少々前になりますが名古屋のラクーンオートさんからのメルマガにX3 Model 1/43 Ferrari P4/5の事が載っていましてウェブショップを確認するも既にソールドアウトになっていました。
それでもと思い画像を見ていましたがこのキットはなかなか面白そうですし参考になりそうなので何とかならないものかな~と思っていました。
そして再びメルマガに再入荷と有りましたので買ってみました、参考になれば・・・と言う目的で買われる方は多分いないのでしょうけどね・・・。
私だけでしょう・・・(笑)
届いたのがこちらです・・・
なんと木箱ですね・・・
人によっては良い感じと思われるかもしれませんがこの木が少々臭います・・・まあ木の匂いなのですが。
多分米松か?
木の匂いは嫌いじゃないけど、こんなに臭うのはちょっとね~昔ねうちの親戚が近所で魚屋さんをしていたのですがそのカマボコ板を思い出したのは私だけの様ですね・・・(笑)
一つだけ良いのはこのプレートですが作品完成後には展示ベースに取付ける事も出来ますよ、これは結構アイディアかもね・・・

中身はこれで全部です・・・
何と言う事も無いキットと思えますが・・・それは間違い
やはり私の目に狂いは無かった(笑)

ちょっとバックが白で見難いですが・・・
ボディの分割は立体的なボディに合わせて斬新な組み合わせ方です・・・
しかしこの分割だとフロントのノーズサイドとリアのスポイラーの部分に分割線が出来てしまいますから必ずしも良い分割とは言えないかもしれません。
リアの下側に関して言えば影響が無いので良いと思います。

この原型ですがどうやら3Dプリンターで打ち出したものの様でこんな風に筋が入っていますね・・・
原型の時点で削って修正しておいてくれればキットを制作する皆が助かるのにね・・・とちょっと残念な所ですがこれだけのモールドを再現してくれていますのでまあ止む無しか・・・!?

このキットでウ~ン参ったな~と言うのがこの部分
3Dプリンターの実力炸裂ですね~!
下の画像はボディの内側ですが
普通外側には筋彫りが入っています、まあこれは当たり前です。
何と内側にも筋彫りが入れてあります・・・今まで1/43でボディの内側に筋彫りが有るのを見た事が無かった・・・。
もしも同じ位置に入れてあったら表から掘れば裏に直ぐに貫通してしまいます・・・筋彫りを彫れないという事?それともすぐに開閉モデルに出来るという事でしょうか?
まあ実際にはドアの内装も同様に一体になっていますので貫通してドアを外すのはそう容易い事では無いかもしれませんが・・・やっていないのでわからない。

但し弊害も・・・
3Dプリンターで薄くボディを作っていますのでこの様な変形も有ります・・・ボディの右サイドが開いてしまっています。
これは3Dプリンターで原型を作る時にボディを積層してゆく時に必要な支えが有るのですがシャーシ側のそれをカットして梱包してくれれば良かったのですが付けたままでした。
それにボディをかぶせて梱包したものだから開いてしまったのです。
反対側は梱包時に都合良く折れてしまったらしく破片が袋に有りましたがおかげでボディは開かなかった訳です。
このキットを買われた方はボディを確認し不要なこの支えをカットしておくべきでしょう。
もう手遅れかもしれませんが・・・

ボディの後半はこんな感じの組み合わせになります
特徴的な形状を簡単に再現出来るという点では良いかもしれませんが・・・分割線はどうしましょう??

ボディが開かない様に(直るかどうかは未知数)セロテープで巻いておきました。

タイヤも同様な作り方ですね
多分3Dプリンターで打ち出しておいて私の所と同じ様にう柔らかめのウレタン樹脂で複製をしていますが、トレッドのモールドは少し不鮮明ですね。
1/43ではこの辺りが限界の様ですね・・・ボディとかのモールドを見る限りなかなか高品質の3Dプリンターで出力している様に見えるのですが・・・

凄いのはここです
ホイールを内側から見ていますが表側は、文句の無い仕上がりですから敢えて裏側を・・・
スポークの間の部分は切れています・・・3Dプリンターの実力が炸裂していますね~
手作業ではこんな訳にはゆかない・・・今まで合った同車種のキットは私も持っていますが、比較になりません。

エンジンのモールドも・・・こんな感じです。
このキットはプロポーションモデルですよ!!

