Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終のサフェーサーを塗りました

2018-10-10 19:57:23 | その他
本日の山陰は雨です
どしゃ降りになる事は有りませんが梅雨の様な感じでシトシト降っています
本日定休日の二日目今日も少しゆっくりと起床し自宅の部屋の掃除・・・

そして出勤しました
雨が降っていますので外仕事は無しですね。
本当なら昨日ツルを片付けたサツマイモを掘りたいのですが・・・今年はサツマイモが不作で人参程度の物しか出来ていない感じがするのでかなり気が重いですね(笑)

そんな中ですが昨夜私が出品していたオークションが終了しましたので終了メールをチェックしていましたらなんと1円スタートのステアリングが1円で落ちてしまいました(笑)
何年もオークションをやっていますが1円スタートで1円で落ちるのは初めてですね。
連絡を取りますとアトリエから30km程西の県内の方と判明しました。
このステアリングはスカイライン1500(ハコスカ)の純正品なので欲しがる方も少ないとは思っていましたが・・・
送料の連絡をしなければならないので出来るだけ小さく梱包してみてもステアリングがコーン形になっていますので結構大きなサイズ(何と100サイズ)になってしまうのです。
しかも県内なのにかなり高価な送料なんですね〜
そこで引き取りに来られませんか?と連絡してみましたが10月は予定が有って来られないとの事・・・
幸いにして自宅は家人の方がいらっしゃるらしいので家内とドライブを兼ねて持って行ってきました。
60km程のドライブですが普段余りは使わない広域農道だったので結構楽しかったですね。
島根県益田市に住んでいた時にはこの道を家族を積んだワゴン車で通って行き来していましたがそれももう15年も前のお話です、なかなか懐かしい感じがしました。
山の中に新しいお店が出来ていたり記憶の中ではお店が有った筈なんだけど閉店していたり・・・中には建物ごと無くなっている所も有りました・・・
丁度お昼になったので国道9号沿いの「いきなりステーキ」で昼食!
私は炭水化物ダイエットなので300gのライス抜きです・・・家内は200gのライス付きです(笑)
昼食は私のおごりだったので家内はご機嫌でした!(笑)
こんなのでご機嫌なら安い物です(爆)私の模型のキットの方が何倍も高価です・・・と言うのは内緒ですよ。

なぜ1円にしかならないステアリングを配達に行くのか・・・不思議に思われる方もいらっしゃるかも・・・
まあ一般的に送料は落札者負担なので私が走るのは無駄と思われるかもしれませんね。
しかしながらついでに色々な所を散策出来て思わぬ昼食を食べる事が出来たらそれはプラスじゃないかと・・・
そんな変な人(私の事ですよ)に少しでも興味を持って頂きまたいつか1度でもアトリエに遊びに来て頂ければ良いかな〜と。
勿論PRのためにしっかり名刺を付けておきましたので・・・ご縁が有ればという事ですね。


さてさてステーキを食べたら仕事もね・・・
と言う事で早速始めます。
1964年のブルーバードのボディの修正期限はすぐそこまで迫っていますからね(訳は聞かないで・・・笑)
ほんの少しですがまだ凹みや気泡が有りますのでもう何度目になるのかよくわからないのですがウェーブのスベスベを使ってパテを擦り込んでいます
使うのは例のゴムベラです・・・余分に付けたく無いですからね。

乾燥器に入れて硬化促進をして早く硬化させますと1時間程で硬化して削る事が出来ます。
今度も水研ぎをしています
使うペーパーは400番ですサフがウレタンなら400番で十分です。
ラッカーサフなら600番か800番最終仕上げは1000番くらいでしょうか!?
削る仕事の効率が全く変わってきますからね〜

水研ぎをしますと凹んだ部分だけパテが残ります
スジ彫りの脇とか僅かな深さだったので気が付かなかったですがしっかり埋まっています。
この後水洗いをして今日二度目の乾燥機へ入れます
今度の乾燥機は硬化促進ではなく水洗いをした後の乾燥ですね、水分が残っていますと綺麗に塗れません。

1929年のブルーバードのパテも削っています
下の画像ではまだ途中経過ですね
斜めの部分は上側は角を残して下側は丸めた感じに削りたいのです
この修正の仕方ですとパテの厚みは厚くても0.5〜6mm程になりますから後でポロッと落ちてしまったり亀裂がは入ってしまう様な事も無いでしょう。
しっかりハンダ付けもして有りますから強度的にも十分ですね。

1935年のブルーバードもメタル製なのですが良く見ますとまだ少し凹凸が見えます
先ほど1929年のブルーバードに使ったパテが残っていますのでそれを少し盛っておきました
そうそう、そう言えば読者の方からご質問を頂きました
良く出てくるウェーブのスベスベですがこちらのパテは硬化剤が透明な物が付属している筈ですがなぜ黄色いパテなのかと・・・
これは失礼しました
透明な硬化剤は使いません
理由は混合した時の混ざり具合がわかり難いので敢えて普通のポリパテの硬化剤を使っています、色以外は皆同じなので硬化に問題が起きる事は有りません。
ちなみに私は松江市の塗料店(自動車板金用の塗料を扱っている店)でポリパテの硬化剤だけ売っていますのでそれを買って来ています。

良く見ますとここにも凹みが有りました・・・
メーカー完成品はこの部分の処理をせずにそのままで塗ってありましたね・・・。
ここも綺麗に直しておきましょう。

パテが終わりましたので次はサフを塗りましょう
サフは基本的に固まりやすい塗料なのです
大きなゴミも入ったりしている場合も有ります・・・
なので紙コップでホワイトサフと黒のラッカー(グレーにするため)と硬化剤そして粘度を調整するためのシンナーを混合してからエアブラシに入れるまでに塗料のフィルターを使って濾しておきます。
一見無駄に見えるかもしれませんがフィルターを使うと塗料の中の塊が取り除かれるので綺麗な塗面にする事が出来ますよ。
ボディの表面に付くゴミは空気中のゴミだけでは無いのです。

まずは1929年のブルーバードを塗りますがペーパーでパテを研磨した部分だけを軽く塗ってみます
ここはペーパーの傷が付いていますので傷を消すためにひと吹きしておきます

そして半乾きのタイミングでシンナーを少し多めに入れたサフをボディ全体に塗ります
こうする事でペーパーの目を消す事が出来ます
万が一少しペーパー目が残っても硬化後に1000番くらいのペーパーで削りますと完全に消す事が出来ます。

1964年のボディにもサフを塗りました
これでボディの整形はOKですね
1964年のブルーバードは複製に出すことができます

他の2台は塗装に進めることが出来そうですね。


と言う事で
明日はボディカラーの塗装とアベンタドールの組み立てに進みましょう!
明日も頑張りますよ(笑)

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