kotoba日記                     小久保圭介

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拾ってほしい

2009年10月01日 | 生活
今日から衣替えです。
ところが、朝から、
「暑いー」
とオジと僕は言いました。
天気予報の気温では、
それほど暑くないけれど、
ご飯を食べ、自転車を漕いだあとだと、
朝はまだ暑いのです。
でも、
夜になると、ぐっと冷えてきて、
「やっぱり、冬服でよかった」
とオジと僕は言いました。
月が、東南の空にあって、
しばらく月を見ていました。
オジは、
最近、道に落ちているいろんなものを、
拾わなくなりました。
自然観察員をしていた時の癖で、
ずっと拾っていたのですけれど、
「もう拾わない」と宣言してから、
すっかり、拾わなくなりました。
「拾えばいいのに」
と僕。
「いや、もうやめた」
「拾わなくなって、何か変わった?」
と僕。
「幅が狭くなった」
とオジが言いました。
「幅?」
「世界の幅というか、社会性がなくなった」
とオジは、ぼそ、と言いました。
誰もが、子供の時、
道の上にあるものを、
拾っては、
何だろう、
と、思って、
つまりは、
家に持ち帰って、
だんだん、
どうでもよいものが増えたり、
ということがあります。
僕は、
またオジにいろいろ、
拾ってほしいな、
と思っています。
どうでもよいもの、
くだらないものほど、
遠くへ、僕らを運んでくれるような、
気がします。
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