Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ミッションの複製準備

2019-05-19 22:26:36 | Ford Model T Truck
本日の山陰は曇り時々晴れでしたね。
外は蒸し暑くて外ではなかなか過ごしにくかったですね。
それでも今まで放ったらかしだった薪の始末をしなければなりません。
5tくらい有るかな・・・?
2tのトラックで2台分と軽トラで3回350kgくらい運んだので5t有ったとしても不思議じゃないですよね(笑)
今日から少しずつ玉切りして・・・最終的には薪割り機で割って冬の暖房用にしますよ
暖房の熱源も自給自足ですね〜。

まだ終わったわけではありません・・・この様にまだ4tくらいありますよ。
これを全て切るのはいつの事になるのでしょう、遅くなれば木が乾燥して硬くなり切りにくくなってしまうのです。
困りますよね〜

今日はどこから仕事を始めようか・・・
先日作っていただいたチーク材の特製の展示ベースの着色をしてみました
使ったのはチークのオイルステインです。
加熱はせずに常温で乾燥させています

そして2時間ほどして乾燥したら次はクリアーですね
ウレタンクリアーを使いますが表裏の両面を一度で塗ることはできないので片面ずつぬりました
厚すぎず薄すぎず膜厚には注意をして塗ってゆきましょう
薄いと耐久性も落ちますからね〜。

次は1/18のフェラーリF355のホイールボルトですよ
以前作ったお客様のF355のホイールをアイディングの専用ホイールに交換されたので模型の方も交換したいと連絡をいただきましたのでホイールを作りました。
こちらはそのホイールナットです。
3Dプリンターで作った部品にサフを塗りました。

こちらは1/18の京商製のF355のホイールデータに合わせて作ったアイディングホイールです
サフを入れますと3Dプリンターの荒い仕事ぶりが見えてきます(笑)
ここからは部品を削って整形しましょう

次は隣町のS木さんに頼まれたデカールを印刷します
こちらはS20エンジン用のオイルキャップのデカールですねエレファントオイルの物です

そしてこちらはGT-Rの文字ですね
僕はどこに使うのか知らないけど・・・
データを直しています

次はやっとフォードT型のトラックですよ
あっと言う間に終わります
ミッションが車体の裏につくのですが真横から見ますとどうやら見えてしまう様なのです
仕方がないからコブラ用のミッションを複製して取り付けようかと思うのです・・・
何もないよりは良いじゃないかな〜

複製のために足をつけます
1.0mmのプラ棒を使いましょう

複製のために
プラ板の表面に接着します


そして本日の本題に入りましょう
アイドロンのミニカーを大急ぎでオレンジに塗り替えて欲しいと言うご依頼が入りました
期限は5月22日です
早速分解いたします

ドアの内装を外します
新品の商品がバラバラになります

内装を取り外します
知恵の輪の様になっていますから十分注意が必要ですね

テールレンズを外しても終わりではありません
内側にある反射板も綺麗に外しましょう

フロントのインテークの奥に見えますラジエターですが
恐ろしい事に2枚のエッチングで作られています
普通ハンドメイドでもここまでではありません・・・
しかも見えるか見えないか微妙なラジエターにこれだけの力が入れられています
メイクアップさん本気ですね〜。

ドアの内装の上側にもボディカラーの部分があります
ここも忘れずに外してリペイントしましょう
オープナーのレバーは別部品なので外しておきましょう

外した部品はこんなにも多量になりました
多いです〜

ボディはこれで何も無くなりました
分解完了ですね〜!


時間がないので早々にシンナーのお風呂に入っていただきます

古歯ブラシでこすって綺麗にいたしましょう
ボディカラーを落としますとこんな色になります
ボディカラーの赤が染みてしまって普通のレジンカラーにはなりません(笑)
ピンク色ですね〜

そしてホワイトサフを塗っています
サフが終わったら加温して硬化促進します
硬化したら600番くらいのペーパーを使って小さな埃や塗料の寄りを削ります

オレンジに少し黒を入れて調色します
少し暗くなりすぎたのでオレンジを足しました・・・
ほんの気持ち明るい気はしますがあまり暗くても軽快な感じがロードスターから消えてしまうので少し明るめにしてみました

ボディに塗ってみますと・・・こんな感じです
ディスプレーによっても色が違ってみますが・・・まあ雰囲気という事で。