Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ヘッドライトの製作

2017-02-12 22:25:26 | Ford ModelA Hot rod
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本日のアトリエの外はこんな感じでした。
一見天気が良いのですが、この後も曇って来まして雪がチラついたり・・・前が見えない程降ったりを繰り返しておりました。
この天気で随分雪が溶けたようですがそれでもまだまだ沢山有ります。
そして天気予報では火曜日くらいまでは雪のマークが入っています。
本日は早じまいをして自宅のカーポートの上に積った雪を1/3程落としておきました。
数年前にカーポートの屋根が折れてしまったのでそれ以来早めに雪を下ろす事にしています。
そんな事も有って今日は疲れました・・・


さて製作の方もご紹介してゆきます。
フォードモデルAのヘッドライトから作ってゆきましょう。
まず、ヘッドライト本体の方から削ってみました、左右のケースを同じ形状に削りたいので切削量や角度を決めて何度も削り直します。
最後の仕上げはヤスリとペーパーですね。

ライトケースを切り取る前にこの状態で取り付け用の穴をあけておきましょう。
切り離してからですとこの穴を開け難いのです、まあつかみようの無い形状をしていますからね。

突っ切りバイトでライトケースを切り離します。
でも突っ切りバイトで切っただけではこのケースは不十分なのです・・・

ライトケースの中央をリューターで削ります。
真鍮なので比較的柔らかいけどやはりなかなか削れないですね。
支えている指が熱いしなかなか大変なのです、まあ時間をかけてゆっくりと削りましょう。
そしてライトステーに仮組してみました。
フロントのワイド感を出す為に少し両側にライトの位置を寄せています。

次はライト本体を削り出した丸棒からライトリングを作りました。
同じ丸棒から作る訳は同じ直径の物を作りたいからですね、外径が同じなので同じ大きさの物が出来る訳です。

仮組ですがライトリングをライト本体に取り付けてみました。
今は真鍮の輝きしかないですが最終的にはメッキをかけますので格好よくなると思いますよ。

前から見ますとこんな感じですね。
もうわかりますね、ヘッドライト本体の部分を掘っていましたよね・・・ここにいつもの様にアルミで作った反射板を入れてレンズを取り付けるのです。
あの掘り込みが無いと反射板が奥に収まらずにレンズが飛び出してしまうのです。


明日はホーンとエキゾーストを作りたいかな!?

SAアペルタ ハードトップ修理

2017-02-12 20:28:50 | その他
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本日も出勤したら雪が積っていましたね。
この最近は出勤=雪掻きと言うパターンが決まっておりましてもう肩や腰の痛い事。
良い加減にして欲しいですね・・・。

仕事の方はまず修理からです。
どうしても納得がいかなかったのでSAアペルタのハードトップの修理を始めてしまいましたのでその続きをご紹介致しましょう。
元々は樹脂の浮きが出て来ていたのでそれを直したかったのですが他の部分でまた同じ様になると御客様にご迷惑でしょうからこの際全てやり直しをする事にいたしました。
ダイキャストのハードトップなので真鍮板やハンダ付け等の方法は使えませんからパテの中でもダイキャストに密着が良いファイバーパテを使っています。
1度目のポリパテを研ぎましたが少し凹凸が有りましたので再びパテを盛っています。

ここで一液性のエポキシ系のサフを入れてみました。
面出しは十分なのですが気泡が入っていました、まだまだ十分では無いという事ですね。

どうやらファイバーパテに気泡が入っていた様で細かな気泡が結構有りました、目の細かなポリパテを使い少しづつ埋めておきました。
ナイフで気泡を突いてみますがそう大きな物ではないのですが、この後ブラックを塗ってからデカールを貼りますので下に気泡が有れば将来的に膨らんで来ますからこの時点で綺麗に埋めておく方が良いですね。
パテは擦り込む様に盛ります。

目の細かなパテが硬化しましたら800番程度のペーパーで研ぎます。
これ位細かく仕上げてありますともう大丈夫でしょう。

グロスブラックの下地としてウレタンサフを塗っておきました。
これで明日はグロスブラックを塗る事が出来ますね。