Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

展示ベースのターンテーブル製作Ver.2

2017-02-03 22:00:00 |  Stratos JeansChicago
The person who hopes for the English version click this, please.

今日は大変良い天気で室内では結構暖かだったですね。
これくらいの気温ならかなり過ごしやすい感じがします。
こんな天気がいつまでも続く訳も無いのですが・・・出来るだけ続いて欲しいと言うのが本音ですね。
日が射し込みますと屋内でもかなり気温が上がっておりました。

そんな中ですが思いもよらない御客様がお二人お越になりましていい物を拝見させて頂きました。
中身は書けませんが・・・(笑)

さて本日はまずチョロQ用の展示ベースからですね。
御客様から展示ベースに取り付けるプレートをお預かりしていますので少し擦り合わせて展示ベースの凹みに嵌め込める様に加工します。

何度か擦り合わせをして凹みにピッタリに調整致します、綺麗に収まりました。
まだ両面テープは貼っていないのですが一旦嵌まりますとなかなか外す事が出来ません(笑)

透明なカバーをかぶせて完成ですね。
これから梱包をして関東方面の御客様にお送りしました。
明日の午後にはお届け出来るんじゃないかな〜。

昨日ターンテーブルを仕込む為に展示ベースを作ってくれた野白木工所に工房に持ち込んだのですが夕方までの加工をしてくれました。
夜に取りに行って今日はターンテーブルの取り付けが出来ます。
加工した展示ベースはこんな感じです。
簡単に加工するならターンテーブルの部分はベースの板の上に段を付けて出しておきましてベアリングの部分だけ展示ベースに埋め込む方が簡単で納まりが良いかもしれませんが展示ベースとターンテーブルの間に段を付けたくなかったので敢えてこの様な配置に致しました。
すでに展示ベースの塗装が終わっていたのでこの部分の塗装をやり直す必要が出て来ます。

ベアリングが入る部分の微調整を行ないました。穴の位置を微調整する為にアルミの棒にペーパーを貼付けまして少しずつ削ってゆきました。

角の部分や凹んだ部分等もう一度ペーパーをかけまして綺麗に整えます。

削り合わせた展示ベースとターンテーブルですがもう一度確認の意味で展示ベースに組み込んでみます。
綺麗に収まりますね。

確認が終わったのでもう一度フラットのクリアー塗料を塗っておきます。
ウレタンクリアーを塗って硬化を待ちます・・・
そしてラッカーのフラットクリアーで仕上げます。

上の画像と同じ様な感じですが・・・目的は全く違います。
ガラスの上で板を逆さまにしてボールベアリングを接着します。
何故この様な方法を取るかと言いますと展示ベースの面とターンテーブルの面を同一にしたいからです。
接着剤が硬化するまではこのまま保持しておきます。

接着剤が硬化しましたらターンテーブルを取り外しまして、ランチアストラトスを取り付けました。
取り付けは前後に2カ所(前側は位置決めだけです)固定しております。

そしてそのターンテーブルを展示ベースに戻します・・・
何と格好が良いじゃないですか!
しかもその位置でクルクル回ります・・・好きな角度で作品を眺められます。

一つだけ予定外だったのは作品を止める為のビスがベアリングにターンテーブルを止めるパーツにかかってしまった事ですね。
その部分だけリューターで削ってビス穴が見える様にしておきます。

2台とも作品を取り付けました・・・こんな風に色々な角度で作品を楽しめます・・・。

如何でしょう・・・指でクルクルと回せます。

次は展示ベースに取り付けるプレートを作りましょう・・・・
ここは御客様からストラトスの文字をドアの上側に貼ってある特殊な字体の物に変更して欲しいというご希望を頂いておりましたので・・・2種類作ってみました。
上側はランチアのマークとストラトスの特殊な文字の組み合わせです、もう一方はランチアは普通の字体そしてストラトスは例の特殊な字体を組み合わせた物です。
マークを使った物は少し上下の幅が広く取られてしまいますので下側の文字が少し小さめになってしまいます・・・一応両方準備しておこうかと思っています。
御客様に選んで頂いて・・・あるいは両方お渡しして好きな方を貼って頂くとかしようかと思います。

プレートはアルミ板を使用します、
表面を整える為にスチールウールを使ってヘアライン仕上げをしています、この後ここにデカールを貼ってウレタンクリアーで仕上げます。