本日の山陰は雪も無く・・・午前中は穏やかでした。
午後の一時期雨が降って来ましたが道路を濡らしただけでまた止んでしまいました。
空には薄い雲もありますし風も有ります・・・けっして強くは無いですがそれでも畑で枯れ葉を焼くにはちょっと無理な感じです。
数日寒い日が続きましてCafeの薪置き場の薪が少なくなりましたのでガレージから運んでおきました。
と言うのも今夜からまた荒れ模様とか言われていますので・・・寒くてお客様に迷惑がかかるといけませんからね〜、転ばぬ先の杖!!(最近この言葉を良く使いますね〜歳をとった証拠かな・・・?)
と言うか今までにどこかで経験しているんですよね、雨が降ったり雪が降ったりして条件の悪い時に限って薪が無くなってずぶ濡れになりながらガレージから運ばなければならなくなってきます。
天気の良いうちに薪を運んだり、冬用タイヤに交換しておいたり、あ〜自営業になってから先を見ながら仕事をする様になった様な気がしますね。
そう言えば先日の新製品のご案内でモデルアート111のフェラーリ500TRCをご紹介しましたよね。
あの時にインストにはボディカラーを赤に塗れと有ったのですがモデルアートさんが準備された実車画像にはダークブルーの車体が写っていたのです。
どちらが本当なのだ?と書いた記憶が有りまして・・・
私のブログをご覧になられたのか全くわかりませんが・・・
モデルアート111のクロージャーさんが当時のカラー写真を送って下さいました。
当時のボディカラーはダークブルーでシートは茶色の様ですね〜
本当はもっと全体が写っている写真なのですが・・・許諾を得ていないので画像の写真の一部を公開しておきます。
当方でキットを購入された方には別途プリントした物をお付けしておきます。
まあ当時はまだカラー写真が珍しい頃なのでクロージャーさんもこの写真を探されるのは大変だったと思います。
厨房係が終わったので本業を始めます。
今日はお隣の鳥取県のU村さんからのご依頼の修理です
F40とディノですね。
両方共製造から随分時間が経過していますから有る程度の劣化は仕方が無いですね。
特にF40はマットビハイクルと同じくLSJの頃ですからね〜。
まずはディノの方からですね
ワイパーが浮いているのでその修理なんですが・・・
ディノのワイパーが浮いて来るのは理由があるのです。
ピラーの下部には確かに接着剤が見えていますが・・・ウインドウのモールの前側はボディに密着している様に見えますね。
浮いてないのじゃないかと・・・一般的には思いますよね。
でも違うんですよね。
浮いてないとワイパーが持ち上がるはずが無いのです。
金属のピンセットを差し込みますとモールやウインドウ/ボディなどを傷つけてしまう恐れが有りますので爪楊枝の先をさらに尖らせて差し込んでみました。
爪楊枝は柔らかいので傷付く恐れが少ないのです。
ウインドウの上側はしっかり接着されていますサイドの部分は下の2/3位の部分、ウインドウの下側は4/5くらいが接着が取れていますね〜。
まだワイパーが付いたままなので無理矢理持ち上げる事は出来ませんよ。
そっと優しく持ち上げてみました(笑)
ワイパーを外して本格的にウインドウを外します。
さすがにピンセットでないといけませんね〜但しウインドウに傷が付かない様にモールの角の部分を2箇所つまんでいます。
1ヶ所よりも1ヶ所の方が力が集中し難いのです。
今回はウインドウとモールの間も剥離していましたのでバラバラに分解ですね。
ここにも問題が有りますが・・・わかりますか?
モールが必要以上に曲げられていますよね〜明らかにボディのRよりも小さいです。
まあこれは平面のウインドウをこのモールで接着して押さえ込もうという考え方だと思いますが・・・本来ならモールをウインドウに接着した時に丁度ボディの形状に合う程度の曲げ方が最良だと思うのです。
こんなに小さく曲げられていますと接着剤がいつも応力を与えられていて剥がれやすい様に感じるのですけどね。
なのでこの後少しモールの曲げを直してボディに沿う形状に直しておきました。
なのでもうマスキングテープで仮留めしなくてもそのまま接着出来ます。
この後確認していたら・・・
左のサイドウインドウの上側に有るレインドリップのモールが浮いているのを発見しましたのでついでに修理をしておきました。
最後にワイパーを取付ければ完成ですね。
一晩置いて明日もう一度確認してから梱包して発送かな〜。
次はF40です
LSJの頃のものですからもう随分前の商品ですよね
私も数台持っていますが・・・皆それぞれ問題を抱えています。
お送りいただいたモデルはまだ良いほうですね。
少なくとも左右のサイドウインドウは全く問題がないように見えます
リアウインドウは前側が浮いています
まあこれは珍しいことではありませんね
ちょっと面倒なリアグリルはやっぱり膨らんできていますね。
まあここもほぼ100%問題が出てくるところですね
フロントウインドウは一見大丈夫そうですが・・・
ワイパーが浮いていますから・・・多分ダメでしょうね
この角度ならよくわかりますかね!?
