Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの制作Ver.4

2015-08-08 18:56:51 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日は昨日の続きの草刈りをしました、まあ暑かったのですがもう慣れた感じもします。
それとも秋が近づいて来たのか??

それとも今日はたまたま少し涼しかったんでしょうか?まあいつもの様に汗は出ますけど・・・昨日は途中で断念する位暑かったんですが今日は幾分マシだった様な気がします。
外は蝉の大合唱ですね~
何せ田舎にアトリエが有るので周りは山なのです・・・(笑)

着替えてから冷たい飲み物を飲みますとホッとしますね~。
さて制作を開始致しましょう。
今日は昨日予定しておりました様にシリンダーとオイルパンのフランジの部分を作り直す所から始めます。
一体どこが良くなかったのかは後ほど・・・
また洋白板の0.3mmを切っています、今回は幅が少し広めの9.0mmですね。

板を金床の上で叩いて歪んだ面を直しまして重ねてハンダ付けします。
今回は6枚ずつ重ねて二つの塊にしています。
ボルトを通す為に穴を開けるのですがこの穴のサイズが0.5mmを予定していたのですが昨日の部品はドリルのキリを間違ってしまい0.8mmの穴を開けてしまっていたのでした・・・。
暑くてボ~ッとしていたのかも・・・(笑)
当然ですが0.5mmのキリでは深い穴を開ける事が出来ませんので一度に開ける穴を浅い物にしたいので重ねる枚数を少なくしたのです。

そして穴を開ける順番も変えました。
昨日はフランジの部分を規定の大きさに削ってから開けていましたが細かなキリですと洋白板の縁に近い部分に穴を開ける場合横にずれてしまう事が有りますから比較的余裕の有る部分に穴を開けておいてから周りを整形してゆく手順に致しました。
洋白板の幅を広めにしたのもその為ですね。
そして本日作ったのが左側の物、右のは昨日の物ですが穴の大きさが違うのは一目瞭然ですね~。

穴を開ける作業が完了しましたので周りの加工をしました。
もちろんフライス盤を使って削っています。
今度は右の二つが本日作った物、左側は昨日の物ですね。

加熱したハンダゴテを当てて洋白板を分解致します。
当たり前ですが余分なハンダが付いていますからペーパーを使って削り取ります。

次はエンジンのフロント側のマウントを作ります。
マウントの大きさは2.5mmX3.2mmX7.5mmの角材で中心にエンジンマウントを止める為の0.8mmの穴を貫通しておきます。
フライス盤で削って部品を作っています。
やっぱり手間はかかりますが削り出しの部品はシャープで良い感じですね。

長さを7.5mmになる様にカットしました、この後は切り口が残っていますのでこれを削ります。
もちろん奇麗に削るのは旋盤を使いますよ。
ヤスリで削っても良いのですが厳しく直角を出す為にはやはり機械ですね~。


このエンジンマウントの部品ですがどの様に使うのかと言いますとこんな感じですね~
シリンダーのフランジの上側に昨日作ったシリンダーを中央に乗せますその前側に先ほど作ったマウントを取付けますと良い感じに収まりました。