Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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暑い一日でした。

2014-05-30 21:13:32 | Ferrari250TR NART 1958
これから少しずつタイトルに有る言葉を繰り返す日が多くなるんでしょうね~。
まだ5月というのに30度越えは当たり前の気温が続きますね、こんなに暑いとウレタン用のシンナーを夏用に切り替えないといけないですね~。
通常の年は6月後半位から夏用のシンナーを使うのですが、今年は少し早い様です。
まあ夏用シンナー、標準シンナーと言っても季節で変えるのではなく気温が基準となります、皆さんの環境に合ったシンナーをお使いになって下さい。

昨日ご案内を致しましたキットは残りが2つとなってしまいました。
これまでに仮注文を頂いた方々に改めましてお礼申し上げます。
残りは2個ですので迷っていらっしゃる方は早めのご連絡をお願い致します。
わからない事がございましたらメールか電話にてお問い合わせ頂ければ知っている事はお答え出来ます、わからない事に関しては問い合わせの為に少し時間を頂く事も有ります。
そう言えばマセラティの時は発売直前に注文を頂いた方に先に私分のキットをお渡ししたりして結構大変だった事を思い出しました。私はモデルアート111さんのお店のキャンセル待ちまででてしまいましてその時のキットはまだ入荷していません、もしもキャンセルが出ていたら今度の250GTスペリメンターレと共に入荷して来るはずです。モデルアートのKさん覚えてくれているかな~!?

さて250TRはやっと塗装に入ります。
まずはテスタロッサの元になったエンジンのカムカバーを塗っています、テスタロッサとはシリンダーヘッドが赤く塗られていた事をさして付けられた名前と言われたりしますが本当はシリンダーヘッドでは無くカムカバーが赤く塗られていただけなんですね。
シリンダーヘッドはアルミの生地でシルバーなんですね。
もう一つフェラーリのカムカバーにはFERRARIの文字が浮き文字で入っていますが、模型では文字はエッチングで貼られる事が多いのですね。
当然ながら文字の部分は金属地が出ているというのが一般的な模型なのですが実車ではこの文字もカムカバー同様に塗装されている様です。
どちらが良いのか迷う所ですね・・・。

ワイヤーホイールも塗装しました。
このホイールの塗装の件に付いてはご注文を頂いた方々にお一人ずつ確認をさせて頂きましたが皆さん塗装をご希望でした。
ボシカホイールはクロームメッキをかけてありますが余りにも光り過ぎるという判断の方が多いのですね。

シートの色については破損した実車の画像で茶色という事はわかっているのですが古い写真しかないのではっきりしない部分でもあります。
現存している車ではルマン当時の仕様に入念に復元された様なのでシートも恐らく当時の物を調べて張り替えられているはです、シートのカラーはこの画像を参考に致します。

シートを塗ってみました。
使用したのはクレオスのダークアースをベースにホワイト・イエローを調色しています。
そうそう艶消しで塗っています。

サフを塗ってみますと明らかにパテを盛らないと消えない傷や凹みが見えてきます。
少しずつパテを入れています。

パテが硬化するまで塗装を進めてゆきます。
ピンセットの先で挟んでいるのはブレーキとクラッチのマスターシリンダーですが通常中にブレーキオイルが入っていますと透けて薄黄色に見えます。それを表現する為にマスキングをして下の部分2/3だけ薄黄色に塗りました。
もう少し透明感の有る容器なら透明な素材で作り直すのですがこのボトルはそう透明感が無いので金属製を塗って仕上げます。

シリンダーヘッドの部分をシルバーで仕上げています、そしてカムカバーは結晶塗装に見える様に艶消しのクリアーを塗っています。
まだ文字はどうするのか決めてないのですが・・・

部品の塗装が完了した部分から部品箱の中に戻ってきます。
ここに入っているのは取り敢えず部品単位で基本カラーを塗った物ですね、細かな部分はこれから塗り足したり塗り直したり・・・まだまだ完成は見えません。

ホイールはシルバーを塗っていますが少しクリアーをのせておいた方が良さそうでしたのでクリアー仕上げをしています。
その左側はブレーキドラムですがホイール同様シルバーなのですがホイールの奥に有って同じカラーですとせっかくのホイールのスポークが見えなくなってしまいます。
こんな場合はドラムのシルバーに少しブラックを混ぜてトーンを変えてやりますと細いスポークが冴えてくる・・・はずです。

明日は大事なボディ塗装が出来ると良いですね。

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