フロントウインドウの黒い枠がワイパーの部分でくの字に曲がっているのがわかりますかね〜??
ウインドウの枠は浮きたいんだけどワイパーが抑えている感じですね。
お客様の依頼はないですけどね、この写真をご覧になれば・・・
ボディ後部についているスポイラーがボディの幅よりも出っ張っていますね。
両端ともこうなんですよね〜
つまり・・・新品の時にはボディの幅と同じだったのだけどボディが収縮したと言うことですよね。
問題のある部分を外します
この画像で見えるのはリアグリルとリアウインドウですね
この後スポイラーも外しましたよ。
外した部品の接着剤を掃除しておきました
スポイラーも無くなっていますよね・・・(笑)
でももっと大事なことがあります
下についているディフューザーをよくご覧ください
角度がマチマチだと思いませんか??
ついでに直しておきましょう
普通は地面に対してまっすぐなんですよね〜。
まずはリアグリルのメッシュを取り付けます
テールランプやウインカーにも接着の甘いものがありましたのでそれも再接着しておきましょう。
細かなことですが修理して直ぐに壊れてしまうのは大変残念なことですからね〜。
続いてメッシュの周囲の赤い枠を取り付けました
ボディが収縮していますので赤い枠も少しカットしないと取り付け出来なかったので若干カットしています
切った部分は目立たない部分です・・・
スポイラーは両端を削って寸法を詰めます
削ったら当然金属地が出ますから塗装します。
リアウインドウを接着します
そしてフロントも・・・
スポイラーも取り付けて・・・
完成ですね〜
明日までこのまま保管してもう一度確認します
検査を合格したらお客様に連絡して発送ですね。
午後の一時期雨が降って来ましたが道路を濡らしただけでまた止んでしまいました。
空には薄い雲もありますし風も有ります・・・けっして強くは無いですがそれでも畑で枯れ葉を焼くにはちょっと無理な感じです。
数日寒い日が続きましてCafeの薪置き場の薪が少なくなりましたのでガレージから運んでおきました。
と言うのも今夜からまた荒れ模様とか言われていますので・・・寒くてお客様に迷惑がかかるといけませんからね〜、転ばぬ先の杖!!(最近この言葉を良く使いますね〜歳をとった証拠かな・・・?)
と言うか今までにどこかで経験しているんですよね、雨が降ったり雪が降ったりして条件の悪い時に限って薪が無くなってずぶ濡れになりながらガレージから運ばなければならなくなってきます。
天気の良いうちに薪を運んだり、冬用タイヤに交換しておいたり、あ〜自営業になってから先を見ながら仕事をする様になった様な気がしますね。
そう言えば先日の新製品のご案内でモデルアート111のフェラーリ500TRCをご紹介しましたよね。
あの時にインストにはボディカラーを赤に塗れと有ったのですがモデルアートさんが準備された実車画像にはダークブルーの車体が写っていたのです。
どちらが本当なのだ?と書いた記憶が有りまして・・・
私のブログをご覧になられたのか全くわかりませんが・・・
モデルアート111のクロージャーさんが当時のカラー写真を送って下さいました。
当時のボディカラーはダークブルーでシートは茶色の様ですね〜
本当はもっと全体が写っている写真なのですが・・・許諾を得ていないので画像の写真の一部を公開しておきます。
当方でキットを購入された方には別途プリントした物をお付けしておきます。
まあ当時はまだカラー写真が珍しい頃なのでクロージャーさんもこの写真を探されるのは大変だったと思います。
厨房係が終わったので本業を始めます。
今日はお隣の鳥取県のU村さんからのご依頼の修理です
F40とディノですね。
両方共製造から随分時間が経過していますから有る程度の劣化は仕方が無いですね。
特にF40はマットビハイクルと同じくLSJの頃ですからね〜。
まずはディノの方からですね
ワイパーが浮いているのでその修理なんですが・・・
ディノのワイパーが浮いて来るのは理由があるのです。
ピラーの下部には確かに接着剤が見えていますが・・・ウインドウのモールの前側はボディに密着している様に見えますね。
浮いてないのじゃないかと・・・一般的には思いますよね。
でも違うんですよね。
浮いてないとワイパーが持ち上がるはずが無いのです。
金属のピンセットを差し込みますとモールやウインドウ/ボディなどを傷つけてしまう恐れが有りますので爪楊枝の先をさらに尖らせて差し込んでみました。
爪楊枝は柔らかいので傷付く恐れが少ないのです。
ウインドウの上側はしっかり接着されていますサイドの部分は下の2/3位の部分、ウインドウの下側は4/5くらいが接着が取れていますね〜。
まだワイパーが付いたままなので無理矢理持ち上げる事は出来ませんよ。
そっと優しく持ち上げてみました(笑)
ワイパーを外して本格的にウインドウを外します。
さすがにピンセットでないといけませんね〜但しウインドウに傷が付かない様にモールの角の部分を2箇所つまんでいます。
1ヶ所よりも1ヶ所の方が力が集中し難いのです。
今回はウインドウとモールの間も剥離していましたのでバラバラに分解ですね。
ここにも問題が有りますが・・・わかりますか?