反対側も・・・

ミッションだって・・・

反対側・・・1/43ですよ!
タミヤの1/24では有りません・・・

ブレーキの部品も・・・こんなに立体感が有ります。
ディスクの外周がギザギザなのはご心配無く
別途エッチング板が準備されていますのでディスク面にはそれを貼りますとベンチレーテッドディスクになるのです・・・実車はカーボンだったですよね足しか・・・。

この部品はエンジンルームとコクピットを隔てるバルクヘッドですがここの遮熱材の形状まで再現されています、プロポーションモデルの場合こんな部分は省略されてエッチング1枚になりそうな所なのですが・・・ここでも3Dプリンターの威力ですね。
しかもそれがまた精度良く嵌るのでしょう・・・

部品の中に変なものを発見しました
どう見てもヘッドライトの部品なのですがヘッドライトの部分はボディに一体になっています・・・設計変更したのでしょうか?
でも部品はそのまま作っちゃったとか・・・サービス?

一つだけ欠品を発見
エキゾーストが片側付いていません
袋のどこにも有りません・・・・
僕はこれくらい作れるのでいちいちラクーンさんに泣きつく事は無いですよ(笑)

テールランプは透明レジン製、ヘッドライトのカバーは塩ビかぺット板のバキュームパーツが付属しています、この辺りは普通のキットの構成ですね。

これで終わり?とお思った方はこのキットの価格が18900円(税込み)という事を忘れていますね。
そうです・・・結構高価なんですよ。
理由はこれでしょう・・・
真鍮製のロストワックス部品です、ラクーンさんのウェブショップで見た時はこの部品が3Dプリンターで出力した透明のパーツで何も説明が無かったので樹脂ばかりのキットで18900円は高い様に感じましたが・・・
この部分が何と真鍮ロストワックスだったのです。
真鍮ロストワックスの部品は型一つで1この部品しか作れませんのでゴム型一つで何個も作れる(限界はありますが)ホワイトメタル部品の原価とは雲泥の差があるのです。

裏から見ますと・・・
3Dプリンターで出力した痕が見えますね・・・これもね削っておいてくれれば良いのに・・・
この真鍮の段を落とすのは結構骨ですよ(笑)
但しこの形状ですとエキゾーストパイプがエンジンと連結されないですね・・・(笑)
まあプロポーションモデルですから上から見てそれらしく収まっていればOKとの考えも有りますが、日本人的にはNGでしょう。
別部品にして欲しかったですね・・・しかもこの部品がロストワックスの真鍮である意味が全く分かりません・・・。
高価な事はわかりますけど・・・

ウインドウはこんな感じで印刷されています
Dのリアウインドウのパーツは穴を開ける様に切らなければなりませんが・・・巧く切れるでしょうか?
その為に2枚準備されていますけど・・・
私ならこのウインドウをスキャンしてカッティングマシンでカットして使いますかね~(笑)
黒い部分は無くなってしまいますが・・・そこを塗装してもそっちの方が良い様な気がします。

エッチングは極常識的な感じですね
足元のマットとかリアのメッシュとかも付属しています。

インストの中国語が有るので中国製と思いますが・・・

インストは若干不安が残りますね
例の真鍮ロストワックス部品にエンジンを前から差し込む様になっています
エキゾーストパイプがエンジンにつながらないという心配はここから来ています・・・
まあ見えないかもしれませんが・・・どうも生理的に許せないんだよね~

ライトの部品の件はここでわかりますね・・・
別に取付ける様にはなっていないです。
やはり設計変更されたんでしょうか??

もっとわからないのがこのギザギザしたエッチングです
この部品はラクーンさんのウェブショップの画像を見る限りリアウインドウの内側に有る支えなんですが取り付け位置がわからない・・・
リアウインドウの穴に沿って付けるはずなのですが・・・

ボディを裏返してリアウインドウの部分を見ますがそれらしい位置の指示は無いのですよ・・・

全体的にインストの部分の説明がわかり難く不安ですかね・・・
普通の方ならなかなか組み難いキットと言えます。
ただ私からしますと3Dプリンターを使ったキットとしてはキット自体の構成の考え方が新しい考え方に基づいて作られている事は参考になりますね。
良い所も有れば良くない所ももちろん有りますが、それは従来型のキットでもありましたからね。
18900円(税込み)は決して高く無い感じがしましたね、このキットの内容のうちどこの部分が自分に使えるのか参考にさせて頂きましょう。
今ならまだラクーンさんにキットが有るかもしれません、新時代のプロポーションモデルを体験するには良いキットであると思います。

