州鉄道(株)、御坊南海バス(株)、(株)中紀バス観光社、市商店街振興組合連合会、御坊菓子工業組合、市ふれあいセンターの代表者19人で構成。平成28年度に作成したプロモーション戦略やオリジナルストーリーについて30年度から2年間かけて具体化させていく。
 着実に御坊に愛着を持つ人を増やしていこうと「100万人が1回来る御坊ではなく、1万人が100回来る御坊へ」をコンセプトに宮子姫、寺内町、観光農園、スターチス、紀州鉄道など観光資源を活用した各種体験プログラムを開発する。市内各種団体代表や若者、女性らを中心とした実働部隊を4つ程度つくり、プログラムを開発し、試験実施した上で、31年度にプログラムを商品化し、インターネットやメディアなどを活用したプロモーション活動を展開する。
 4月から市でインターネットを活用した事業専用プラットホーム(サイト)を開設し、全国から「御坊ファン」になってくれるサポーターを公募。ネット上でプロジェクトや体験プログラムへの意見、アイデアを募り、取り組みに反映させるとともに試験ツアー等への参加も呼びかける。サポーターはネット以外に、進学や就職を機に市を離れる高校生ら若者、ふるさと納税の寄付者などにも呼びかけ、まずは500人~1000人の獲得を目指す。
 ハード整備では、御坊総合運動公園に交流拠点となる施設を設置する。国の地方創生交付金2000万円を活用し、子ども向けの「かぶと虫」大型複合遊具、幼児ゾーン遊具「はなまるひろば」の近くに、子育て世代など多くの人が気軽に交流できるように壁のない開放的な屋根付き施設を建設し、市内の女性団体等に委託して各種交流イベントを実施する。


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