kotoba日記                     小久保圭介

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路の景

2007年09月10日 | 生活
今日は柳の木の剪定がありました。
僕は見ていなかったのですけど、
ツバキノオジは見ていました。
長い枝がすっかり切られて、
すっきりしたその様は、
ロングヘアーをおかっぱにしたようでした。
今年の夏も、この柳の木陰にいて、
暑さをしのぎました。
木の下は気温が下がる原理を、
先日テレビでやっていましたけれど、
説明できません。二酸化炭素を葉が吸い、酸素を出す時、
水蒸気が確か葉から出て、それで涼しくなるのだそうですけれど。
暑さから助けてもらったと、
昨夜の雨で濡れたごわごわの幹を、
いつものように、僕とオジは手で触って、
御礼を言いました。

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マラソンの選手らしき人が、練習を兼ねて走っていきます。
自転車に乗って走っていく時もあります。
オジと僕はとうとう呼び止めて、
名前を訊きました。
11月の東京マラソンに出場するそうです。
その後、
オジと僕は黄色くなったイチョウの葉っぱに、
「** がんばれ!」とか「フレーフレー **!」
と書いて、朝マラソンランナーが来るのを待っていましたけれど、
あまりにスピードが速いので、
会釈だけして、応援葉っぱは渡せずにいます。
葉っぱはしおれて、僕らもしおれた気分でした。

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ナンバープレートに「富山」と書いてあるトラックがありました。
労働の話をしがてら、
今から富山へ帰るの? と僕。
そうだ、とドライバー。
富山は、面白いところで、
荒木経惟の写真展や、
去年だったか、オノヨーコの個展をやったり、
で、とても面白い、
と、ドライバーと話していました。
「よく知ってますね」
とドライバーが言いました。
きっと彼もそういうアートが好きなのでしょう。
そういう匂いがあったから話しかけてみたのですけど。
「僕にしたら、名古屋は凄いと思う」
と彼は言いましたけど、
僕は富山の方が面白いと思うのでした。
富山に住む野田さんのことを、思い出しながら。



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