それでもと思い画像を見ていましたがこのキットはなかなか面白そうですし参考になりそうなので何とかならないものかな~と思っていました。
そして再びメルマガに再入荷と有りましたので買ってみました、参考になれば・・・と言う目的で買われる方は多分いないのでしょうけどね・・・。
私だけでしょう・・・(笑)
届いたのがこちらです・・・
なんと木箱ですね・・・
人によっては良い感じと思われるかもしれませんがこの木が少々臭います・・・まあ木の匂いなのですが。
多分米松か?
木の匂いは嫌いじゃないけど、こんなに臭うのはちょっとね~昔ねうちの親戚が近所で魚屋さんをしていたのですがそのカマボコ板を思い出したのは私だけの様ですね・・・(笑)
一つだけ良いのはこのプレートですが作品完成後には展示ベースに取付ける事も出来ますよ、これは結構アイディアかもね・・・

中身はこれで全部です・・・
何と言う事も無いキットと思えますが・・・それは間違い
やはり私の目に狂いは無かった(笑)

ちょっとバックが白で見難いですが・・・
ボディの分割は立体的なボディに合わせて斬新な組み合わせ方です・・・
しかしこの分割だとフロントのノーズサイドとリアのスポイラーの部分に分割線が出来てしまいますから必ずしも良い分割とは言えないかもしれません。
リアの下側に関して言えば影響が無いので良いと思います。

この原型ですがどうやら3Dプリンターで打ち出したものの様でこんな風に筋が入っていますね・・・
原型の時点で削って修正しておいてくれればキットを制作する皆が助かるのにね・・・とちょっと残念な所ですがこれだけのモールドを再現してくれていますのでまあ止む無しか・・・!?

このキットでウ~ン参ったな~と言うのがこの部分
3Dプリンターの実力炸裂ですね~!
下の画像はボディの内側ですが
普通外側には筋彫りが入っています、まあこれは当たり前です。
何と内側にも筋彫りが入れてあります・・・今まで1/43でボディの内側に筋彫りが有るのを見た事が無かった・・・。
もしも同じ位置に入れてあったら表から掘れば裏に直ぐに貫通してしまいます・・・筋彫りを彫れないという事?それともすぐに開閉モデルに出来るという事でしょうか?
まあ実際にはドアの内装も同様に一体になっていますので貫通してドアを外すのはそう容易い事では無いかもしれませんが・・・やっていないのでわからない。

但し弊害も・・・
3Dプリンターで薄くボディを作っていますのでこの様な変形も有ります・・・ボディの右サイドが開いてしまっています。
これは3Dプリンターで原型を作る時にボディを積層してゆく時に必要な支えが有るのですがシャーシ側のそれをカットして梱包してくれれば良かったのですが付けたままでした。
それにボディをかぶせて梱包したものだから開いてしまったのです。
反対側は梱包時に都合良く折れてしまったらしく破片が袋に有りましたがおかげでボディは開かなかった訳です。
このキットを買われた方はボディを確認し不要なこの支えをカットしておくべきでしょう。
もう手遅れかもしれませんが・・・

ボディの後半はこんな感じの組み合わせになります
特徴的な形状を簡単に再現出来るという点では良いかもしれませんが・・・分割線はどうしましょう??

ボディが開かない様に(直るかどうかは未知数)セロテープで巻いておきました。

タイヤも同様な作り方ですね
多分3Dプリンターで打ち出しておいて私の所と同じ様にう柔らかめのウレタン樹脂で複製をしていますが、トレッドのモールドは少し不鮮明ですね。
1/43ではこの辺りが限界の様ですね・・・ボディとかのモールドを見る限りなかなか高品質の3Dプリンターで出力している様に見えるのですが・・・

凄いのはここです
ホイールを内側から見ていますが表側は、文句の無い仕上がりですから敢えて裏側を・・・
スポークの間の部分は切れています・・・3Dプリンターの実力が炸裂していますね~
手作業ではこんな訳にはゆかない・・・今まで合った同車種のキットは私も持っていますが、比較になりません。

エンジンのモールドも・・・こんな感じです。
このキットはプロポーションモデルですよ!!

