Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

エンブレムの取り付けとエアクリーナーケースの制作

2020-05-10 20:11:16 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は曇りで時々雨が降っていました。
家の中では少し肌寒い感じですが、屋外ではムッとする様な感じ・・・
気温は家の中よりも少し高めで湿度が高い感じと言えばわかって頂けるかな〜。
風はほとんど無くてどんよりしている感じですね〜。
午後からは雨は上がりまして・・・いつ降るかよくわからないほど暗い空でしたが夕方までは何とか持ちこたえましたね。

今日は朝からちょっと所用がありましてね朝一で松江市まで出掛けてきました。
まあ用事はそんなにたいした事では無いのでおいておきますが・・・帰る道すがらスーパーの駐車場を見ますとほぼ満車状態でした
まだ朝9時半位なのにね〜
皆さん買い物に行かれるんですね〜
2件のスーパーの前を通過しますがどちらも大入り満員です・・・(家族連れも何組かいらっしゃったので松江はほぼ自粛していないな〜と言う印象です・・・笑)

さて帰って来たら仕事ですね〜。
昨日はJAFのバッチを付けましたが・・・エッチングつながりという事でこの辺りでエンブレムを取付けましょうかね。
最近のミニカーはエンブレムもエッチングではなくメタルインレットと言うメッキした物を貼付ける物が多くなってきまして一旦剥がしますと流用はほぼ不可能な物が多くなりましたね。
この辺りにもミニカーの塗直しが高価になってしまう理由があります。
エッチングで作り直しておきましたエンブレムは金メッキ仕様にする為に磨いてからウレタンクリアーにクリアーイエローを混ぜた物を塗って金メッキ仕様にしておきました

エンブレムを貼る前にナンバープレートを取付けておきましょう
取付けビスはアドラーズネストの六角ボルト、封印も自家製で作りました・・・もうこの辺りは当方のスタンダードなので珍しく無いですね

まずはFフェンダーのエンブレムからですね
傾きとか位置関係をきちんと出す為に細切りのマスキングテープを貼って目印にしています
筆記体の文字のエンブレムはなかなか格好が良いですね〜
しかも時代感が抜群です・・・今の車にはこんなエンブレムは付いてないな〜

リアも同様にマスキングテープを貼って傾きに気を付けてはっています
上側には古いタイプのアルファロメオのエンブレムが付きます・・・フロントは新しいタイプなのにリアは古いタイプなのがちょっと不思議ですね〜。
良く見て下さいね・・・
ナンバー灯のセンター部分の突起の部分にもアルファの古いタイプのエンブレムが付けられていますね・・・この部分も
きちんと再現しています

もう一度Fフェンダー部分に戻ってマスキングテープを剥がしまして小さなベルトーネのマークを取付けて完了ですね。
この小さなマークですが
小さい上に位置関係が微妙で取付けるのにちょっと苦労しましたよ。
位置がずれますと雰囲気が違う様な気がしましてね・・・(汗!)

次に・・・やっとバンパーの接着をしました
何か忘れ物が有ると困るのでリアのバンパーはまだ接着していなかったんですよね〜
接着してからバンパーのステーが貫通してしまうトランクの中も確認して・・・
やっとひと安心です
最初のミニカーの状態と比較しますと凄く良くなった様な気がしますね〜。

さて次はボンネットのモールですね
ここのモールもボンネットが凹んでいてその溝にモールを付ける様になっていましたので埋めた所ですね
モールの処理ですがやはり実車と同じ様にしておかないとね〜見えてしまう部分ですから、大事な所だと思います。
さてこのモールですがサイドのモールと同じくアルミ製が良いのかそれともクローム風な物が良いのか・・・
皆さんならどうしますか?
実車の写真で確認しますとどうやらサイドのモールと同じでアルミ製みたいなんですよね〜
そう鈍い光り方の物なんですね。
と言う事でアルミ製の作って見ました
と言うか・・・写真を撮り忘れてしまいましてもう付けちゃっています(笑)

さて次はまた難問が待ち伏せしています
・・・もうお気付きかと思うのですが。
そうなんです、エンジンルームなのです。
ベースになったミニカーはかなりお値段の安い設計の物(お買いになられた値段は知っていますが・・・)なのでエンジンルームもそれなりの構成なんですね。
まあこれは仕方が無いのですが・・・まあ腕の見せ所と言えばそうなんですが大変と言えばその通りなんですよね。
周囲の細かな補機類は全部自作しなければなりません
エンジンの右側の壁はこんな感じです
ここに点火コイルと燃料のフィルターを付け足します

エンジンの左側の壁にもそれらしい物は穴だけです(笑)
まあ正確に言えば付いていましたが使えない代物なんですよね。
こちら側の壁にはいくつかのリレーや発電機の発電量を調整するレギュレターを作りましょう

でも一番大変なのは筒型のエアクリーナーとダクトですかね〜
ダクトは3.0mmのプラ棒にハンダ線を巻いて作ります
少々ラフでもそれらしいのは元々ダクト自体は柔らかい物ですから変形は有るのです、なのでそれなりに見えれば余り問題が無いと思いますね。
最後に瞬間接着剤で固めてやりましょう。
こんなダクトが3つも有ります・・・(笑)

次はエアクリーナーですね
本体は金属製で丸い筒の様な形状をしています
この本体はABS樹脂を使って旋盤で削り出しています
若干考えたのは・・・
エンジンルームの後側のバルクヘッドはボディ面と揃っていなかった事ですね
と言うのもこのエアクリーナーはエンジンとかキャブに付くのでは無くこの凹んだバルクヘッドに付くので少し寸法を大きめにした方が良いのではないかと考えましたが・・・
直径を大きくしますと今度は上下の寸法にも関わってきますから・・・一応計測した通り7mmの直径で作っています。

次は真鍮板を切ってエアクリーナー本体の固定金具を作りました
丸い輪っかの部分にエアクリーナー本体が入ります
指で持っている部分がボディへの取り付けになりますがここで1.5mm程(バルクヘッドが後に下がっている分だけ)調整をしました
全体を大きくするよりもこの部分で調整した方がバランスが良いと判断した訳ですね。
実車とミニカーはその構造から必ずしも同じでは有りませんがバランス良くまとめる事も大事ではないかと考えています。
全部を直すのは理想では有りますがそれをやりますとお客様に多大なご負担をお願いする事にもなりますからどちらが良いのかは私の判断になります。

ステーと本体を組み合わせますとこんな感じになります
まだ塗装をしていませんので素材の使い方が良くわかると思います
この後はエンジンルーム内の仮組をしましてこれにつながるダクトを作ってゆきましょう。


このダクトを作るのがこのエンジンルーム内での作業の一番難しい所になります
細かな補機類はまだ楽なんですよね〜(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。