モールが必要以上に曲げられていますよね〜明らかにボディのRよりも小さいです。
まあこれは平面のウインドウをこのモールで接着して押さえ込もうという考え方だと思いますが・・・本来ならモールをウインドウに接着した時に丁度ボディの形状に合う程度の曲げ方が最良だと思うのです。
こんなに小さく曲げられていますと接着剤がいつも応力を与えられていて剥がれやすい様に感じるのですけどね。
なのでこの後少しモールの曲げを直してボディに沿う形状に直しておきました。
なのでもうマスキングテープで仮留めしなくてもそのまま接着出来ます。
この後確認していたら・・・
左のサイドウインドウの上側に有るレインドリップのモールが浮いているのを発見しましたのでついでに修理をしておきました。
最後にワイパーを取付ければ完成ですね。
一晩置いて明日もう一度確認してから梱包して発送かな〜。
次はF40です
LSJの頃のものですからもう随分前の商品ですよね
私も数台持っていますが・・・皆それぞれ問題を抱えています。
お送りいただいたモデルはまだ良いほうですね。
少なくとも左右のサイドウインドウは全く問題がないように見えます
リアウインドウは前側が浮いています
まあこれは珍しいことではありませんね
ちょっと面倒なリアグリルはやっぱり膨らんできていますね。
まあここもほぼ100%問題が出てくるところですね
フロントウインドウは一見大丈夫そうですが・・・
ワイパーが浮いていますから・・・多分ダメでしょうね
この角度ならよくわかりますかね!?
フロントウインドウの黒い枠がワイパーの部分でくの字に曲がっているのがわかりますかね〜??
ウインドウの枠は浮きたいんだけどワイパーが抑えている感じですね。
お客様の依頼はないですけどね、この写真をご覧になれば・・・
ボディ後部についているスポイラーがボディの幅よりも出っ張っていますね。
両端ともこうなんですよね〜
つまり・・・新品の時にはボディの幅と同じだったのだけどボディが収縮したと言うことですよね。
問題のある部分を外します
この画像で見えるのはリアグリルとリアウインドウですね
この後スポイラーも外しましたよ。
外した部品の接着剤を掃除しておきました
スポイラーも無くなっていますよね・・・(笑)
でももっと大事なことがあります
下についているディフューザーをよくご覧ください
角度がマチマチだと思いませんか??
ついでに直しておきましょう
普通は地面に対してまっすぐなんですよね〜。
まずはリアグリルのメッシュを取り付けます
テールランプやウインカーにも接着の甘いものがありましたのでそれも再接着しておきましょう。
細かなことですが修理して直ぐに壊れてしまうのは大変残念なことですからね〜。
続いてメッシュの周囲の赤い枠を取り付けました
ボディが収縮していますので赤い枠も少しカットしないと取り付け出来なかったので若干カットしています
切った部分は目立たない部分です・・・
スポイラーは両端を削って寸法を詰めます
削ったら当然金属地が出ますから塗装します。
リアウインドウを接着します
そしてフロントも・・・
スポイラーも取り付けて・・・
完成ですね〜
明日までこのまま保管してもう一度確認します
検査を合格したらお客様に連絡して発送ですね。