反対側も・・・

ミッションだって・・・

反対側・・・1/43ですよ!
タミヤの1/24では有りません・・・

ブレーキの部品も・・・こんなに立体感が有ります。
ディスクの外周がギザギザなのはご心配無く
別途エッチング板が準備されていますのでディスク面にはそれを貼りますとベンチレーテッドディスクになるのです・・・実車はカーボンだったですよね足しか・・・。

この部品はエンジンルームとコクピットを隔てるバルクヘッドですがここの遮熱材の形状まで再現されています、プロポーションモデルの場合こんな部分は省略されてエッチング1枚になりそうな所なのですが・・・ここでも3Dプリンターの威力ですね。
しかもそれがまた精度良く嵌るのでしょう・・・

部品の中に変なものを発見しました
どう見てもヘッドライトの部品なのですがヘッドライトの部分はボディに一体になっています・・・設計変更したのでしょうか?
でも部品はそのまま作っちゃったとか・・・サービス?

一つだけ欠品を発見
エキゾーストが片側付いていません
袋のどこにも有りません・・・・
僕はこれくらい作れるのでいちいちラクーンさんに泣きつく事は無いですよ(笑)

テールランプは透明レジン製、ヘッドライトのカバーは塩ビかぺット板のバキュームパーツが付属しています、この辺りは普通のキットの構成ですね。

これで終わり?とお思った方はこのキットの価格が18900円(税込み)という事を忘れていますね。
そうです・・・結構高価なんですよ。
理由はこれでしょう・・・
真鍮製のロストワックス部品です、ラクーンさんのウェブショップで見た時はこの部品が3Dプリンターで出力した透明のパーツで何も説明が無かったので樹脂ばかりのキットで18900円は高い様に感じましたが・・・
この部分が何と真鍮ロストワックスだったのです。
真鍮ロストワックスの部品は型一つで1この部品しか作れませんのでゴム型一つで何個も作れる(限界はありますが)ホワイトメタル部品の原価とは雲泥の差があるのです。

裏から見ますと・・・
3Dプリンターで出力した痕が見えますね・・・これもね削っておいてくれれば良いのに・・・
この真鍮の段を落とすのは結構骨ですよ(笑)
但しこの形状ですとエキゾーストパイプがエンジンと連結されないですね・・・(笑)
まあプロポーションモデルですから上から見てそれらしく収まっていればOKとの考えも有りますが、日本人的にはNGでしょう。
別部品にして欲しかったですね・・・しかもこの部品がロストワックスの真鍮である意味が全く分かりません・・・。
高価な事はわかりますけど・・・

ウインドウはこんな感じで印刷されています
Dのリアウインドウのパーツは穴を開ける様に切らなければなりませんが・・・巧く切れるでしょうか?
その為に2枚準備されていますけど・・・
私ならこのウインドウをスキャンしてカッティングマシンでカットして使いますかね~(笑)
黒い部分は無くなってしまいますが・・・そこを塗装してもそっちの方が良い様な気がします。

エッチングは極常識的な感じですね
足元のマットとかリアのメッシュとかも付属しています。

インストの中国語が有るので中国製と思いますが・・・

インストは若干不安が残りますね
例の真鍮ロストワックス部品にエンジンを前から差し込む様になっています
エキゾーストパイプがエンジンにつながらないという心配はここから来ています・・・
まあ見えないかもしれませんが・・・どうも生理的に許せないんだよね~

ライトの部品の件はここでわかりますね・・・
別に取付ける様にはなっていないです。
やはり設計変更されたんでしょうか??

もっとわからないのがこのギザギザしたエッチングです
この部品はラクーンさんのウェブショップの画像を見る限りリアウインドウの内側に有る支えなんですが取り付け位置がわからない・・・
リアウインドウの穴に沿って付けるはずなのですが・・・

ボディを裏返してリアウインドウの部分を見ますがそれらしい位置の指示は無いのですよ・・・

全体的にインストの部分の説明がわかり難く不安ですかね・・・
普通の方ならなかなか組み難いキットと言えます。
ただ私からしますと3Dプリンターを使ったキットとしてはキット自体の構成の考え方が新しい考え方に基づいて作られている事は参考になりますね。
良い所も有れば良くない所ももちろん有りますが、それは従来型のキットでもありましたからね。
18900円(税込み)は決して高く無い感じがしましたね、このキットの内容のうちどこの部分が自分に使えるのか参考にさせて頂きましょう。
今ならまだラクーンさんにキットが有るかもしれません、新時代のプロポーションモデルを体験するには良いキットであると思います。
