kotoba日記                     小久保圭介

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気をつけろ

2020年04月30日 | パンデミック
  



歴史学者
ノアハラリ氏へのインタビューの
動画を見る

衝撃を受ける
ャXトコロナがどんなふうになるかを
世界の知が発言していた

あまりにシリアスなので
気落ちする
これはいかん
というわけで
今夜
サイセイ氏と電話する予定

八百屋に行く
まあけっこう
安いものが出てきたので
安い野菜をたくさん買う

---

内田樹氏のツイッターが
Yahooの記事にあがっていて
内田樹氏へのバッシングが凄い

内田樹氏のtweetは
「要請だから従う義務はない 従わせる権限はない」
という内容

ここで
昨今
世を賑やかしている
パチンコ屋騒動
心情としては
「閉じたらいいのに」
というふうに思っていた

ところが
それは確かに
義務ではない

しかし
世は内田氏に言う
「あなたは判って言っているのにどうしてなんだ? おかしいじゃないか!」
的なバッシング

八百屋に行く道中
何故
内田樹氏が
あのようなツイートをしたのだろうか

ハッとした
判った
冷静になれ
ということ
法治国家です
ということ

みんな自粛のストレスで
敵を作りたがっている
それは何でもいい誰でもいい

そしてわたしもまた
冷静さを失っている一人だった
反省した

いつだったかまだ
1月か2月のはじめだったと思う
大好きなシンガーソングライターの金森幸介氏が
大事なライブを
中止した
それは活動何周年かの
大事な大事なライブだった
お客さんも予約で埋まっていた
その時
金森幸介氏は言った
「ライブをやるやらないは自分で決めこと。だからライブを自分が苦渋の選択でやめたからといって、他でライブをやる人を非難することはない。それはしてはいけない」
という主獅フ記事だったと思う
その通り
選択は自由

未だ影響を与える
いとうたかお氏が
何故
「stay home」に「I」を加えたか
それがどうしても
しっくりこなかった
やっと判った

わたしはわたしの意志で
I stay home

その言葉の意味がやっと
判った

すべて
繋がった


パチンコ屋
それは自由
やろうがやるまいが
行こうが行くまいが
それは勝手
それでいい

ただ浮「と思ったのは
311の時でもそうだったけれど
同調圧力
これが浮「

右ならえの文化の悪いベクトル
みんなすごいバッシングをする
ストレス解消のため
そしてパチンコ屋と客を批判する人は
パチンコをしないひとたち
または歓楽街を批判する人は
そういうところに行かないひとたち

実感がない
快楽が判らない
世界が違う

ここで大事なのは
『自分がそこにない』
という理由で
他を排除すること
これは傲慢

いくら感染拡大するといっても
だったら地下鉄は?
スーパーは?
オフィスでの労働は?

三密でも
緊急性がある?

自粛に権限はない
と内田樹氏は改めて言った

集団心理の浮ウ

関東大震災で
たくさんの朝鮮人が殺された
ナチス政権がユダヤ人を殺戮
アパルトヘイト隔離政策

それとまったく同じ文脈で
パチンコ屋や歓楽街や居酒屋を叩く

それを危惧した内田樹氏も叩かれる

恐ろしい
浮「
と本気で思って
大根を買った
みつばも買った
なめこも買った
人参も買った

八百屋からの帰路も
考えた
同調圧力の中からはい出したいわたしは
冷静になった

法治国家です


自分とは<違う>
自粛を守らない人への
攻撃

恐ろしい

ノアハラリ氏の言っていることが
それに繋がった
結局
群集心理を利用して
国家が統治する仕組み

それは第二次世界大戦で
本当に日本人が反省したはず
はずだった

けれど
こうしてパンデミックの混乱の中で
人々が攻撃的になっている
感情が優勢して
理性が劣勢している

ハラリ氏は言う

世界との共有と
助け合い
そして感情ではなく
科学だ


科学的に
または理性的になること
冷静を取り戻すこと

北野武氏は言った
「こんな時、気をつけろ。イギリスで銃乱射があったのもこういう時だ。気をつけろ」


理性と想像力を持った人たちは
警告する
金森幸介氏も
いとうたかお氏も
内田樹氏も
ノアハラリ氏も
北野武氏も
言う

「気をつけろ」

こんな時だから
特に


マイノリティ(少数派)は
攻撃の対象になりやすい

こうやって
差別
虐待

始まる

自分ではない価値を
今こそ
認めるだけの
許容を持たないと
寛容さを持たないと
危ない

陶酔は
コロナ以降
権力者に
必ず利用される


流行病は
第二章になった
コロナ以降の視野


起きていることを
しっかりと
見極めていきたい
と思います



川の夢を
見ながら










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