Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今年もあと少しになりましたね~!

2013-12-26 19:28:10 | Ferrari250TR NART 1958
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気が付けば今日はもう12月26日でして、後5日で今年は終わってしまいます。
クリスマスイブ辺りまでは「まだまだ時間は有るさ~!」と思っていましたが、ここまで押し詰まってくると時間が過ぎるのが早い早い!
あっという間の12月26日ですね。
多分ここから先はまだまだ早く感じるんでしょうね~
自宅の大掃除や、お店の大掃除はいつ出来るんでしょう~!?(笑)

さて今日はここから・・・

最後の1台のシャーシとなります。
ナンバーが4となっているのは間違えて5を先に作ってしまったからです・・・一昨日は疲れていて間違えちゃったんだな~きっと。
作っていて一つだけミスをしたのがフレームの線の太さですね。
実はこのフレーム1.5mm/1.0mm/0.8mmの真鍮線を組み合わせて作っていますが途中0.8mmを使わなければならない部分に1.0mmを使ってしまいました。
見た目が変で??と思っていましたがフレームを採寸して間違いに気が付いたと言う・・・お粗末!!!
でもきちんと分解して作り直してありますから御心配なく。

フレームが5台とも完成したところで、次はエンジンマウントを決めなければなりません。
後ろ側は1.5mm角の真鍮角線を切ってエンジンマウントに接着して持ち上げております、前側は0.5mmの真鍮板をシャーシのエンジンマウントとエンジンの間に入れています。
これで丁度良い具合では無いでしょうか・・・。
使用予定の250系のエンジンはオイルパンが前下がりになっているのですが使用する予定のテクノモデルの物だけかと思っていましたが、何気なくメイクアップのスーペリアのエンジンをみたらやはりオイルパンが前下がりになっていたのでこれはこれで正しい様ですね。

前側のエンジンマウントはこんな感じでシャーシにハンダ付けします。
後ろ側が斜めに削られているのはオイルパンをクリアする為です。

エンジンマウントの取り付けで一番難しいのは左右の高さを合わせる事ですね。
高さもですが前後関係も大切な所です、こんな場合は左右で一体にエンジンマウントを作っておきましてこれをハンダ付けします。
両端を曲げてあるのはフレームに対して接続面積を稼ぐ事で強度はもちろんですがこれ以降ハンダゴテの熱が回ってしまい分解してしまう事を防ぐ為でもあります。

ハンダ付けをしたエンジンマウントはそのままではエンジンの下部に当たってしまいエンジンを正常な位置に取り付ける事は出来ません、なので中央部分は糸鋸で切り落としてしまいます。
ハンダ付けをする場合は一体で付けておいて中央部をカットすれば左右の位置関係はそのままに取付ける事が可能になります。

中央部を切り落としたらオイルパンにかかる部分をヤスリで削ります。
この時に左右の形状を合わせておく事が必要ですね。

高さはまだ調整の余地がありますが位置関係はこんな感じになります、エンジンが載ると一気に車らしく感じますね。

今回エンジンを載せていますが高さはまだ調整を要します、後ろ側は1.5mmの真鍮角線を2mmの長さに切ってRエンジンマウント下側に仮止めしてあります。
前側は0.5mmの真鍮板を2mm角に切ってFエンジンマウントの下側に仮止めしています、フレームの形状が複雑なのでエンジンマウントの前側と後ろ側の高さが違っているので調整用のシムの厚みが変わって来ます。

これは後ろ側のシムを接着した画像ですがこれは仮の姿でして本来は高さを変えられる様なエンジンマウントの形状を考えなければなりません。

後ろ側は1.5mm、前側0.5mmなら後ろ側を1.0mmにすれば前側はシムが不要になると思われるかもしれませんがそうすると今度はエンジン全体が0.5mm下に沈んでしまいましてエンジンルームを見た場合にエンジンが少し低く見えてしまいます。
実車ではエンジンマウントは低い方が重心が下がりますから良いのですが模型では見栄えを重視しますから・・・(笑)
後ろ側も左右一体のまま取付けて左右の高さを合わせる様にいたします。

中央部のカットはフロント側のマウントと一緒で糸鋸で切り取ります。

後ろ側のマウントはヤスリで整形しておきます、またフロント側は0.5mmの真鍮板をハンダ付けしておきます。
こんな時にフレームに巻き付けたマウントの接合面の大きいのが生きて来ますね。 

何とかエンジンの位置は決まりました。
少しづつの手直しは必要ですが何とかなるんじゃないかな~!(笑)