Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.6

2019-05-06 19:51:03 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は曇りでしたね。

朝一番で隣町の松江市の模型屋さんに完成した宇宙戦艦ヤマト最終決戦仕様を納品してきました。
348Zagatoで行こうかと思ったけど、出がけに雨がパラパラしたので軽トラックでの納品になりました。
結局雨は降らずに止んでしまったのですけどね・・・
ついでにクレオスの塗料を有るだけ買い込んで戻りましたら鳥取県のOさんがご来店でした。
塗料を仕入れられたので丁度良かったです。

さて本日の仕事もご紹介致しましょう。
少し前に削ってクリアーを塗ったハイマウントストップランプとリアモニターのカメラですが資料写真はこの様な感じでしたよね。
ボディと色が同じ感じなのでクリアーの部品なのか判断がつきません、まあBBRさんもキットを作る時点で取材をしていると思うので間違いでは無いと思うので・・・ここはBBRさんを信じましょう(笑)この角度での写真はなかなか無いので貴重なんですよね〜。

と言う事で部品を取付けました
クリアーレッドの部品なのでクリアーの塗料を塗っても質感がボディとは全く異なりますね。
なかなか良い感じだと思うのです。

外装のパーツですがいよいよ残りが少なくなってきましたが、難問があります。
その一つがこのライトです。
キットではこんな透明の塊を差し込んで接着しましょう・・・せめて裏の方はシルバーに塗って下さいね・・・って感じでしょうか??
これを使ったらBBRの完成品と同じになってしまいますからここは作り直しが必要な所で頑張りどころですね。

実車の構造はよくわからないというのが正直な所ですが当時はまだ珍しかったLEDを多用した照明になっている様なので多分ヘッドライトもLEDを縦にいくつか配置してあるのではないかと思います。

と言う事なのでまずはライトの凹みの中をシルバーに塗っています。
これは難しい作業では無いですよね・・・ボディのクリアーがウレタンなのではみ出た部分はクレオスのシンナーで拭き取ればOKです。

そしてアルミパイプを5.0mm程にカットしてバフを掛けてピカピカに磨きました穴の部分はピンバイスでさらって掃除しておきました。
下の写真はまだバフをかける前ですね。

それをボディのヘッドライトの穴の部分に接着します。
下側が一番大きなパイプで上側に行くに従って細いパイプになる様にしています。

上まで接着しますとこんな感じですね〜。
何となく似てませんか?(笑)
もうちょっと実車の構造がわかれば作り方も有るのですけどね〜
今有る資料ではこれが精一杯かも・・・(汗!)

ここで昨日クリアーを塗って作って置いたピニンファリーナのエンブレムを取付けました。
このエンブレムですがデカールだけではなく洋白帯金をカットしておいてその上にデカールを貼ってクリアーコートした物ですね。
いくらか厚みが欲しかったのです。

次はライトのカバーを作りたい所なのですが、バキュームで作るなら同じ作業は同時にしておいた方が良いですよね、そこでフロントウインドウも作って置く事に致しました。
まさか完成品から型取りする訳にもゆきませんから新品のキットから対象の部品を取り出してきました。
しかしながらバキュームは新品の方も黄ばんでいまして使えそうにないのです・・・

ひょっとしてウインドウのスクリーンは黄色く色がつけられているのかな?
と思って実車の写真を見ましたがクリアーだろうと思われます。

現在組立て中の物と新品のキットは同じ時期に作られたのかどちらも同じ位黄ばんでいますね。
バキュームを作り直す型の為に新品キットを開けさせて頂きましたので余分を作って黄ばみの無い部品を作って同梱しておきましょう。

先日模型屋さんから頂いた硬化時間の短いシリコンを使います。
硬化剤と混ぜて流しておきました。

ついでにライトの部分が付いていますボディのフロント側の部分もシリコンを剥がしておきました。

ライトの周りだけ有れば良いのですけどね〜。

明日はライトのカバーの制作やフロントウインドウの制作を行ないましょう。