Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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SAアペルタ修理Ver.2

2017-02-10 21:16:47 | その他
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もちろん本日はフォードモデルAの製作だけでは有りません。
SAアペルタの修理の続きも行なっております。
残りの作業はもう少ないから本日完了の予定だったのですが・・・

さてハードトップのサイドウインドウの枠の部分が壊れていたので修理をしてグロスブラックに塗ったのが昨日までの行程でしたね。
一見何の問題も無い様に見えますが、実はそうでなかったのです。
この後デカールを貼り直した部分にウレタンクリアーを軽く塗って硬化を待って昨日足付けした全体にウレタンクリアーをパラ吹きしたときの事です、何となく2カ所程塗装が膨らんだ部分を見つけまして・・・。
少し傷が有る所を見ますとどうやら運送中にこの部分が当たって芯になったプラ板が剥離してしまった様なのです。

仕方がないのでルーフの上側の部分の全てを剥がしてしまいやり直しをする事にいたしました。
ここまでの修理を依頼された訳ではないのですが、依頼されていない部分でも問題が有る訳ですからこのままお返しする訳にはゆきません。
中央の凹んだ部分を再現する為にマスキングテープを貼っておきます。

ダイキャストのボディには相性の良いファイバーパテを盛りつけましてマスキングテープを剥がします。
エッジの部分に一部剥がれが有りますがファイバーパテ一度で完璧に補修完了とは考えていません、むしろ正しい形状になる事を優先していますからこのままで硬化させます。

ファイバーパテが硬化しましたら表面を削って滑らかになる様に仕上げます。
まだペーパーは荒い物を使っていますので仕上がりはスベスベでは有りませんが全体のラインが狂わない様に仕上げてゆきます。

まだまだ細かな凹凸や気泡が有りますからポリパテのスベスベを盛ってゆきましょう。
特別低い部分は別ですが気泡の有る部分はパテを擦り込む様に盛ってゆきます。

ポリパテを400番のペーパーで研いでみました。
まだ凹凸は有りますが少しずつ整って来ましたね。
ファイバーパテなら密着が良いので少々ぶつけても剥離する事は無いのではないかと思います。
フロントスクリーンの角の部分には結構強く当たった跡が有りました、プラ板とダイキャストの接着は瞬間接着剤しか無いので部分的な衝撃に弱かったのかもしれませんね。

リアバンパーの製作

2017-02-10 20:37:11 | Ford ModelA Hot rod
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本日の山陰はこんな天気です。
昨夜は10時頃から雷が鳴りまして雪が降ったのです、アトリエ付近は15cmくらいの積雪でした。
しかし、昼間はこんなにも良い天気でした。
15cm降った雪は夕方までにほとんど溶けてしまいました。
写真を撮った午前中には中庭も真っ白だったのですが・・・午後には近くの道路は乾いていました。

本日は1/18のミニカーでこんな物が届きました。
マテルのミニカーでFerrari458スパイダーなのです。
何をいまさら・・・と思われるかもしれませんが・・・

先日仕入れましたBBRの1/18Ferrari458Speciale Aと組み合わせてフル開閉のモデルを作る予定です。
その為のベースになるミニカーなのです。
今修理しているSAアペルタのご依頼者様からのご依頼で少し先になりますが製作予定です。


さて製作です。
本日はバッドタイミングでカメラの電池が切れてしまいまして写真が2枚しか有りません(汗)
途中からの写真で申し訳ないですね。

フロントバンパーを作る為に1.0mm角線をロールで潰して少し厚めの平板を作ります。
2枚を並べておいて0.5mmの真鍮線をハンダ付けしています。
この場合大切なのは2本の平板がきちんと平行になっている事ですね。

真鍮線をハンダ付けした部分からカットしまして少しRを付けて曲げて両サイドを削っています。
フォードモデルAバンのリアバンパーは2分割になっている様でしてホットロッド仕様も同じ形状で作る事にいたしました。


まだ取り付け方法を考えないといけないのですが・・・先は長そうですね。