Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントのリーフスプリングを作ります

2012-11-22 11:41:46 | Bluebird 1933
11月の11日にホビーフォーラムが開催されたのはまだ記憶に新しいですが、フォーラ前は模型関係のブログも頻繁に更新しておられて楽しく拝見する事が出来ましたがフォーラムが終わった途端に更新が少なくなってしまいましたね。
寒くなって来る季節も有りますが少し寂しく思う今日この頃ですね(笑)
まあ普通は趣味での制作ですから制作時間などの事も有りますから無理は言えないっすよね、まあブロガーの皆さん頑張りましょう~!
今日は少しキットの事も書いてみましょうか、今、メタルキットというとエスプリ43が有りますが、次の新製品のフェラーリ375S/N0378は27個しか作らないんですね。
世界で27個なんてもう商売にならない数字でしょう。
しかも日本に何個入荷して来るのでしょうか??
その次のS/N0358パナメリカーナは67個、S/N0472は27個、S/N0490は67個となっています。
どの車も少しずつボディが違うのか細かな部分が違うのか・・・分けて発売をされる様ですね。
全部でも200個以下の生産になりますのでメタルキットファンの方は予約が必要かもしれませんね。
いずれにしてもこの数ではキット販売が続けられる限界の数を下回っていますのでこのままでは絶滅が心配になってしまいます。
1個あたりの単価を上げるかキットの制作を諦めるかの判断をしないといけない時期が近づきつつ有る事だけは確かの様ですね。

ヒロさんの1/43キットは売れているのでしょうか・・・!?

さてブルーバードはフロントのサスペンションの制作を進めておりますが順番的にはこの辺りでリーフスプリングを作っておいてアクスル位置を決めておきたいですね。
ここで再登場するのがあの治具です
と言っても板に穴を開けただけの物ですけどね。
穴を1.2mmに拡大して外径1.2mm内径0.8mmのパイプを通しましてリーフスプリングの素材にハンダ付けをすればボディ側のステーの位置とリーフスプリングの長さを奇麗に揃える事が出来ます。

リーフスプリングは板状のスプリングが何枚か重なっていますが透し図をよく見るとその端が全て丸く削ってある様な形状である事がわかります。
これは何かスプリング自体の性能に関わる処理なのかわかりませんけども取り敢えず一つずつ削っております。

重ねてハンダ付けをしておきますがこれはメインのスプリングの上側の物だけです、下側にはまだ沢山のスプリングが重ねられていますのでこれからまだまだ同じ様な作業が続きます。


こちらが下側のスプリングになります。
いかにも重量級の車らしくリーフの枚数が段違いに多いですね。

リアのスプリングと同様に個々のリーフスプリングをボルトナットで連結していますので、重ねたリーフの側面に糸鋸で溝を切ります、この溝に0.3mmか0.4mmの金属線を入れて表現しますと実車に近い感じが出せると思います。

上下のスプリングを一体化してリーフスプリングの完成です。

シャーシにスプリングを取り付けて・・・


これで目出たく終わりじゃないのです。
フロントアクスルの制作はここから採寸して寸法を検討し制作開始となります、それだけ複雑な形状をしています。
これからですよ~!

バイク・・・入院しました(笑)

2012-11-22 10:57:01 | その他
昨日は週に一度の定休日でして普通ならバイクいじりをして楽しむのですが、どうもアイドリングの問題が解決しないのです。
キャブは交換、点火時期も正規のタイミング、点火コイルも交換、ガソリンも新しい物に交換・・・したのにアイドリングが出来ない。
アクセルを開いていれば回転するので敷地の中を走行する事が出来ます。
加速も減速も全く普通です。
ただアイドリングが無い・・・。
と言う事で近くのショップに入院させました。
このバイク屋さんは古い物も結構やられる様なので・・・。

私のバイクはバラバラですので色々とやらなければならない事が沢山有ります。
本日はまず割れたカウルを修理しておきます。

私のマグナムには幸いな事にAR50の初期型タンクとサイドカバーが付けてありますが左側のカバーに少し割れが有ります。
なぜ全くストレスのかからないここが割れているのか、想像がつきませんが直さないと再塗装も出来ません。
割れた部分の塗装を剥いてみるとポリパテが沢山盛ってあります、結構いい加減な修理をしたのがわかりますね。
このカウルの素材はP.Pの様なのでどうやって修理するのが良いでしょうね~。
ちなみにこのカウルの後ろ側はホットグルーガンで盛ってありますが盛ったもの自体が割れて来ていますのでこの方法は良くないみたいですね。
P.Pの修理というと裏からハンダゴテで溶かしながら補修していく方法が一般的ですかね~?
裏はこの方法で、表はプラリペアを盛ってみましたが密着は少し弱そうですね。
それにしてもこのパテは剥がさないといけませんね。

裏にはこんな注意書きが貼って有りますが、これは塗装時に塗られてしまいますから今のうちに画像を撮っておいて後で復元しましょう。
新品部品が出てくればそれを貼るのが一番良いですが、今も出て来るかどうかわかりません。
また国内版のAR50には日本語の注意書きが貼って有るのでしょうか?この注意書きは英語と日本語の表記が両方付いていますね。

裏側はホットグルーガンの樹脂が盛ってありましたのでまずは欠き取る事が必要でしたがリューターで削るとこの樹脂がビットに巻き付いて大変始末の悪い物でして苦労致しました。
最後は彫刻刀で削ったりしました。


画像が飛んでしまいますが下の画像は盛り付けたプラリペアーを削ってポリパテを盛った所です。
どっさりと盛ってあった当初のポリパテはサンディングで剥がしましたが本当に凹んでいる部分はパテが残っています。
この凹みを取るだけならこんなにもパテを盛る必要は無かったと思いますね。


サイドカバーはもうパテまで付けてしまいましたからプラリペアーのリペアーを説明するのに何か無いかな~と見渡しましたら先日壊れてしまったドアの郵便ポストのプラ製のカバーが有りました。
時間の経過で変質してしまい硬くなった所に無理な力がかかった様で割れていますね。
幸いにもバラバラにはなっていないのでこれで補修の説明を致しましょう。
まず亀裂が入っている亀裂の一番先の部分に2.5mm程の穴を開けます、これは切れ間類穴を開ける事で亀裂がそれより先に延びない様にする為です。

接着面積を稼ぐ為に割れの部分を厚みの半分くらい削って溝を掘ります。
つまり接着面積を増やす訳ですね。

溝に樹脂を盛ります・・・硬化は結構早いですが完全に硬化するまで動かさない方が良いですね。

ペーパーをかけて表面を均しますが樹脂は結構硬いですから結構時間がかかりますね。

ペーパーをかけて100%均す事は出来ないかもしれませんが良いのです。
ポリパテを使って細かな凹みを無くします。

バイクのサイドカバーは結構柔らかいP.Pですので力をかけると曲がってしまい面出しが結構難しいかもしれませんね。